伏竜鳳雛の意味(語源由来・出典・類義語)
【四字熟語】
伏竜鳳雛
【読み方】
ふくりょうほうすう
「ふくりゅうほうすう」とも読む。
【意味】
才能がありながら、機会に恵まれず、実力を発揮できないでいる者のたとえ。また、まだ世間に知られずにいる優れた人物、将来が期待される有望な若者のたとえ。
それはもう、「まだチャンスがないけど、すごい才能がある若者」ってことやな。
今はまだその才能を見せる機会がないかもしれへんけど、将来大活躍する可能性があるんや。
これは、「まだ見ぬ才能をもつ若者の存在」を教えてくれる言葉なんやで。
今はまだその才能を見せる機会がないかもしれへんけど、将来大活躍する可能性があるんや。
これは、「まだ見ぬ才能をもつ若者の存在」を教えてくれる言葉なんやで。
【語源・由来】
「伏竜」は、水の中に隠れている竜。「鳳雛」は、鳳凰という想像上の鳥の雛ひな。「竜」も「鳳」も霊獣で、すぐれた人物のたとえ。
【典拠・出典】
『三国志』「蜀書・諸葛亮伝・注」
【類義語】
・臥竜鳳雛(がりょうほうすう)
・孔明臥竜(こうめいがりょう)
伏竜鳳雛(ふくりょうほうすう)の解説
カンタン!解説
「伏竜鳳雛」っていうのは、すごい才能があるけど、まだその才能を発揮する機会に恵まれてない人、または、これからすごいことをやりそうな若者を表すんだよ。
「伏竜」っていうのは、まだ目立ってないけどすごい力を持っている竜のことを指していて、「鳳雛」っていうのは、成長するとすごく美しい鳳凰になることが期待される鳳凰の子供を指しているんだよ。「鳳」は伝説上の美しい鳥で、「竜」は「りゅう」とも読むよ。
例えば、「伏竜鳳雛の人材」って言うときは、まだ十分に才能を発揮できていないけど、これからすごく活躍することが期待される人々を表しているんだよ。この四字熟語の出典は、「蜀志」諸葛亮伝注っていう古い文献から来てるんだよ。
つまり、これから大活躍しそうな若者や、まだ見つかっていないけどすごい才能を持っている人を見つけたときは、「伏竜鳳雛だね」と言えるんだよ。
伏竜鳳雛(ふくりょうほうすう)の使い方
健太くん。四月からは一つ上の学年に上がるんだから、もっとしっかりしなさいよ。
しっかりしているよ。だけど、伏竜鳳雛、能力を発揮する機会に恵まれていないだけなんだよ。つまりまだ本気を出していないんだ。
へえ。じゃあ、機会が巡ってくれば、健太くんの活躍を見ることが出来るってわけね。
そうなんだよ。・・・多分ね。
伏竜鳳雛(ふくりょうほうすう)の例文
- こんなに企画力がある人が営業にいたなんて、伏竜鳳雛だ。
- 体育祭は、帰宅部で埋もれている伏竜鳳雛を見つけるチャンスです。
- 伏竜鳳雛、アイドルの原石を探すために、原宿ではなく地方を歩くことにしています。
- 伏龍鳳雛、頼っていたともこちゃんがいなくなり、健太くんは頭角を現し始めました。
- 伏龍鳳雛、天才がこんな間近にいたとは気が付かなかった。
まだ機会に恵まれてなくても、将来を大いに期待されている若者のたとえなんだ。