【四字熟語】
一徹短慮
【読み方】
いってつたんりょ
【意味】
ひとすじに思いこんでよく考えないこと。
浅い考えながら、かたくなに思い込むこと。
【語源・由来】
「一徹」は思いこんだことは一筋に押し通すことで、「短慮」は考えがあさはかなこと。思慮の足りないこと。また、 気の短いことや短気、せっかちなどの意味です。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・一言居士(いちげんこじ)
・頑固一徹(がんこいってつ)
・頑固偏狭(がんこへんきょう)
・漱石枕流(そうせきちんりゅう)
・短慮一徹(たんりょいってつ)
・偏狭頑固(へんきょうがんこ)
【英語訳】
stubborn and short-tempered
obstinate
sticking to one`s views or decisions
一徹短慮(いってつたんりょ)の使い方
佐藤君って頑固だよね。佐藤君はいま掃除リーダーのなんだけど、みんなの意見を全く聞かないでチームが混乱しているの。
佐藤君は思い込んだら人の意見聞かないからね。
ホウキチームと雑巾がけチームの振り分け方が良くなくて、
アドバイスしても、一徹短慮なところが強くて、全く受け入れてくれないの。
アドバイスしても、一徹短慮なところが強くて、全く受け入れてくれないの。
そうか、一度先生にも相談してみたほうが良いかもね。
一徹短慮(いってつたんりょ)の例文
- 刑事課全体が一徹短慮でいたがために、真犯人の逮捕が遠のいていた。
- こうでなければならないと言い張り、一切他人の意見を聞かない、一徹短慮の男でした。
- 一徹短慮なところは戒め、異なる意見をもっている人とも感情的にならず上手に協力していくことが重要となります。
- しかしながら、彼は一徹短慮な人物で、一旦決心した以上、誰の意見も聞かずに初志をまげず断然はねつけています。
- その人は一徹短慮な人であるだけに、自分でその短所を自覚しており、唯一相談できる先輩を持っていました。