無事息災の意味(語源由来・類義語)
【四字熟語】
無事息災
【読み方】
ぶじそくさい
【意味】
病気や災難や、心配事もなく平穏に暮らしていること。
そうなんや。それはつまり、「何も困ることなく、ほんわかと暮らしている」ってことやな。
大変なこともなく、心配事もなく、毎日を安心して過ごしてるんやな。
これは、「平和で安心な生活」のありがたさを伝えてる言葉やね。
大変なこともなく、心配事もなく、毎日を安心して過ごしてるんやな。
これは、「平和で安心な生活」のありがたさを伝えてる言葉やね。
【語源・由来】
「無事」は心配事、異変がないこと。「息災」は災いを防ぎ止めること。「息」はやめる、しずめる意。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・安穏無事(あんのんぶじ)
・太平無事(たいへいぶじ)
・無事平穏(ぶじへいおん)
・平安無事(へいあんぶじ)
・平穏無事(へいおんぶじ)
無事息災(ぶじそくさい)の解説
カンタン!解説
「無事息災」っていうのは、病気や災害なんかの困ったことが全くなくて、平和に暮らしている状態を表すんだよ。安心して、何も心配事なく生活できていることさ。
「息災」っていうのは、災難や大変なことを止める、防ぐっていう意味があるんだ。「息」っていう字は「やめる」や「止める」っていう意味だからね。
だから、「無事息災に過ごす」って言うと、平和で何も問題なく、穏やかに過ごすことができたって意味になるんだよ。
無事息災(ぶじそくさい)の使い方
健太くん。明日から空手の合宿で海外に行くのよね?
うん。そうなんだ。毎日トレーニングして、強くなって帰ってくるよ。
無事息災を祈っているわね。
うん。ありがとう。食事が合わなくてお腹を壊さない様に気を付けるよ。
無事息災(ぶじそくさい)の例文
- あなたのお母様は、あなたの無事息災な姿を見て、うれし涙にくれることでしょう。
- 彼女が無事息災であることが分かればそれでいいのです。
- 事故に巻き込まれたと聞いたので、無事息災そうで良かったです。
- あなたの無事息災を祈って、おばあさんは、毎日神社で手を合わせていましたよ。
- 無事息災でまたあなたにお会いできる日を楽しみにしております。
無事息災の文学作品などの用例
- じつに戦々兢々として無事息災を保っている現状だよ。<石川淳・善財>
平和で安心して生活を送る、という状況を指しているんだ。