【四字熟語】
太液芙蓉
【読み方】
たいえきのふよう
【意味】
美人のこと。
【語源・由来】
「太液」は漢代に未央宮の北にあった池の名。「芙蓉」は蓮の花のこと。
白居易が、玄宗皇帝の楊貴妃を慕う気持ちを歌った詩句から。
【典拠・出典】
白居易「長恨歌」
【類義語】
・天香国色(てんこうこくしょく)
・仙姿玉質(せんしぎょくしつ)
・一顧傾城(いっこけいせい)
・傾国美女(けいこくのびじょ)
・曼理皓歯(まんりこうし)
太液芙蓉(たいえきのふよう)の使い方
卒業アルバムを見ていた友達が、ともこちゃんの顔を見て太液芙蓉だねって言っていたよ。
本当に?うれしいわ。でも、もっと太液芙蓉な子がいるわよね。
そうだよね。この子とか、この子とか、すごく太液芙蓉だよね。
そこは否定するところでしょう。
太液芙蓉(たいえきのふよう)の例文
- この雑誌のモデルは太液芙蓉ばかりでレベルが高いです。
- ともこちゃんのお姉ちゃんは太液芙蓉なんだけど、ともこちゃんは・・・・。
- 彼女は太液芙蓉と評判だったので、スカウトマンがわざわざ地方のこの町に足を運ぶほどでした。
- 小さいころから太液芙蓉だったあの子は、予想通り女優になりました。
- 彼女の顔は太液芙蓉、まるでお人形のような顔をしています。