慎重居士の意味(類義語・対義語・英語訳)
【四字熟語】
慎重居士
【読み方】
しんちょうこじ
【意味】
準備怠りなく、物事を少しずつ丁寧に進めていく人や性格のこと。
「居士」は俗人で仏門に入っている男子のこと。出家せずに、仏教の修行をする人をからかって呼ぶ名称。
男子の法名の下につける称号のこと。
男子の法名の下につける称号のこと。
あぁ、それならわかるわ。つまり、「ゆっくりでもしっかりと、手抜きせずにことを進める」人のことやな。
急がず、ちゃんと準備して、丁寧に一つ一つことを進めていくんやな。
これは、「大切なことは慌てずじっくりと進めるべきや」って教えてくれる言葉やで。
急がず、ちゃんと準備して、丁寧に一つ一つことを進めていくんやな。
これは、「大切なことは慌てずじっくりと進めるべきや」って教えてくれる言葉やで。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・隠忍自重 (いんにんじちょう)
・謹厚慎重 (きんこうしんちょう)
・謹少慎微 (きんしょうしんび)
・謹言慎行 (きんげんしんこう)
【対義語】
・軽佻浮薄(けいちょうふはく)
・鼻先思案(はなさきしあん)
・軽率短慮(けいそつたんりょ)
・軽佻浮華(けいちょうふか)
・軽佻佞巧(けいちょうねいこう)
【英語訳】
・very cautious person
・very prudent person
・very discreet person
慎重居士(しんちょうこじ)の解説
カンタン!解説
「慎重居士」は、物事を進めるときに、細部まで配慮し、何事も慎重に進める人を指す言葉なんだ。一つ一つの行動を、ちゃんと計画して、失敗しないように準備を怠らないという特徴があるんだよ。
でもね、これはちょっとユーモラスな表現でもあるんだ。「居士」は、元々は仏教の信者、特に男性信者を指す言葉だけど、ここではちょっと冗談混じりに使われていて、すごく慎重すぎて、ほんの少しドジなところがあるような人を描いているんだ。
だから、「慎重居士」っていうのは、すごく慎重な人をちょっと笑いながら描いた言葉なんだよ。それでも、この「慎重居士」は、一つ一つのことをきちんとやって、ミスをしないように心がけているんだよ。だから、もし友達が「慎重居士」って言われても、それはきっとその人が物事を大切に考えて、しっかりと行動する人だということを認められている証拠なんだよ。
慎重居士(しんちょうこじ)の使い方
うーん、なんだかうさんくさいな。信じられないぞ!
どうしたの?難しい顔をして。
実はさ、株でもうかる話があるというんだけど、どうも気が乗らなくて。ホントにそんなにもうかるのかな?
もともと慎重居士のあなただけど、慎重には慎重を重ねた方がいいんじゃない?
慎重居士(しんちょうこじ)の例文
- 彼は絵に描いたような慎重居士だ、そんな話には乗らないさ。
- あの男はまるで昼あんどんだが、慎重居士と来ているから大問題は起こさないよ。
- この手のやっかいな問題には君のような慎重居士の方がぴったりなんだ。
- 彼はまったくの慎重居士で、慎重さが服を着て歩いているような男だ。
一歩一歩、確実に進んでいくという姿勢が重要だと言えるね。