【四字熟語】
同帰殊塗
「殊塗同帰」ともいい。「同帰殊途」とも書く。
【読み方】
どうきしゅと
【意味】
帰着するところは同じだが、そこに到る道が異なること。
【語源・由来】
「同帰」は同じところに行き着くこと。「殊」は異なるという意味。「塗」は「途」と同じで、道のこと。
【典拠・出典】
『易経』「繋辞伝・下」
【類義語】
・異路同帰(いろどうき)
・殊塗同帰(しゅとどうき)
同帰殊塗(どうきしゅと)の使い方
ともこちゃん。このパズルの解き方を教えてくれる?
もう少し考えてみたら?同帰殊塗、解き方はいろいろあるのよ。
答えは一つじゃないんだね。
そうよ。自分で考えたほうが解けた時、喜びを感じることができると思うわ。
同帰殊塗(どうきしゅと)の例文
- 成功者を参考にするのはいいのですが、同帰殊塗というように、成功までの道のりは一つではありません。
- 中学受験に失敗した僕と、成功した健太くんが同帰殊塗、同じ会社に入社しました。
- 同帰殊塗、どんな方法であってもみんなが幸せな結末でありたい。
- 三種類の道のどれを選んでも、同帰殊塗、この先で合流するようになっています。
- 健太くんとともこちゃんはやり方が異なっているけれども、同帰殊塗、捨て猫の幸せを望んでいる点では同じでした。