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漢検準2級の四字熟語一覧と意味付き【漢字検定】

漢検準2級

「さ行」漢検準2級の四字熟語一覧

西方浄土(さいほうじょうど)

阿弥陀仏(あみだぶつ)がいるとされる、苦しみのない安楽の世界のこと。


削足適履(さくそくてきり)

目先のことに気をとられて、大事なことを忘れてしまうこと。本末を転倒して無理にものごとを処理するたとえ。


桟雲峡雨(さんうんきょうう)

かけ橋の付近に起こる雲と谷あいに降る雨のこと。


三界流転(さんがいるてん)

いのちのあるものはすべて、前世、現世、来世の三世にわたって、生死を繰り返し迷い続けるということ。


山河襟帯(さんがきんたい)

自然の要害の堅固なことのたとえ。


三浴三薫(さんよくさんくん)

相手を大切に思う心をあらわす言葉。幾度も体を清め、幾度も香を塗り染めよい香りをつけて人を待つという意味。


罪業消滅(ざいごうしょうめつ)

罪深き行いも、仏道修行により消し去ることができること。


残酷非道(ざんこくひどう)

むごたらしくて、人の道に背いていること。
また、そのような振る舞いや行いのこと。


残山剰水(ざんざんじょうすい)

戦乱のあとに残った荒廃した山や川や自然。また、滅ぼされた国の山水。


詩歌管弦(しいかかんげん)

詩歌を吟じ、楽器を奏でること。
また、広く文学と音楽のこと。


至恭至順(しきょうしじゅん)

このうえなく素直で従順なさま。


思索生知(しさくせいち)

筋道を立ててよく考えれば、知恵は生まれてくるということ。


志大才疎(しだいさいそ)

志は大きいが才能が乏しいこと。心に抱く望みは雄大だが才能や力量が伴わないこと。


至大至剛(しだいしごう)

ものすごく大きくて、ものすごく強い。


七難九厄(しちなんくやく)

七と九の年まわり(十七歳や四十九歳など)では、男女とも災厄にあいがちだとう俗信。


疾風迅雷(しっぷうじんらい)

勢いや行動がすばやく、激しいさまのたとえ。事態の変化が急なこと、行動が迅速なこと。事態が急変する様子。


質実剛健(しつじつごうけん)

中身が充実して飾り気がなく、心身ともに強くたくましいさま。まじめでしっかりしていること。質実剛健な気性などと表現する。かつては、質実剛健であることが男子の理想的姿として、校訓などによく用いられた。


紫電清霜(しでんせいそう)

容姿がすぐれて節操の固い形容。紫の電光のようにすぐれて光り輝き、清く白い霜のようにきりっとひきしまっていること。物事の様子や人物などについていう。


車蛍孫雪(しゃけいそんせつ)

苦学のたとえ。


捨根注枝(しゃこんちゅうし)

大切でない部分に心を奪われて、物事の根本を忘れること。また、本質的な原因を探求しないで結果だけを問題にすること。


遮二無二(しゃにむに)

一つのことをがむしゃらにすること。一つのことに全力を注ぐこと。ほかの事を考えないで、後先のことや周りのことは考えず、ただひたすらに、がむしゃらに、一途に物事を行うこと。


舎本逐末(しゃほんちくまつ)

物事の根幹となる事をおろそかにして、つまらないことに関心をもつこと。


衆寡不敵(しゅうかふてき)

少数は多数にかなわない。戦争の勝負では人数が多いほうが有利であるということ。


愁苦辛勤(しゅうくしんきん)

非常に憂え苦しむこと。また、その苦しみ。


囚首喪面(しゅうしゅそうめん)

容貌を飾らないことのたとえ。


修身斉家(しゅうしんせいか)

自身の身を修め行いを正し円満な家庭を築くこと。


秋霜三尺(しゅうそうさんじゃく)

研ぎすました刀剣。


秋霜烈日(しゅうそうれつじつ)

①刑罰や権威、節操、意志などが厳しいこと。また、厳かなこと。
②日本における検察官記章(バッジ)のデザインに対する呼称。


周知徹底(しゅうちてってい)

世間一般、広くすみずみまで知れ渡るようにすること。「周」はあまねくすみずみまでの意。


襲名披露(しゅうめいひろう)

親または師匠の名前を継いだことを公表すること。


衆生済度(しゅじょうさいど)

仏道によって生きているものすべてを迷いから救い、悟りの境地へ導くこと。


春愁秋思(しゅんしゅうしゅうし)

春の日の物憂さと秋の日の物思い。気候のいいときになんとなく気がふさぐこと。また、いつも心に悲しみや悩みを抱いていること。


春宵一刻(しゅんしょういっこく)

春の夜のひとときは、なんともいえぬ趣(おもむき)があって、大きな価値があるということ。


硝煙弾雨(しょうえんだんう)

戦闘が非常に激しいこと。


上下一心(しょうかいっしん)

身分の上下にかかわらず一致団結すること。身分の上の者も下の者も心を一つにする。また心を一つにして事に当たること。


上下天光(しょうかてんこう)

空も水も一様に光り輝くこと。


小国寡民(しょうこくかみん)

国土が小さくて、人口が少ないこと。


焦唇乾舌(しょうしんかんぜつ)

ひどく悩んで苦労すること。または、激しい言い争いをすることのたとえ。


正真正銘(しょうしんしょうめい)

まったくうそ偽りがなく、本物であること。


清浄寂滅(しょうじょうじゃくめつ)

道家と仏家の教え。


生生流転(しょうじょうるてん)

全てのものは生まれては変化をして、絶えず移り変わっていくということ。


生死流転(しょうじるてん)

生まれては死に、死んでは生まれを何度も繰り返すこと。仏教の言葉。


小人閑居(しょうじんかんきょ)

つまらない人間は、ひまを持て余して、ろくなことをしないということ。
小物人は、ひまでいるととにかくよくないことをするということ。


精進潔斎(しょうじんけっさい)

飲食を慎み、心身を清めてけがれのない平静な状態にしておくこと。


少壮気鋭(しょうそうきえい)

年が若くて意気が盛んで、将来が期待されること。
また、その人のこと。


従容就義(しょうようしゅうぎ)

ゆったりと落ち着いて、恐れることなく正義のために身を投げ出すこと。


従容不迫(しょうようふはく)

ゆったりと落ち着いていて、あわてないこと。


初志貫徹(しょしかんてつ)

初めに心に決めた志を最後まで貫き通すこと。


枝葉末節(しようまっせつ)

物事の本質から外れたささいな部分。


心猿意馬(しんえんいば)

煩悩や情欲などの邪な欲望で心を乱されて、心が落ち着かないこと。
または、そのような欲望を抑えることができないことのたとえ。


心願成就(しんがんじょうじゅ)

神仏などに心から念じていると願いはかなえられる。


心慌意乱(しんこういらん)

あわてふためいて何がなんだかわからなくなる。


深溝高塁(しんこうこうるい)

深い掘割と高いとりで。堅固な城塞。また、守りの堅牢なこと。


紳士淑女(しんししゅくじょ)

教養があり、品格があって、礼儀正しい男性と女性のこと。


心織筆耕(しんしょくひっこう)

文筆で生活すること。


身心一如(しんしんいちにょ)

仏教で、肉体と精神は分けることができないもので、一つのものの両面であるということ。


心神耗弱(しんしんこうじゃく)

精神が衰弱して判断力が乏しくなり正常な行動ができないこと。心神喪失よりは軽い状態。


神仙思想(しんせんしそう)

俗世から抜け出して不老・長生の世界に生きようという考え。


森羅万象(しんらばんしょう)

宇宙間に存在する数限りない一切のものごと


新涼灯火(しんりょうとうか)

初秋の涼しさは読書にふさわしい。


時期尚早(じきしょうそう)

あることを行うにはまだ早すぎること。また、その様子。


自業自得(じごうじとく)

自分の悪行の報いを自分が受けること。一般に悪い報いにもちいられるが、元来は自分が受ける結果のすべては、自分が種をまいたものであるという仏教の因果の法則を表す語。自分の行為の報いを自分自身がうけること。一般に、悪業の報いを受けることにいう。仏教用語。自分でしでかしたことだから、悪い報いをえてもやむをえないということ。


自縄自縛(じじょうじばく)

自分の言ったことやしたことが自分を縛りつけ、自由に振舞えずに苦しむこと。


事上磨錬(じじょうまれん)

実際に行動や実践を通して、知識や精神を磨くこと。


寂光浄土(じゃっこうじょうど)

仏の住んでいる世界。また、仏道に励んで究極の悟りに達した境界のこと。
「寂」は真理の静寂、「光」は真知の光照。「浄土」は汚れのない国。


縦塗横抹(じゅうとおうまつ)

乱暴に書きなぐること。


柔能制剛(じゅうのうせいごう)

能力の弱い者が能力の強い者に勝つこと。


自由奔放(じゆうほんぽう)

他のことを気にかけず、自分の思うままに振る舞うさまのこと。


叙位叙勲(じょいじょくん)

位を授けたり、勲等により勲記・勲章を授けたりすること。また、位を与えられたり、勲記・勲章を与えられたりすること。


盛者必衰(じょうしゃひっすい)

この世は無常であるから、盛んなものは必ず衰えるということ


情状酌量(じょうじょうしゃくりょう)

裁判で、諸事情を考慮して刑罰を軽くすること。


剰水残山(じょうすいざんざん)

戦乱のあとに残った荒廃した山や川や自然。また、滅ぼされた国の山水。


助長抜苗(じょちょうばつびょう)

成長を助けようとして力をかすことがかえって成長を妨げること。


迅速果断(じんそくかだん)

物事をすばやく決断し、思いきって行うこと。


迅雷風烈(じんらいふうれつ)

はげしいかみなりと猛烈な風。


垂頭喪気(すいとうそうき)

元気がなく、しょげているさま。


随喜渇仰(ずいきかつごう)

喜んで仏に帰依し、心から信仰すること。また、ある物事に深く打ちこんで熱中すること。


随宜所説(ずいぎしょせつ)

『法華経』「方便品」より。仏法を受け入れる衆生の素質や能力に応じて説いた言葉をいう。


随波逐流(ずいはちくりゅう)

自分の意見や主張をもたず、ただ世の中の流れに従うこと。


清音幽韻(せいおんゆういん)

すぐれた文章のたとえ。


性行淑均(せいこうしゅくきん)

性質や行為が善良で片寄っていないさま。性質がひねくれておらず、行動も片寄りのないこと。「性行」は性質と行動、「淑均」はしとやかで公平なこと。


斉紫敗素(せいしはいそ)

賢者が事をなせばわざわいを福に転じるように、失敗を成功へと導くことができるというたとえ。世にもてはやされる紫色のきぬも粗悪な白ぎぬを染めたものであるという意味。


静寂閑雅(せいじゃくかんが)

ひっそり静かでみやびやかな趣のあること。


生生流転(せいせいるてん)

全てのものは生まれては変化をして、絶えず移り変わっていくということ。


斉東野語(せいとうやご)

聞くにたえない下品で愚かな言葉。また、信じがたい妄説のこと。


聖読庸行(せいどくようこう)

聖人のすぐれた文を読んで学んでもその行いは凡人と異ならないこと。


星羅雲布(せいらうんぷ)

星のように点々と連なり、雲のように多く群がり集まること。


精力絶倫(せいりょくぜつりん)

心身の活力が抜群に盛んなこと。


勢力伯仲(せいりょくはくちゅう)

お互いの力がつり合って優劣の差がないこと。
互いの実力に大きな違いがなく、拮抗(きっこう)していること。伯仲の間。


隻紙断絹(せきしだんけん)

文字を記したごくわずかの紙や絹布。


積日累久(せきじつるいきゅう)

官吏などが年功を積むこと。


積善余慶(せきぜんのよけい)

善行を積んだ家は子孫まで必ず幸福がおよぶ。


隻履西帰(せきりせいき)

達磨がくつの片方を手に持って西に帰る。


殺生禁断(せっしょうきんだん)

鳥・獣・魚などを捕ったり殺したりすることを禁ずること。仏教の慈悲の精神から行われる。


雪案蛍窓(せつあんけいそう)

苦労しながら勉学にはげむこと。また、そのさま。


遷客騒人(せんかくそうじん)

左遷された人や心に愁いを抱く人。詩人墨客のこと。


千古不磨(せんこふま)

遠い昔からずっと何も変わっていないこと。特に、文化的な伝統や芸術品などに対して用いられる。


仙才鬼才(せんさいきさい)

人並みはずれたすぐれた才。凡俗を超えた才。


仙姿玉質(せんしぎょくしつ)

とびぬけた美人に対する形容。


浅酌低唱(せんしゃくていしょう)

ほどよく酒を味わい飲みながら、小声で詩歌を口ずさんで楽しむこと。「浅酌」はほどよく酒を飲むこと。「低唱」は小さい声で歌うこと。


千緒万端(せんしょばんたん)

物事がごたごたして複雑であることの形容。さまざまな雑多な事柄。「千」「万」は数の多いことを示す。「端緒」が千も万もある、ということ。「端」は物事の出発点、「緒」は物事の糸口・取っ掛かりを示す。


仙風道骨(せんぷうどうこつ)

俗っぽさがなく非凡な姿のこと。仙人や道者の風采骨相のたとえ。


禅譲放伐(ぜんじょうほうばつ)

中国古代の政権交代の二つの方法。


前代未聞(ぜんだいみもん)

これまでに聞いたこともないような珍しく変わったこと。また、たいへんな出来事。「前代」は現在よりも前の時代、過去。「未聞」は、まだ聞いたことがないという意味。


漸入佳境(ぜんにゅうかきょう)

話や状況などがだんだん興味深い部分にさしかかってくること。「漸入」はだんだんその段階に入っていくこと。「佳境」はよい境地、最も興味深くおもしろいところ。一般に「漸く佳境に入る」と訓読を用いる。


巣林一枝(そうりんいっし)

分相応に満足すること。


即身成仏(そくしんじょうぶつ)

生きたまま仏になること。また出家しないで在家のまま悟りを開くことも指す。


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