【四字熟語】
従容自若
【読み方】
しょうようじじゃく
【意味】
ゆったりとして落ち着き払い、心の動じないようす。
「従容」は、ゆったりと落ち着いているようす。「従」は、ここでは、ゆるやか。「自若」は、どっしりとして心の動じないようす。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・鷹揚自若(おうようじじゃく)
・神色自若(しんしょくじじゃく)
・湛然不動(たんぜんふどう)
・従容不迫(しょうようふはく)
・泰然自若(たいぜんじじゃく)
【対義語】
・小心翼翼(しょうしんよくよく)
・戦戦恐恐(せんせんきょうきょう)
・戦戦慄慄(せんせんりつりつ)
従容自若(しょうようじじゃく)の使い方
イエス・キリストは、磔にされている間、従容自若としていたんですって。
すごいなあ。僕だったら、痛くて泣きわめくけどな。
ユダに裏切られた時も、兵に連行される時も従容自若としていたそうよ。
神の子は、僕たち凡人とは違うね。
従容自若(しょうようじじゃく)の例文
- 武士は、従容自若として切腹を受け入れ、騒ぐものはほとんどいなかったそうだ。
- ともこちゃんは緊張することがないのか、常に従容自若としている。
- 健太くんは、今ではやんちゃ坊主だが、小さい頃は従容自若な性格だった。
- 先生は、大きな揺れの後にもかかわらず従容自若として、生徒を避難させた。
- 従容自若として死を受け入れていた。