【四字熟語】
風前之灯
【読み方】
ぶうぜんのともしび
【意味】
身の危険が眼前に迫って、落命の危機にさらされているたとえ。また、人の命や物事のはかないことのたとえ。
【語源・由来】
風にさらされ消え入りそうな灯火の意から。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・焦眉之急(しょうびのきゅう)
・轍鮒之急(てっぷのきゅう)
・燃眉之急(ねんびのきゅう)
・累卵之危(るいらんのき)
・一縷千鈞(いちるせんきん)
・一髪千鈞(いっぱつせんきん)
・危機一髪(ききいっぱつ)
・重卵之危(ちょうらんのき)
風前之灯(ふうぜんのともしび)の使い方
と、ともこちゃん。僕の命は風前之灯だ。
大丈夫よ。
でも、もうがけから落ちそうなんだよ。
落ち着いて下を見てごらんなさいよ。すぐ下に地面があるわよ。
風前之灯(ふうぜんのともしび)の例文
- 敵国に攻め入られ、国民は風前之灯そのものだった。
- ともこちゃんの命は、感染症のせいで、風前之灯だ。
- 健太くんは風前之灯だった子猫を救った。
- 風前之灯とみられていたこの会社は、ともこちゃんの奇策で救われた。
- 狼に囲まれた樸の命は、あわや風前之灯かと思われた。