確乎不抜の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳)
【四字熟語】
確乎不抜
「確固不抜」とも書く。
【読み方】かっこふばつ
【意味】
信念や意志がしっかりしていて、物事に動じないこと。
つまり、「信じることや思うことがあって、それを絶対に変えへん」ってことやな。
どんなに難しいことがあっても、自分の考えを曲げないんやな。
これは、「困難でも信じることを持つ大切さ」を教えてくれる言葉やな。
どんなに難しいことがあっても、自分の考えを曲げないんやな。
これは、「困難でも信じることを持つ大切さ」を教えてくれる言葉やな。
【語源・由来】
「確乎」は、信念などがしっかりしたさま。確かなさま。「不抜」は、固くて抜けない意から、動かないこと、くじけないこと。
【典拠・出典】
『易経』乾
【類義語】
・不昧不落(ふまいふらく)
・確乎不動(かっこふどう)
・鉄心石腸(てっしんせきちょう)
・意志堅固(いしけんご)
・気骨稜稜(きこつりょうりょう)
・堅忍不抜(けんにんふばつ)
・志操堅固(しそうけんご)
確乎不抜(かっこふばつ)の解説
カンタン!解説
「確乎不抜」っていうのは、自分の考えや意志がとても強く、どんなことがあってもびくともしない、つまり揺るがないことを言うんだよ。「確乎」は、自分の信念がしっかりとしている、確かな状態を表すんだ。「不抜」は、固いものが抜けないように、自分の考えがぶれない、つまり動かないことを言うんだよ。
出典は、古い中国の本で『易経』というものから来ているんだよ。
それをもっと簡単に言うと、「確乎不抜」は、自分が何を考えて、何をしたいかがはっきりしていて、それに向かってどんな困難があってもひるまない、自分の考えをしっかり持つことを表す言葉なんだよ。
確乎不抜(かっこふばつ)の使い方
健太くんの将来の夢ってなに?
やっぱり、甲子園に出場することかな。そして絶対にプロの野球選手になるんだ!
決心は確乎不抜なのね。応援するわ
ありがとう!そのためにはもっと練習しなきゃ
確乎不抜(かっこふばつ)の例文
- 彼は小さいころから医者になるのが夢で、コツコツと努力してきた。さほど秀才肌でもない彼の努力に、周囲は無理だからやめておけと何度も言ったが、かれの意思は確乎不抜だった。
- 我が社の新商品開発は、会社の経営を立て直すための切り札だ。これが成功しなければ、会社の存続が危うい。新商品開発の部隊は、みんな確乎不抜の決意でのぞんでいた。
- 幼い頃からバレエを習っていた彼女は、いつしかその魅力に取り憑かれて、高校生になったときに海外留学したいと親に言いだした。両親は、そんな夢みたいなことをと反対したが、彼女は確乎不抜だった。
- 独立して会社を作ると突然家族に宣言したうちの父は、周囲からの大反対を押し切り、確固不抜の決意で小さな輸入雑貨店を開いた。その店が大当当たりして、今ではいくつもの店舗を展開している。
- 大学受験の進路指導で、担当の先生から志望校は無理だ、もっとランクを落とせと説得されたが納得いかず、確固不抜の決意で猛勉強し、無事に志望校に合格できた。
揺るがない信念と強い意志を持っているという意味があるんだ。