要害堅固の意味(類義語)
【四字熟語】
要害堅固
【読み方】
ようがいけんご
【意味】
険しい地形に陣を敷き、外敵に対する備えの固いさま。「要害」は険しい地形で、敵の攻撃を防ぐのに便利な地をいう。
ほんなら、「攻められにくいところや、しっかりと防御ができる場所」ってことやな。
高い山や深い川のように、敵から守るのがええ場所やで。
これは、「守るためには強固な場所が必要」ってことを教えてくれるんやな。
高い山や深い川のように、敵から守るのがええ場所やで。
これは、「守るためには強固な場所が必要」ってことを教えてくれるんやな。
【典拠・出典】
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【類義語】
・金城鉄壁(きんじょうてっぺき)
・金城湯池(きんじょうとうち)
・厳塞要徼(げんさいようきょう)
・湯池鉄城(とうちてつじょう)
・難攻不落(なんこうふらく)
要害堅固(ようがいけんご)の解説
カンタン!解説
「要害堅固」っていうのは、ほら、山とか川とか、敵から守るためにすごく便利な場所に、しっかりと防御の準備をしている状態を表すんだよ。まるで大きな壁があって、敵がそこを攻めるのが難しいような感じさ。
「要害」という言葉は、敵から身を守るために役立つ難所のことだよ。たとえば、山の頂上や川の向こう側とかさ。それを利用して作られた砦や城をも指すんだ。
だから、「要害堅固な城塞」っていうと、位置がとても良くて、守りも固くて、敵から攻められにくい城のことを言っているんだよ。そんな城を攻めるのは大変だろうね!
要害堅固(ようがいけんご)の使い方
この辺りでは、城の多くが山頂など要害堅固な場所に築かれて、山全体が大きな砦の様になっていたんだって。
へえ。よく考えて建てられているわよね。見晴らしがよくて、攻めにくいまさに要塞堅固ね。
これだけ要塞堅固だと、どうせ攻めてこないだろうって、逆に油断してしまいそうだよね。
あはは。そうね。そんなこともあったかもね。
要害堅固(ようがいけんご)の例文
- 要害堅固で士気の高い門徒衆が立て籠もった石山本願寺は、織田氏の攻撃から守ってくれました。
- 海の真ん中の要害堅固の高い塔の上にお姫様がとらわれています。
- 要害堅固な城で攻め落とすことは不可能だと思われたので、兵糧攻めにすることにしました。
- あの要害堅固な城に立てこもられたら、この戦いは難しくなる。
- あの要害堅固な城は、船でしか入ることが出来ません。
要害堅固の文学作品などの用例
- 謙信は三月十三日、小田原城の総攻撃を開始したが、城は要害堅固をもって知られ、しかも城兵よく防戦して容易に落ちなかった。<井上靖・風林火山>
そして、それがたとえば城のような防衛がしっかりした場所に使われることもあるんだ。