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灰心喪気【かいしんそうき】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・対義語・英語訳)

【四字熟語】
灰心喪気

【読み方】
かいしんそうき

【意味】
火の消えた灰のように暗く、がっかりとした様子。

【語源由来】
「灰心」心が燃え尽きてすっかり無くなってしまい、灰のようになった状態。「喪気」気力をなくしてしまうこと。

【典拠・出典】

【類義語】
意気消沈(いきしょうちん)
意気阻喪(いきそそう)
屠所之羊(としょのひつじ)

【対義語】
意気軒昂(いきけんこう)
・意気揚々(いきようよう)
意気衝天(いきしょうてん)

【英語訳】
depression of spirits
loss of spirits
discouragement

例文
My heart sank within me.
私は灰心喪気した。

灰心喪気(かいしんそうき)の使い方

ともこ
どうしたの、ぼーっとしちゃって?顔色悪いわよ。
健太
彼女が…あの優しくて可愛らしかった彼女が、実は裏で僕の悪口を言いふらしていたなんて。信じてたのに、ひどい裏切りだよ。今の僕は灰心喪気して、何も考えられないんだ。
ともこ
だから言ったじゃないの、あの子はやめとけって。散々おだててお金を使わせて、飽きたらバイバイされるよって、忠告したのに聞かないからよ。
健太
ああ、もう女性不信になりそうだ。

灰心喪気(かいしんそうき)の例文

  1. どうやら応募した会社全てから断りの連絡が来たらしくて、今の彼は灰心喪気の状態らしい。書類選考だけで落とされて面接にも行けなかったんじゃあ仕方ないかもしれないけれど、全部が全部同じように断られたとなると、彼は少し自分の方向性を考え直した方がいいんじゃないかな。
  2. 彼女は、まだ小さいお子さんを急に亡くしてね。髄膜炎だったらしいよ。具合が悪くなって近所の医者に連れて行ったら風邪薬を出されたんだと。薬を飲ませても悪くなるばかりで、ぐったりして救急車を呼んだ時にはもう手遅れだったらしい。暫くの間は声をかけるのも憚られるほど灰心喪気の様子で皆ひどく心配していたが、最近やっと少し笑顔が戻ったらしい。

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