【四字熟語】
千鈞一髪
【読み方】
せんきんいっぱつ
【意味】
非常に危険なこと、きわめて無理なことのたとえ。
【語源・由来】
韓愈の文より。一本の髪の毛で千鈞もの重さの物を引くという意味。「鈞」は昔の重量の単位で三十斤を一鈞とし、周代では約七・七キログラム。
【典拠・出典】
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【類義語】
・一縷千鈞(いちるせんきん)
・危機一髪(ききいっぱつ)
・一触即発(いっしょくそくはつ)
・一髪千鈞(いっぱつせんきん)
・累卵之危(るいらんのき)
千鈞一髪(せんきんいっぱつ)の使い方
文化祭の件なんだけど、僕が校長先生に直談判しようと思うんだ。
それは千鈞一髪よ。怒りを買ってしまって、他の企画も中止になるかもしれないわよ。
僕が数少ない語彙を駆使して、校長先生を説得してみるよ。
そこまでいうなら任せるわ。
千鈞一髪(せんきんいっぱつ)の例文
- 健太くんがテストで100点をとるなんて、千鈞一髪するようなものだ。
- 絶対無理、千鈞一髪、万が一できたら、逆立ちして校庭10周してやるよ。
- 千鈞一髪だとわかっているのに、安請け合いしてどうするの。
- 携帯電話を使用しながらお風呂に入ることは、千鈞一髪、感電死する危険性があります。
- 臍で茶を沸かすなんて千鈞一髪、そんなの不可能だよ。