【四字熟語】
鳥尽弓蔵
【読み方】
ちょうじんきゅうぞう
【意味】
目的が達せられた後には、それまで重用されていた者が捨てられるということのたとえ。
【語源・由来】
鳥を射尽くしてしまうと、不必要となった弓がしまわれてしまうという意から。
【類義語】
・狡兎良狗(こうとりょうく)
・得魚忘筌(とくぎょぼうせん)
・兎死狗烹(としくほう)
・忘恩負義(ぼうおんふぎ)
鳥尽弓蔵(ちょうじんきゅうぞう)の使い方
今度の生徒会長の選挙には、健太くんの力がどうしても必要なの。手伝ってくれる?
いいけど、きっと鳥尽弓蔵というように、選挙が終わったら、執行部にはいらない人間だっていって切り捨てられるんだろうね。
ぎくっ。そ、そんなことないわよ。重要なポストを用意しておくわ。
本当かなあ?まあいいけど。
鳥尽弓蔵(ちょうじんきゅうぞう)の例文
- 我々短期雇用者は、鳥尽弓蔵、プロジェクトが終われば解散、どんなに努力しても社員への道はない。
- 教授の研究に尽力したのに、鳥尽弓蔵されるなんて。
- 鳥尽弓蔵というように、切り捨てられる日が自分の身に起ころうとは。
- 僕の力を借りるだけ借りて、鳥尽弓蔵、もう不要だなんてひどい。
- 鳥尽弓蔵というように、相手の都合で首を切られるのは嫌だったので、会社を作りました。