臥薪嘗胆【がしんしょうたん】の意味と使い方の例文(語源由来・類義語・英語訳)

スポンサーリンク

【四字熟語】
臥薪嘗胆

【読み方】
がしんしょうたん

日本漢字能力検定
準1級

【意味】
目的を達成するために機会を待ち、苦労を耐え忍ぶこと。

「臥薪」は堅い薪(たきぎ)の上で寝ること、「嘗胆」は苦い胆(きも)をなめることで、仇を討つために労苦を自身に課し、機が至るまで苦労を重ねることを示します。

【語源由来】
十八史略(じゅうはっしりゃく:南宋・曾先之による中国の子供向けの歴史読本)、春秋戦国(しゅんじゅうせんごく)より

【類義語】
・坐薪懸胆(ざしんけんたん)

【英語訳】
・going through thick and thin to attain one’s objective
・enduring unspeakable hardships for the sake of vengeance
・Perseverance under difficulties

【スポンサーリンク】

臥薪嘗胆(がしんしょうたん)の使い方

健太
それにしても今日の映画は後味が悪かったなぁ。
ともこ
たしかにね。犯人に復讐するまでの道のりがすごすぎて、重かったわ。
健太
臥薪嘗胆というのかな、あれで事が成就しなかったら、救いがないよ。
ともこ
本当ね。それだけリアリティがあって、人間の執念の怖さを見た思いだわ。

臥薪嘗胆(がしんしょうたん)の例文

  1. 5年もの臥薪嘗胆の末、彼女は彼女を陥れた課長の椅子を奪回した。
  2. そこまでの深い執着と事の成就はまさに臥薪嘗胆に等しかった。
  3. 辛苦にくじけそうになったものの、頭をかすめた臥薪嘗胆の文字に気持ちを奮い立たせた。
  4. これまでの臥薪嘗胆の思いを、今こそここで成就しようではないか。
  5. 長きにわたる臥薪嘗胆が、彼女の風貌を一変させていた。

まとめ

【臥薪嘗胆】は「春秋時代、越王の勾践に敗れた父である呉王・闔盧の敵を討つため、夫差は毎夜薪の中に寝ては仇討ちの心をかきたてた。三年後、ついに会稽山で勾践を降伏させたが、勾践は復讐の念を忘れないため苦い胆をなめ、苦難の末に夫差を打ち破った」の故事に基づく四字熟語です。
この故事にある通り、深い怨念を晴らすという強い意志が根底にあり、さらにそれを忘れないために自分に苦痛を与えるという重い言葉だったのですね。
現在では「目的達成のために苦労や辛苦を重ね、チャンスを待つ」くらいの意味になったとは言え、この由来を知れば、どういったシチュエーションに使われるべきかがわかります。
四字熟語は、由来なども正しく知り、効果的に使いたいものですね。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

合わせて読みたい記事