戦意喪失の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳)
【四字熟語】
戦意喪失
【読み方】
せんいそうしつ
【意味】
戦う気力がなくなること。
物事に立ち向かう意気込みがなくなること。
戦う意義を失くすこと。
それはつまり、「もう戦う気が起きへん」ってことやな。
もともとあった力を出す気や、がんばる気がなくなっちゃうんやな。
これは、「戦う意志がなくなるさびしさ」を教えてくれる言葉やで。
もともとあった力を出す気や、がんばる気がなくなっちゃうんやな。
これは、「戦う意志がなくなるさびしさ」を教えてくれる言葉やで。
【語源・由来】
「戦意」は、戦おうとする心、意気ごみ。
「喪失」は、失うこと。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・士気阻喪(しきそそう)
・意気消沈(いきしょうちん)
・意気阻喪(いきそそう)
【対義語】
・勇猛果敢(ゆうもうかかん)
・勇往邁進(ゆうおうまいしん)
【英語訳】
・losing one’s fighting spirit
・loss of consciousness
・lose the will to fight
・They lose their fighting spirit
戦意喪失(せんいそうしつ)の解説
カンタン!解説
「戦意喪失」っていうのは、もう戦う気力がなくなっちゃうことだよ。何かに立ち向かおうとする意気込みが失せてしまった状態を指すんだ。
「戦意」とは、何かに対して戦おうとする意気込みのことを言うよ。「喪失」は、何かをなくすこと、失うことを意味するんだ。
だから、「戦意喪失」っていうと、もはや戦う気が起きない状態、つまり、元気がなくなってしまい、何もやる気がしなくなることを指すんだ。例えば、「戦意喪失の隊長」って言うと、もう何もやる気がない状態の隊長を表しているんだよ。
戦意喪失(せんいそうしつ)の使い方
もうやめたわ。や~めた!
な、なんだよ・・・そっちから文句言ってきたくせに、もう降参か?
そうよ、降参。だって健太君の面白い顔を見てると、つい吹きだしちゃって戦意喪失しちゃうんだもの。
そっか。ホッ、助かった・・。面白い顔で良かったよ。
戦意喪失(せんいそうしつ)の例文
- 親友が敵の中にいると知ったら、戦意喪失するのはあたりまえのことだ。
- 相手のあまりの強さに、実力の違いを見せつけられて戦意喪失。初めて恐怖を覚えた。
- 怪我をして戦意喪失の隊長にかわり、副隊長が分隊の士気を高めようと奮闘していた。
- 情報を操作して、敵軍の戦意喪失を狙う。
- 株の取引で連続して負け、戦意喪失。しばらくは株の画面など見たくもない。
- 仕事、仕事で忙しい日々が続き、気づけば1年がたとうとしている。この1年で何か成長したのだろうか? と考えだしたら、途端に戦意喪失。あくせく働くのが馬鹿らしくなる瞬間である。
- 「新世紀エヴァンゲリオン」の主人公である碇シンジは繊細な心の持ち主で、エヴァンゲリオン初号機のパイロットでありながら、度々戦意喪失する。
自分の力を信じて戦う気持ちが失われてしまう、という意味が込められているんだ。