意匠惨憺の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳)
【四字熟語】
意匠惨憺
【読み方】
いしょうさんたん
【意味】
工夫を凝らすのに苦心すること。
ものづくりや問題解決のときに、めちゃくちゃ考えて工夫するんやな。
これは、「難しいことにも頭を使ってがんばること」を伝える言葉なんやで。
【語源・由来】
「意匠」は工夫、また工夫を凝らすこと。「惨憺」は心を悩まし苦心するさま。「惨憺」は、畳韻語といわれ、「サンタン」と「ン」の韻をふくんでいる。擬態語。
【典拠・出典】
杜甫「丹青引(たんせいのいん)」
【類義語】
・苦心惨憺(くしんさんたん)
・悪戦苦闘(あくせんくとう)
・粒粒辛苦(りゅうりゅうしんく)
・孤軍奮闘(こぐんふんとう)
【英語訳】
taxing one’s ingenuity in devising something、
agonizing over designing or creating something、
making strenuous efforts to devise good ways and means to do something
よい物をつくるには、努力と発明的技術が必要です。Making a good poem needs strenus efforts and lots of inventive techniques including inventive new works.
意匠惨憺(いしょうさんたん)の解説
「意匠惨憺」っていうのは、何かを作るとき、たとえば詩や絵を描くときに、すごく頭を悩ませて、いろんな工夫をすることを指すんだよ。たとえば、詩を書くときに、どんな言葉を使うか、どういう表現がいいかってすごく考えるのが「意匠惨憺」だね。
そして、これは詩や絵だけじゃなくて、他のいろんなことにも使えるんだ。何かを作るときや、問題を解決するときに、すごく考えて、いろいろな工夫をすること全般を表してるんだよ。
「意匠」って部分は、工夫をすることや、きれいやかっこいい表現をすることを指すんだ。ちなみに、この言葉の出どころは、杜甫っていう人が書いた「丹青引」っていう詩から来ているんだよ。
まとめると、「意匠惨憺」は、何かをすごく考えながら、工夫をして作ること、特に頭を使って工夫を凝らすことを意味してるんだよ。
意匠惨憺(いしょうさんたん)の使い方
意匠惨憺(いしょうさんたん)の例文
- 味付けから使用する肉の種類を決めるのにも意匠惨憺するほどの性格だ。
- 映像画面で画像処理の計算方法を創意工夫しながら意匠惨憺することが必要である。
- 創作料理を工夫しながら意匠惨憺し、初めて食する味わいの深さを追求する。
- 映画の衣装に意匠惨憺し、幻想的かつ神秘的にかわった思いもかけない衣装ができあがった。
- 今の社会で怒っていることに合わせて、神秘的でかつメッセージ性のつよい、意匠惨憺なお芝居を作っている。
また、いろんなことを工夫するために、大変な苦労をするという意味も含まれているんだ。