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俗用多端【ぞくようたたん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・対義語)

【四字熟語】
俗用多端

【読み方】
ぞくようたたん

【意味】
雑事に追われて忙しいこと。

【語源・由来】
「俗用」は、世の中の雑事。俗事。「多端」は、用事が多くて忙しいこと。

【典拠・出典】

【類義語】
多岐多端(たきたたん)
多事多端(たじたたん)
多事多難(たじたなん)

【対義語】
悠悠閑閑(ゆうゆうかんかん)
悠悠閑適(ゆうゆうかんてき)
悠悠自適(ゆうゆうじてき)

俗用多端(ぞくようたたん)の使い方

ともこ
私のお姉ちゃんが結婚したんだけど、俗用多端で忙しいって言っているわ。
健太
結婚する前の方が幸せだったのかな。
ともこ
自分のことだけ考えていればよかったから楽だったって。
健太
結婚に対するあこがれや夢が無くなるね。

俗用多端(ぞくようたたん)の例文

  1. 引っ越しをすると手続きが多く、俗用多端な毎日だ。
  2. 俗用多端の日々に疲れ、もっと自由な時間が欲しいと願ってしまった。
  3. ジムの会員になったが、俗用多端でなかなか通うことができない。
  4. 俗用多端であるともこちゃんには、資格試験の勉強をする時間がない。
  5. 大きな仕事を抱えているわけではないが、俗用多端で、地味に忙しい。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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