【四字熟語】
刻苦勉励
【読み方】
こっくべんれい
【意味】
大変な苦労をして、勉学などにつとめはげむこと。
【語源・由来】
「刻苦」は、心身を苦しめて、励み努めること。
「勉励」は、つとめはげむこと。一所懸命に努力すること。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・刻苦精励(こっくせいれい)
・粉骨砕身(ふんこつさいしん)
・彫心鏤骨(ちょうしんるこつ)
・粒粒辛苦(りゅうりゅうしんく)
【英語訳】
indefatigable industry
make a strenuous effort
英語例文
刻苦勉励する work diligently
刻苦勉励倦むことを知らぬ apply oneself《to one’s studies》with untiring zeal.
刻苦勉励する work diligently
刻苦勉励倦むことを知らぬ apply oneself《to one’s studies》with untiring zeal.
刻苦勉励(こっくべんれい)の使い方
健太くん、今回のテストどうだった?
うーん…。全然うまくいかなかったよ…。
寝る間も惜しんで刻苦勉励したんだけどなあ~。
寝る間も惜しんで刻苦勉励したんだけどなあ~。
本当~? ぎりぎりまで手をつけてなかったから、睡眠時間が削られて、テストもうまくいかなかったんじゃないの~?
まあ、そうともいうかな。テスト3日前からテスト勉強を始めたんだけど、前日はほとんど寝られなかったなあ~。思ったより、テストの範囲が広かったよ…。
刻苦勉励(こっくべんれい)の例文
- 彼女は運動が大の苦手であったが、空手が好きだったため、刻苦勉励して黒帯を取得した。
- 彼は将来医者になることが夢で、刻苦勉励して第一志望の医学部に合格した。
- 生まれつき才能があるように見える画家でも、どんな絵を描こうか考え、刻苦勉励して1枚1枚絵を描き上げていくのだと考える。
- 刻苦勉励してきた者は、困難に立ち向かう力を持っていることだろう。
- 私は刻苦勉励しながら、このプロジェクトを成功させようと思っている。
まとめ
目標を達成するために、刻苦勉励するというのはとても素晴らしいことです。刻苦勉励して結果を出した人もいれば、失敗してうまくいかなかった人もいるかもしれません。刻苦勉励したのにうまくいかず、この努力は無駄だったのかと落ち込むこともあるかもしれません。しかし、本気で頑張ったのならば、現時点で結果を残せなかったとしても気にすることはありません。どんなに大変で苦しくても、くじけずにひたすら頑張り続けてきたことは、将来の糧になることでしょう。