【四字熟語】
暴戻恣雎
【読み方】
ぼうれいしき
【意味】
横暴で残忍な人物の形容。乱暴で道理にもとり気ままに振る舞い人をにらみつけること。
【語源・由来】
「暴」は乱暴または横暴なこと。「戻」は道理にもとる、道理にそむくこと。「恣」はほしいまま、気ままの意味。「雎」は怒って目をむく、にらみつけること。
【典拠・出典】
『史記』「伯夷伝」
【類義語】
・乱暴狼藉(らんぼうろうぜき)
・悪逆非道(あくぎゃくひどう)
・大逆無道(たいぎゃくむどう)
暴戻恣雎(ぼうれいしき)の使い方
健太くん。まずいわよ。あれは南中学校の人たちよ。
何がまずいの?
あの中学校の三年生は暴戻恣雎な人が多いんですって。
因縁をつけられる前に逃げないといけないね。
暴戻恣雎(ぼうれいしき)の例文
- 社長は暴戻恣雎な人だから、社員を人間だとは思っていません。
- お父さんの上司は暴戻恣雎といった人なので、パワハラで訴えて懲らしめればいいのにと思います。
- 健太くんは暴戻恣雎な子でしたが、ともこちゃんのやさしさに触れ、改心したようです。
- 暴戻恣雎なふるまいはここでは許されませんよ。
- 健太くんが総理大臣になったら、彼は暴戻恣雎だから、間違いなくヒトラーのような独裁者になるでしょう。