「ら行」漢検準2級の四字熟語一覧
雷騰雲奔(らいとううんぽん)
一時もとどまらず過ぎ去っていくことのすみやかなたとえ。雷が躍り上がり雲が走る。来たかと思うとすぐにいなくなってしまう。雷が急に鳴り出したかと思うと急にやみ、雲が一時も休まず過ぎ行くように、過ぎ去ることのすばやいこと。
楽禍幸災(らくかこうさい)
他人の不幸を見てよろこぶこと。人が災難にあうことをよろこび、わざわいにあうのを見てたのしむ意。
離群索居(りぐんさっきょ)
同朋や友人、仲間と離れて一人でいること。
履霜堅氷(りそうけんぴょう)
前兆を見て災難を避けよという戒め。霜を踏んで歩けばやがて氷が張る時期になることから、前兆をみてやがて来るわざわいに対して用心せよという意。
柳暗花明(りゅうあんかめい)
春の野の美しい景色のこと。また、花柳界・遊里のこと。また、新しい展開が開ける意にも用いる場合もある。
柳緑花紅(りゅうりょくかこう)
人の手を加えていない自然のままの美しさのこと。紅い花と緑の柳で代表させて、自然の美しさを表した言葉。
陵谷遷貿(りょうこくせんぼう)
世の中の移り変わりの激しいこと。
累世同居(るいせいどうきょ)
幾代にもわたる同族が子々孫々同じ家にいっしょに住むこと。
露往霜来(ろおうそうらい)
時の過ぎるのがはやいことのたとえ。
六根清浄(ろっこんしょうじょう)
欲や迷いから脱け出て、心身が清らかになること。