前途洋洋の意味(語源由来・類義語)
【四字熟語】
前途洋洋
前途洋々とも書く
【読み方】
ぜんとようよう
【意味】
今後の人生が大きく開けていて、希望に満ちあふれているさま。
つまり、「これからの未来が明るくて、楽しみがたくさんある」ってことやな。
わくわくするようなことがこれからたくさん待ってるんやな。
これは、「未来への希望や楽しみ」を伝える言葉やで。
わくわくするようなことがこれからたくさん待ってるんやな。
これは、「未来への希望や楽しみ」を伝える言葉やで。
【語源・由来】
「前途」は将来、目標までの今後の道のり。「途」は道のりのこと。「洋洋」は水があふれるように一面に満ちている様子。前途が大きく広がっていることを表す。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・前程万里(ぜんていばんり)
・前途有為(ぜんとゆうい)
・前途有望(ぜんとゆうぼう)
・鵬程万里(ほうていばんり)
前途洋洋(ぜんとようよう)の解説
カンタン!解説
「前途洋洋」っていうのは、これからの人生がとても明るく、希望に満ち溢れていることを表すんだよ。
「前途」というのは、これからの人生の道のり、つまり未来のこと。「洋洋」っていうのは、まるで水があふれているように、とてもたくさんの何かが広がっている状態を表す言葉だよ。
だから、「前途洋洋」っていうのは、これからの人生が明るくて、楽しみや希望がたくさんあることを表しているんだ。「前途洋洋たる未来」という表現を使うと、これからの未来がとても楽しみで、目の前にたくさんのチャンスが広がっているというイメージを与えることができるよ。
前途洋洋(ぜんとようよう)の使い方
お兄さん、東大受かったんだって? 頭いいとは聞いてたけど、ほんと凄いんだね。
ああ、兄貴は小さい時からガリ勉なのさ。
凄いなあ、東大だよ東大。前途洋洋だよね、お兄さん。君も頑張んなきゃね。
あんまり言うなよ。そうやってみんな兄貴と俺を比べるんだ。小さい頃からずっとだぜ、やってらんないよ。
前途洋洋(ぜんとようよう)の例文
- 小さな源流が川となって山を下り海へと向かう。途中いくつかの川が合流し、川は河となり前途洋洋たる大きな流れとなる。
- この業界は、これからますます発展して行くことが期待されている。前途洋洋たる我が社に是非とも投資をお願いしたい。
- 家柄も良く、輝かしい学歴に職歴を持ち、性格も悪くない。釣書に書いてあることだけを見れば素晴らしく前途洋洋で魅力的な男なのだが、残念なことに風貌がいまひとつパッとしないせいでなかなか良縁に恵まれない。
- ドラフトでいくつもの球団から一位指名を受け、しかも本人の希望通りの球団に入ることが決まった彼は、野球選手として前途洋洋なスタートを切ったと皆に噂された。
- 他人が「あの人は前途洋洋だね」と言うときは、少なからず妬ましい気持ちが入るものだ。ただ、彼らはそれなりの努力をしていることを忘れてはならない。
前途洋洋の文学作品などの用例
- 惜しむらくは病のために、五月故山に退き、十二月三十六歳を以もって前途洋々たるに遂ついに歿した。<子母沢寛・勝海舟>
もうこれからは楽しみで仕方ない、という感じさ。