【四字熟語】
空空漠漠
【読み方】
くうくうばくばく
【意味】
果てしもなく広いさま。また、とりとめもなくぼんやりしたさま。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・曖昧模糊(あいまいもこ)
・有耶無耶(うやむや)
・雲煙模糊(うんえんもこ)
・五里霧中(ごりむちゅう)
【対義語】
・一目瞭然(いちもくりょうぜん)
・明明白白(めいめいはくはく)
空空漠漠(くうくうばくばく)の使い方
健太くん。健太くんってば。
ああ。ともこちゃん。何だい?
健太くんってば、空空漠漠として私の話を聞いていなかったでしょう。
ああ。ごめんね。考え事をしてしまっていたよ。もう一回聞かせてくれる?
空空漠漠(くうくうばくばく)の例文
- ともこちゃんは、先ほどから空返事ばかりで空空漠漠としています。
- 空空漠漠としているようで、彼はちゃんと話を聞いていますから安心してください。
- 船室から出て甲板に上がってみると、空空漠漠たる海が広がっていました。
- ビルに囲まれて育った僕は、空空漠漠として何も遮るものがない大空に感動しました。
- 健太くんの話を聞いてみたけれども、空空漠漠とした計画で、正直、不安を感じました。