【三字熟語】
不作法
【読み方】
ぶさほう
【意味】
作法にはずれるようす。「―な食べ方」
【語源由来】
物事を行う方法や、決まった方法、立ち居振る舞いを意味する「作法」に、それができていない、なっていないようすを、打消しや否定の「不」を用いて表します。
【類義語】
非礼・不躾
不作法(ぶさほう)の使い方
健太くんって、空手の先生によく怒られてるけどどうしてなの?何してるの?
どうしてって聞かれても…。礼儀をわきまえてるつもりなんだけど…。
そうよね。それは見てたら分かるわ。勉強が嫌いなだけで挨拶もちゃんとしてるし不作法という訳ではないのにね。どうしてかしら。
ともこちゃん。ぼくの神経を削るのはやめてくれないか。それこそ人として不作法だぞ。
不作法(ぶさほう)の例文
- 茶道の師範である祖母は不作法者には容赦がない。
- 彼は商談での不作法を部長に指摘されたことを大変ありがたく思っているそうだ。
- 母は不作法な人を見ても知らないだけで教えてあげれば学ぶはずだと広い目で見ている。
- かなりの年配の御仁だが不作法な振る舞いが目について大変不愉快だった。
- 父は不作法を許さない厳しい祖母の躾のおかげで大変品が良い。