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栄枯転変【えいこてんぺん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

【四字熟語】
栄枯転変

【読み方】
えいこてんぺん

【意味】
人の境遇が、栄えたり衰えたり、移り変わること。

【語源・由来】
「栄枯」は、草木が茂ったり枯れたりすること。「転変」は、移り変わることから。

【典拠・出典】

【類義語】
栄枯盛衰(えいこせいすい)
・興亡盛衰(こうぼうせいすい)
七転八起(しちてんはっき)
一栄一落(いちえいいちらく)
一栄一辱(いちえいいちじょく)
一盛一衰(いっせいいっすい)

【英語訳】
ups and downs of life

upは「上昇」という意味の名詞。downは「下降」という意味の名詞。
英文例
私は栄枯転変について深く考えた。I thought ups and downs of life deeply.

栄枯転変(えいこてんぺん)の使い方

ともこ
私は社会科の中では、世界史を勉強するのが好きだわ。健太くんはどう?
健太
ぼくも世界史が好きだよ。なんだか、スケールが大きい話が多くて、わくわくするよ
ともこ
そうね、ヨーロッパの歴史とか、いろいろな国が起こっては滅んで、栄枯転変の様子が興味深いのよね
健太
中国もそうだよね。ほんとうに世界の歴史は奥が深いよ

栄枯転変(えいこてんぺん)の例文

  1. 滝廉太郎の楽曲「荒城の月」は、この世の栄枯転変を奏でた傑作だ。この曲を聞くと、世の無常をひしひしと感じてしまう。
  2. 人生は栄枯転変だから、今は良くてもこの先どうなるかわからない。備えだけはしっかりとしておかないといけない。
  3. 平家の物語を読むと、この世の栄枯転変に思いをはせてしまう。どんなに栄えても、いつか滅びの時は来るものなのだと。
  4. 彼は悲観主義で、何でも否定的な見方をする。どうせがんばっても栄枯転変、良いことは長くは続かないとやる前からあきらめるのは困りものだ。
  5. 栄枯転変、諸行無常が世の常だ。

まとめ

「栄枯」は、草木が茂ったり枯れたりすることを、「転変」は移り変わることから転じて、栄枯転変(えいこてんぺん)は、人の境遇が栄えたり衰えたり、移り変わることを表す言葉となりました。人の歴史を振り返ると、栄枯転変(えいこてんぺん)で溢れています。この世では何事でも、いつまでも栄え続けることはありません。それは私達の身の回りでも同様です。今が良い状態でも、先の転変に備えておきましょう。


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