【四字熟語】
琴歌酒賦
【読み方】
きんかしゅふ
【意味】
世間離れした優雅な遊びのたとえ。また、名誉や私欲と縁のない隠者の生活のたとえ。
【語源・由来】
「琴歌」は、琴を弾いて歌を歌うこと。「賦」は、詩を作ること、詩を歌うこと。琴を弾いて歌を歌い酒を飲んで詩を作る意から。
【典拠・出典】
『文選』孔稚珪
【類義語】
・閑雲野鶴(かんうんやかく)
・孤雲野鶴(こうんやかく)
琴歌酒賦(きんかしゅふ)の使い方
健太くんのおじいちゃんは、元気にしている?
うん。とても元気だよ。山にこもって、木の実を食べながら、琴歌酒賦、質素な暮らしをしているよ。
へえ。でも健太くんのおじいちゃんは、山や自然が好きだったから、おじいちゃんにとっては贅沢な暮らしなのかもしれないわね。
確かにそうかもしれないね。
琴歌酒賦(きんかしゅふ)の例文
- 彼は、花鳥風月を楽しむ琴歌酒賦が好きです。
- 彼は、山の奥に茶室を作り、琴歌酒賦を日々楽しんでいます。
- 彼は、京都の老舗の後継ぎなだけあって、琴歌酒賦に通じています。
- 彼は、琴歌酒賦の中でも詩歌を作ることに力を入れていて、よく書いていますよ。
- 彼は、若いころは贅を尽くした暮らしをしていましたが、今は、琴歌酒賦の暮らしをしています。