【四字熟語】
百古不磨
【読み方】
ひゃっこふま
【読み方】
後々の世まで滅びないこと。
【語源・由来】
重野成斎の「明治政体」より。「百古」は非常に長い年月・後々の世のこと。「不磨」はすりへらない、磨滅しないこと。
【典拠・出典】
『後漢書』「南匈奴伝」
【類義語】
・百世不磨(ひゃくせいふま)
・永久不変(えいきゅうふへん)
・永垂不朽(えいすいふきゅう)
・千古不磨(せんこふま)
・万古不易(ばんこふえき)
百古不磨(ひゃっこふま)の使い方
聖書は世界一の発行部数を誇っていて、ギネスブックにも認定掲載されているんだよね。
一説には150億冊とも言われていて、その数は定かではないそうよ。
きっと聖書は百古不磨なんだろうね。
人類の歴史とともに残っていくんでしょうね。
百古不磨(ひゃっこふま)の例文
- 百古不磨なものはこの世には存在しないのだから、割れた茶碗についてそんなに嘆く必要はないです。
- 法隆寺の五重塔は百古不磨なのかと思うほど、震災や老朽化に耐えてきています。
- 百古不磨の剣を鍛え上げました。
- ダイヤモンドの輝きは百古不磨、耐酸性・耐アルカリ性に優れていて、なおかつ水を弾く性質があります。
- 熊本城は難攻不落の城で百古不磨だと思われていましたが、地震のために壊れてしまいました。