【四字熟語】
柳暗花明
「柳は暗く花は明らか」とも読む。
【読み方】
りゅうあんかめい
【意味】
春の野の美しい景色のこと。また、花柳界・遊里のこと。また、新しい展開が開ける意にも用いる場合もある。
【語源・由来】
「柳暗」は柳がほの暗く茂ること。「花明」は花が明るく咲く意で、春の美しい景色の形容。
【典拠・出典】
王維「早朝」
【類義語】
・桃紅柳緑(とうこうりゅうりょく)
・鳥語花香(ちょうごかこう)
・柳眉花明(りゅうびかめい)
・柳緑花紅(りゅうりょくかこう)
柳暗花明(りゅうあんかめい)の使い方
健太くんは、京都に行くんでしょう?どこを観光するの?
柳暗花明の地を歩こうと思っているんだ。
春の京都ってきっと素敵なんでしょうね。
うん。楽しみでしょうがないんだよ。
柳暗花明(りゅうあんかめい)の例文
- 柳暗花明の道を歩くだけで、幸せな気持ちになることができます。
- フィルター越しに見るのはもったいないと思い、柳暗花明の景色を目で見て心に収めました。
- 柳暗花明の世界を知りたいのですが、あそこは一見さんお断りなんです。
- 健太くんのおじいちゃんは、よく柳暗花明で遊んでいるそうです。
- そこの柳暗花明になじみの芸者がいます。