【四字熟語】
秋風蕭条
【読み方】
しゅうふうしょうじょう
【意味】
夏の盛りを過ぎて草木も彼れ、秋風が吹くのもさびしいようす。また、盛んだった勢いが衰えて、ものさびしくなることのたとえ。
【語源・由来】
「秋風」は、秋に吹く風。「蕭条」は、ものさびしいようす。また、草木が枯れしおれるようす。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・寒山枯木(かんざんこぼく)
・秋風落莫(しゅうふうらくばく)
・満目荒涼(まんもくこうりょう)
・満目蕭条(まんもくしょうじょう)
・満目蕭然(まんもくしょうぜん)
秋風蕭条(しゅうふうしょうじょう)の使い方
最近、めっきりタピオカを飲んでいる人を見なくなったね。
秋風蕭条として、活気を失ってしまったわよね。
活気を失くした今、生き残っているタピオカ屋さんは、本当においしいタピオカ屋さんってことだよね。
そうとも言えるわね。
秋風蕭条(しゅうふうしょうじょう)の例文
- 落ち葉が風に吹かれるさまを見ていると、秋風蕭条たる心地になってくる。
- いつも満席だったカフェが、感染症蔓延のために秋風蕭条として、がらんとしている。
- 海外からの観光客が激減し、京都は秋風蕭条としているそうです。
- 旅行業界は、今、秋風蕭条としていますが、感染症が落ち着けば、また盛り上がりを見せることでしょう。
- 健太くんは、窓の外を眺め、秋風蕭条たるさまにため息をついた。