生生流転の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
生生流転
【読み方】
しょうじょうるてん
「せいせいるてん」とも読む。
【意味】
全てのものは生まれては変化をして、絶えず移り変わっていくということ。
つまり、「生き物やものはいつまでも変わっていく」ってことやな。
一回限りの命じゃなく、生まれ変わったり、変わったりしながら、ずっと流れていくんやな。
それは「世界は絶えず変わっていく、だから新しいことにもチャレンジしよう!」って教えてくれる言葉やな。
一回限りの命じゃなく、生まれ変わったり、変わったりしながら、ずっと流れていくんやな。
それは「世界は絶えず変わっていく、だから新しいことにもチャレンジしよう!」って教えてくれる言葉やな。
【語源・由来】
「生生(しょうじょう)」とは、物が次々と生まれて育つこと。
「流転(るてん)」とは、物事が止まることなく移り変わっていくこと。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・生生世世(しょうじょうせぜ)
・生死流転(しょうじるてん)
・念念生滅(ねんねんしょうめつ)
・万物流転(ばんぶつるてん)
・流転輪廻(るてんりんね)
【英語訳】
all things being in flux through the endless circle of birth, death, and rebirth; the circle of transmigration.
生生流転(しょうじょうるてん)の解説
カンタン!解説
「生生流転」っていうのは、すべての物事が絶えず生まれ変わり、いつも流れ変わっていくことを示す言葉なんだよ。物事が次々と新しく生まれてきて、それがまたどんどん変わっていく、という意味だよ。
「生生」っていうのは、新しいものが次から次へと生まれてくる様子を表すんだ。子供が大きくなって大人になるようなイメージだね。
それに対して、「流転」っていうのは、物事が絶えず移り変わっていく、という意味。川の水が絶えず流れていくようなイメージを持つといいかも。
なので、「生生流転」を一言で言うと、「全てのものはずっと生まれ変わり、流れていく」ということになるんだ。例えば、「生々流転の世」って使うと、世の中は常に変わり続けていて、何もかもが流れていくんだ、ってことを表現しているんだよ。
生生流転(しょうじょうるてん)の使い方
ともこちゃんは、この世に変わらないものがあると思うかい?
そうね。変わらないでいて欲しいと思うことはあるけれど、きっと移り変わってしまうものだと思うわ。
そうだね。この世の中は、生生流転なんだよ。
せめて、ずっと良い方向へ変化して欲しいわね。
生生流転(しょうじょうるてん)の例文
- この世の中は生生流転を続けているのだ。
- 生生流転という自然の流れの中では、私たちの一生などとても短いものなのだろう。
- 生生流転ということはわかっているけれど、ぼくの気持ちは永遠に変わらないと誓いたい。
- 祖父は口癖のように、生生流転ということを止めることはできないと話していた。
生生流転の文学作品などの用例
- 彼を旅へいざなう要因を、従来あまりに諸行無常や生々流転といった観念で考えすぎていると思う。<山本健吉・古典と現代文学>
- 近来痛切に自然の理法というものを感じる。生々流転の相を観じる。〈種田山頭火・貧乏の味〉
まるで川の流れのように、止まることなく、生命が循環しているイメージだね。