【四字熟語】
粗鹵迂遠
【読み方】
そろうえん
【意味】
粗末で役に立たないこと。
【語源・由来】
「粗鹵」は、粗末なこと。「鹵」は、おろそか。「迂遠」は、回りくどく、実際の役に立たないこと。
【典拠・出典】
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【類義語】
・杜撰脱漏(ずさんだつろう)
・粗製濫造(そせいらんぞう)
・杜黙詩撰(ともくしさん)
粗鹵迂遠(そろうえん)の使い方
健太くんの携帯電話は粗鹵迂遠ね。使えるの?
粗鹵迂遠に見えるけど、これでも使えるんだよ。
お兄ちゃんのお下がりなの?
そうなんだ。お下がりは弟の宿命だよね。
粗鹵迂遠(そろうえん)の例文
- 健太くんが作った商品は粗鹵迂遠で、販売できない。
- 思い出が詰まっていても粗鹵迂遠なものは、思い切って捨てましょう。
- 借りたアパートは、粗鹵迂遠だったようで、床がぬけ落ちた。
- 印刷ミスのある名刺なんて粗鹵迂遠、こんなの使えない。
- ともこちゃんは、焙煎したコーヒー豆の中から粗鹵迂遠な豆を取り出すバイトをしています。