【四字熟語】
孫康映雪
【読み方】
そんこうえいせつ
【意味】
苦学することのたとえ。晋の孫康が雪明かりで読書したこと。
【語源・由来】
孫康は家が貧しくて灯油が買えなかったので月の照らす雪あかりで勉強した故事。
【典拠・出典】
『初学記』二引「宋斉語」
【類義語】
・蛍雪之功(けいせつのこう)
・車胤聚蛍(しゃいんしゅうけい)
・蛍窓雪案(けいそうせつあん)
・苦学力行(くがくりっこう)
・蛍窓雪案(けいそうせつあん)
・車蛍孫雪(しゃけいそんせつ)
孫康映雪(そんこうえいせつ)の使い方
おじいちゃんは若いころ、孫康映雪を経験してきたから、とても我慢強いよ。
お金持ちしか自由に学ぶことができなかった時代で、貧しい人が学ぶには我慢と努力が必要だったものね。
学べるってことはありがたいことなんだぞっておじいちゃんにいつも言われているんだ。
それなのになんで健太くんは、いつもテストで0点なんでしょうね。
孫康映雪(そんこうえいせつ)の例文
- 孫康映雪の日々の果てにつかんだ栄光は、かけがえのないものでした。
- 貧しい境遇に負けないで孫康映雪に励み、この大学に入学し先生に会えてよかったです。
- 家が貧乏だからとあきらめないで、奨学金や助成金を利用して孫康映雪に励もうじゃないか。
- 家庭教師がいたともこちゃんより、孫康映雪を積んだ健太くんのほうが成績が良かった。
- 孫康映雪の日々はつらかったけれども、成功した今はあの日々に感謝することができます。