熟慮断行の意味(語源由来・類義語・対義語)
【四字熟語】
熟慮断行
【読み方】
じゅくりょだんこう
【意味】
十分に考えた上で、思い切って実行するということ。
ええなぁ、それはつまり、「ゆっくりじっくり考えてから、思い切って行動する」ってことやんな。
考えたことを怖がらずに実行するんや。
これは、「考えた上で行動する勇気」を示す言葉やで。
考えたことを怖がらずに実行するんや。
これは、「考えた上で行動する勇気」を示す言葉やで。
【語源・由来】
「熟慮(じゅくりょ)」とは、十分に考えをめぐらせること。
「断行(だんこう)」とは、思い切って行動すること。実行すること。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・思慮分別(しりょふんべつ)
【対義語】
・軽挙妄動(けいきょもうどう)
・即断即決(そくだんそっけつ)
・直情径行(ちょくじょうけいこう)
【英語訳】
be deliberate in council and decisive in action; a careful consideration followed by a decisive action.
熟慮断行(じゅくりょだんこう)の解説
カンタン!解説
「熟慮断行」っていうのは、じっくりと時間をかけて考えた後に、思い切って行動に移すことを意味するんだよ。
「熟慮」ってのは、色々なことをじっくり考えること。そして、「断行」ってのは、決断して行動を起こすことだよ。
例えば、「勉強するか遊びに行くか、どっちにするかすごく悩んだけど、結局、テストが近いから勉強を選んだ」っていう時、それを「熟慮断行」って言うんだ。「熟慮断行することが必要だ」という場合は、じっくり考えてから、しっかりと行動を起こすことが大切だという意味になるよ。
熟慮断行(じゅくりょだんこう)の使い方
ともこちゃん、どこへ行っていたんだよ。みんなとても心配していたんだよ。
私は何度も相談したけれど、全く聞く耳を持ってくれなかったじゃない。
だからといって、家出するなんて良くないよ。
熟慮断行したのだから、文句を言うのはやめて欲しいわ。
熟慮断行(じゅくりょだんこう)の例文
- 彼女が行動を起こしたということは、熟慮断行ということだろう。
- 彼は熟慮断行することで、失敗をしたことがないという。
- 社員の未来も背負っているのだから、軽率なことはできない。しかしここは、熟慮断行するべきだ。
- 彼が熟慮断行したとは思えないよ。きっと思いつきで行動しているだけなのだから、そのうち帰ってくると思うよ。
- そこまでしっかり計画を立てて、何度もシミュレーションしたのならば、熟慮断行すべきだと思うよ。
熟慮断行の文学作品などの用例
- 今日と言わん、また明日とも言わん。熟慮断行、各々千古の悔を残されぬように。<子母沢寛・勝海舟>
色々な可能性やリスクを考えた上で、自分が正しいと思ったことを堂々と実行することだよ。