疾風怒濤の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
疾風怒濤
【読み方】
しっぷうどとう
【意味】
時代や社会の状況が激しく変化することのたとえ。
時代や事態が激しく変化するさまのたとえ。
そっか、それはつまり、「めちゃくちゃ変わる時期や、びっくりするような変化が起きてる」ってことやな。
すごい風が吹いて、大きな波が立つくらいの、どんどん変わる様子を表してるんやな。
これは、「大きな変化が起こる時の様子」を教えてくれる言葉やで。
すごい風が吹いて、大きな波が立つくらいの、どんどん変わる様子を表してるんやな。
これは、「大きな変化が起こる時の様子」を教えてくれる言葉やで。
【語源由来】
「疾風」は強く速い風、激しい風のことで、「怒濤」は荒れ狂い逆巻く波、うねり逆巻く大波のことを意味します。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・疾風迅雷(しっぷうじんらい)
・紫電一閃(しでんいっせん)
・迅速果敢(じんそくかかん)
・迅速果断(じんそくかだん)
・迅雷風烈(じんらいふうれつ)
・電光石火(でんこうせっか)
・狂瀾怒濤(きょうらんどとう)
・破竹之勢(はちくのいきおい)
・光芒一閃(こうぼういっせん)
【英語訳】
storm and urge
like the wind
storm and stress
sturm und drang
疾風怒濤(しっぷうどとう)の解説
カンタン!解説
「疾風怒濤」っていうのは、本当に強い風と大波が押し寄せてきて、すごく激しい状況を表すんだよ。でも、これはただの天気の話じゃなくて、人の生活や社会がすごく速く変わっていく様子を表すんだ。
「怒濤」は、海がすごく荒れて、波が巻き上がる様子を言うんだよ。ちなみに、「疾風怒濤」って言葉、ドイツ語の「シュトルム‐ウント‐ドラング」っていう言葉からきていて、18世紀後半に、ゲーテとかいう作家が中心となって行った文学の新しい運動を指しているんだ。
例えば、「疾風怒濤のごとく押し寄せる」っていうと、本当に強い風と波が押し寄せてくるように、なんかすごく激しい変化や出来事が次々と起きている様子を表すんだよ。
疾風怒濤(しっぷうどとう)の使い方
インターネットが出現してから、生活は一変したって良く聞くよね。
うん、うちの家庭もインターネットで買物することが増えてきたよ。
まさにインターネットは疾風怒濤の如く、世の中を変えてきたよね。
これからも新しい技術やサービスがでてくることを期待したいね。
疾風怒濤(しっぷうどとう)の例文
- その軍隊は疾風怒濤のごとく押し寄せてきた。
- 一気にその革命的文学の波が押し寄せてきた。まさに疾風怒濤の時代であった。
- そのサッカー日本代表の疾風怒濤の攻撃に、熱狂した観客は総立ちになった。
- その軍団はアジアからヨーロッパを疾風怒濤の勢いで攻め、壮大な土地を収めるまでに至った。
- 疾風怒濤の如く、市場を席巻する画期的な製品となった。
疾風怒濤の文学作品などの用例
- 彼の行動は、時代の波を原動力とする。しかも、まさに疾風怒濤の時代であった。そのエネルギーは、底知れぬ威力をひめていた。<陳舜臣・阿片戦争>
それが比喩として使われて、社会が大きく動き、大きな変化が起こる時期や状況を表すようになったんだ。