【四字熟語】
関関雎鳩
「関関たる雎鳩」とも言う
【読み方】かんかんしょきゅう
【意味】
夫婦仲が良くむつまじいこと。仲むつまじいことの例えとして使われる。
【語源・由来】
「関関」とは鳥が和やかに鳴き交わす声の形容。「雎鳩」は水鳥の名前、みさごとも言う。つがいのみさごが川の中州で仲良く和らぎ鳴き交わしていることで、夫婦がむつまじく、和らいでいることを例えたもの。
【典拠・出典】
『詩経』「周南・関雎」
【類義語】
・鴛鴦之契(えんおうのちぎり)
・琴瑟相和(きんしつそうわ)
・琴瑟調和(きんしつちょうわ)
・比翼連理(ひよくれんり)
・関雎之化(かんしょのか)
【英語訳】
very harmonious
get along well
doing very well
英語例文
喧嘩の絶えないうちの両親とは違い、彼女の両親は関関雎鳩だ。
Unlike my parents who are constantly fighting with each other, her parents are doing really well.
喧嘩の絶えないうちの両親とは違い、彼女の両親は関関雎鳩だ。
Unlike my parents who are constantly fighting with each other, her parents are doing really well.
関関雎鳩(かんかんしょきゅう)の使い方
健太くん、今日はなんだか楽しそうね!何かいいことでもあるの?
うん!今夜はおばあちゃんが来てくれてご飯を作ってくれるんだー!お父さんとお母さんがデートで出かけちゃうから代わりにおばあちゃんを呼んでくれるって!
そうなんだ!いいわね。だけど健太くんのお父さんとお母さんって二人だけでデートとか行くんだ!健太くんの両親って関関雎鳩なのね!
どうかな、でも月に一回くらいはデートとか行ってるかな。
関関雎鳩(かんかんしょきゅう)の例文
- 私の姉はもう結婚して10年になるが、いまだに付き合っていた頃のようにいつも仲がいい。聞いてもほとんど喧嘩はしてないらしい。私は結婚したらあんな関関雎鳩の夫婦になりたい。
- ドラマや映画では関関雎鳩の夫婦は聞いたことがあるし、そんな夫婦になりたいと思って努力してみたがやっぱり思い通りにはいかないな。うちでは毎日のように喧嘩をしている。時に子供に申し訳ないとさえ思うくらいだ。
- 私の祖母と祖父はとても仲が良かった。近所でも評判の関関雎鳩だった。そんな祖母と祖父は亡くなる時も一緒だった。二人ともきっと幸せだっただろう。
- うちの嫁はいつも隣の夫婦を羨んでいる。確かに隣の夫婦は関関雎鳩のように振舞っているが、実際はどうだかわかったものじゃない。