空前絶後の意味(語源由来・出典・類義語・対義語・英語訳)
【四字熟語】
空前絶後
【読み方】
くうぜんぜつご
【意味】
今までに起きたことがなく、これからも起きないようなこと。非常に珍しいこと。
つまり、「めっちゃめっちゃ珍しいこと」ってことやな。
今までにも、これからもない、そんなすごく珍しい出来事を表してるんやな。
これは、「とても特別な瞬間や出来事」を示す言葉やで。
今までにも、これからもない、そんなすごく珍しい出来事を表してるんやな。
これは、「とても特別な瞬間や出来事」を示す言葉やで。
【語源・由来】
「空前」はこれまでにはないという意味。「絶後」は今後も起きないこと。
【典拠・出典】
『宣和画譜』「二」
【類義語】
・冠前絶後(かんぜんぜつご)
・曠前空後(こうぜんくうご)
・曠前絶後(こうぜんぜつご)
・前代未聞(ぜんだいみもん)
・超然絶後(ちょうぜんぜつご)
・千載一遇(せんざいいちぐう)
・僅有絶無(きんゆうぜつむ)
【対義語】
・平々凡々(へいへいぼんぼん)
・平凡陳腐(へいぼんちんぷ)
【英語訳】
the first and probably the last
例文 空前絶後の偉業です。
It is the first and last undertaking of such magnitude.
It is the first and last undertaking of such magnitude.
空前絶後(くうぜんぜつご)の解説
カンタン!解説
「空前絶後」っていうのは、すごく珍しくて特別なことを表すんだよ。
今までになかったし、これからもないだろうっていうほどの、すごくレアなことのことさ。
「空前」ってのは、これまでに一度もなかったことを表す言葉で、「絶後」ってのはこれからもありそうにないことを意味しているんだ。
たとえば、すごく得点が高い試合や、誰もやったことのないような新しい発明なんかを「空前絶後」と言うんだ。
ちなみに、この四字熟語の出どころは、「宣和画譜」という本だよ。
空前絶後(くうぜんぜつご)の使い方
今日の僕は体育の授業で活躍していたよ。
あまり運動が得意じゃないあなたが体育の授業で活躍したの?
今日は調子が良くてバスケの試合で何回もシュートが決まったんだ!
空前絶後の活躍をしたのね。すごいじゃない!
空前絶後(くうぜんぜつご)の例文
- 人気のなかった茶道部に多数の入部届が届いたなんて空前絶後だ。
- その日本選手は、名のある大会で空前絶後の活躍をして、見事その名を世に知らしめた。
- 君の活躍は、空前絶後の偉業である。
- 空前絶後の大ブームを起こしたダイエット法だったが、効果がないことが立証されるや否やパタッとブームが去った。
- この作品は、今までの作品とは全く違う空前絶後の作品だ。
- あの新入社員は、我が社にとって空前絶後の事件を巻き起こした。
- 父が仕事帰りにケーキを買ってくるなんて、我が家にとっては空前絶後だ。
- 息子が苦手な数学のテストで満点を取ってきた。空前絶後だ。
- 空前絶後で怒涛の展開を見せた映画は、大ヒットを記録した。
空前絶後の文学作品などの用例
- 実に『仙嬢伝』のごときはアレゴリイ中の傑作にして、空前絶後のものといわんも決して誣言にあらざるなり。<坪内逍遥・小説神髄>
文字通りには「前にもなく、後にもない」という意味があるんだ。