難攻不落の意味(類義語)
【四字熟語】
難攻不落
【読み方】
なんこうふらく
【意味】
攻めることが困難で、なかなか陥落しないこと。転じて、こちらがいくら働きかけても、相手がなかなか自分の要望を受け入れてくれないこと。
ええなぁ。それは、「せっかく頑張っても、なかなか相手がうまくいかない」って状況を言うんやな。
城を攻めるのと同じで、どんなに努力しても、相手がなかなか動かない時のことやんな。
これは、「人を説得するのは大変なこと」を教えてくれる言葉なんやで。
城を攻めるのと同じで、どんなに努力しても、相手がなかなか動かない時のことやんな。
これは、「人を説得するのは大変なこと」を教えてくれる言葉なんやで。
【典拠・出典】
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【類義語】
・金城鉄壁(きんじょうてっぺき)
・金城湯池(きんじょうとうち)
・湯池鉄城(とうちてつじょう)
・南山不落(なんざんふらく)
・要害堅固(ようがいけんご)
難攻不落(なんこうふらく)の解説
カンタン!解説
「難攻不落」っていうのは、攻めても攻めてもなかなか落ちない、つまり強固なものや状況を指すんだよ。元々は、戦争の話で、城や要塞がとても堅固で、なかなか攻め落とせないことを表す言葉だったんだ。
でも、今ではもっと広い意味で使われるようになってて、例えば、自分の意見や提案を相手に伝えても、なかなか相手が受け入れてくれないような状況も「難攻不落」って言うんだ。
「難攻」っていうのは、攻めるのが難しいって意味で、「不落」っていうのは、落ちない、つまり陥落しないって意味だよ。例えば、「難攻不落の要塞」って言うときは、どんなに攻めてもなかなか落ちない超強固な要塞を表してるんだよ。
難攻不落(なんこうふらく)の使い方
ともこちゃんは、学校一難攻不落な女の子って言われているんだよ。知っていた?
ええっ。そんなこと言われているの?
サッカー部のイケメンの先輩の告白を断ったでしょう?それで、難攻不落って言われているんだよ。
ええっ。なんでみんながそのことを知っているの?困ってしまうわ。
難攻不落(なんこうふらく)の例文
- 熊本城は日本一難攻不落な城で、西郷どんをして、官軍に負けたのではなく、清正に負けたと言わしめました。
- あの人は難攻不落と言われているから、契約出来たらすごいことだぞ。
- この映画は、仲間を助けるために巨大な壁で覆われた難攻不落の要塞都市に侵入する話です。
- 難攻不落と言われた地主の説得に成功しました。
- あそこは、新規取引に関しては難攻不落と言われています。
難攻不落の文学作品などの用例
- 酒も肴もあすこへ運ばせるし、給仕の女もやる故、狭いが、難攻不落の城と思い、当分、気を養う事だ。<子母沢寛・勝海舟>
さらに広く使うと、どんなに努力しても、相手がなかなか納得してくれない状況をも指すんだ。