著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

双宿双飛【そうしゅくそうひ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
双宿双飛

【読み方】
そうしゅくそうひ

【意味】
夫婦の仲がむつまじく、常に離れることがないこと。

【語源・由来】
「双」はつがいの鳥のこと。「宿」は住むこと。雌雄の鳥がともに宿り、並んで飛ぶという意味から。

【典拠・出典】

【類義語】
鴛鴦之契(えんおうのちぎり)
比翼連理(ひよくれんり)
偕老同穴(かいろうどうけつ)
形影一如(けいえいいちにょ)
鳳凰于飛(ほうおううひ)

双宿双飛(そうしゅくそうひ)の使い方

健太
ともこちゃんの両親は、いつも手をつないで歩いているよね。まさに双宿双飛な夫婦だよ。
ともこ
仲が良すぎて、他人なのに、最近顔まで似てきたのよ。
健太
それはすごいことだね。
ともこ
仲が良すぎて困るけれども、喧嘩ばかりよりいいわよね。

双宿双飛(そうしゅくそうひ)の例文

  1. あの双宿双飛だった夫婦が離婚するなんて、いったい何があったんだろうね。
  2. 双宿双飛な新婚夫婦がお隣に引っ越してきました。
  3. 健太くんのご両親は双宿双飛、とても仲が良くていつも一緒にいます。
  4. 双宿双飛だった両親なので、父が亡くなってすぐ、後を追うようにして母も亡くなりました。
  5. あの夫婦は双宿双飛だったから、旦那さんが単身赴任になって、奥さんはさぞつらい思いをしているでしょうね。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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