【四字熟語】
散官遊職
【読み方】
さんかんゆうしょく
【意味】
名ばかりでほとんど仕事のない官職。
「散官」は、位階のみあって実際の職務のない官吏・官職。「遊職」は、ろくに仕事のない官職。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・残酷非道(ざんこくひどう)
・残忍酷薄(ざんにんこくはく)
・残忍薄行(ざんにんはっこう)
・残忍非道(ざんにんひどう)
・残忍冷酷(ざんにんれいこく)
・暴虐非道(ぼうぎゃくひどう)
散官遊職(さんかんゆうしょく)の使い方
健太くん。私が頼んだ仕事はやってくれたの?
父さんに頼んだんだよ。
健太くんのお父さんは暇なの?
そうなんだ。散官遊職だから暇なんだって。情けないんだか何なんだか。
散官遊職(さんかんゆうしょく)の例文
- 健太くんは、先輩に失敗を押し付けられたあげく散官遊職においやられました。
- 優秀なともこちゃんを散官遊職に異動だなんて、何か裏があるに違いない。
- 散官遊職だからって遊んでいたらもったいない、この暇を使って勉強をして、人生ステップアップしよう。
- 健太くんは退職後、嘱託となり、散官遊職配属になった。
- 経営が悪化すると、散官遊職から首を切られるので、リストラ候補ナンバー1の健太くんはびくびくしている。