獅子奮迅の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳)
【四字熟語】
獅子奮迅
【読み方】
ししふんじん
【意味】
獅子が奮い立って、猛進するような激しい勢い。またそのうような猛烈な勢いで活動することをいう。
ほんまやな。それは、「ライオンが獲物を追いかけるように、全力で活動する」ってことやな。
怖いもの知らずで問題に立ち向かったり、とても活気に満ちた活動をしたり、目立つような働きをするんやな。
これは、「一生懸命に頑張る姿」を表す言葉やで。
怖いもの知らずで問題に立ち向かったり、とても活気に満ちた活動をしたり、目立つような働きをするんやな。
これは、「一生懸命に頑張る姿」を表す言葉やで。
【語源・由来】
獅子奮迅の「獅子」とはライオンのこと、「奮迅」は激しく奮い立つさま。
【典拠・出典】
『大般若波羅蜜多経』
【類義語】
・力戦奮闘(りきせんふんとう)
・奮励努力(ふんれいどりょく)
・奮闘努力(ふんとうどりょく)
・努力奮励(どりょくふんれい)
・勇往邁進(ゆうおうまいしん)
【英語訳】
furiously
with irresistible force
madly
英語例文
今回の結果は彼の獅子奮迅の働きのおかげだろう。
This result is the fruit of his furious effort.
今回の結果は彼の獅子奮迅の働きのおかげだろう。
This result is the fruit of his furious effort.
獅子奮迅(ししふんじん)の解説
カンタン!解説
「獅子奮迅」っていうのは、ライオンが全力で走り出すような、すごく元気で力強い様子を表すんだよ。
また、自分自身がそんな風に、元気一杯で活動することも表すんだ。
「獅子」っていうのはライオンのことで、「奮迅」っていうのは、すごく元気になって頑張る様子を言うんだよ。
だから、「獅子奮迅の働きをする」と言うときは、ライオンのように元気一杯に頑張って働く様子を表しているんだよ。
ちなみに、この四字熟語の出どころは、「大般若経」っていう古い本から来ているんだよ。
獅子奮迅(ししふんじん)の使い方
健太くん、この前のサッカーの試合どうだったの?すごく行きたかったんだけど、用事があって行けなくてごめんね。勝った?
ともこちゃん、もちろん勝ったよ!来て欲しかったなー。すごいいい試合だったから!
そうなんだ!今度は絶対行くわね。健太くんはゴール決めた?
決めたよ!2本も!すごいでしょ!俺の獅子奮迅の活躍のおかげで勝てたと思うよ!
獅子奮迅(ししふんじん)の例文
- あの映画の主人公は全身血まみれであるにもかかわらず、人質となった自分の娘を助けるために獅子奮迅して多くの敵を倒していった。
- 彼女は仕事に対してとても真面目でいつも獅子奮迅している。それにもかかわらず彼は全く働かない。まったく彼女を見習ってほしいものだ。
- 私の父は一人で私たち子供を育ててくれた。私たちが小さい頃は獅子奮迅して仕事と家事と育児をしてくれたとおじいちゃんから聞いた。
- 僕の息子は運動会で獅子奮迅の勢いでリレーを頑張った。次々に抜いていき1位でバトンをアンカーへと託した。
- 宮本武蔵は京都の一乗寺下り松で吉岡一門の門弟70名以上を相手に獅子奮迅して戦い勝利した。まさに剣の達人である。
獅子奮迅の文学作品などの用例
- 頭の傷口から流れ出る血が右眼にはいり、周三は左眼を頼りに獅子奮迅のいきおいで荒れくるった。<津本陽・富士の月魄>
それは果敢な意気込みで事に対処する姿や、猛烈な活動、華々しい活躍を表しているんだ。