漢字検定【漢検】準2級の四字熟語と意味一覧

準2級

漢検準2級に出題される四字熟語一覧です。

その他の級はこちらをご覧ください。


「あ行」の漢字検定【漢検】準2級の四字熟語と意味

相碁井目(あいごせいもく)

人の実力の差はさまざまで、何をするにも力の差はあるものだということ。


暗香疎影(あんこうそえい)

暗闇にただよう花の香りと、月光などに照らされてまばらに映る木々などの影の意で、梅の花や梅の木についていうことが多い。


安寧秩序(あんねいちつじょ)

社会、世の中が平穏で、秩序立っていること。物事が正しい順序におさまっていて、安らかなこと、乱れていないこと。


安楽浄土(あんらくじょうど)

現実の世界のような悩みや苦しみなどがなく、一切の心配や汚れから解放され、安心して楽しく暮らせる世界のこと。


遺憾千万(いかんせんばん)

不本意で心残りなこと。物事が思うようにならず、このうえなく残念に思うさま。
残念でたまらないことこの上ない。遺憾千万なこと、遺憾千万に思う、などと表現する。


異国情緒(いこくじょうちょ)

いかにも外国らしい風物がかもし出す雰囲気や気分のこと。エキゾチシズム。


遺臭万載(いしゅうばんさい)

悪名や悪い評判を後世までのこすこと。


以身殉利(いしんじゅんり)

つまらない人間は、自分の利と欲のためにのみ生きるということ。


一韻到底(いちいんとうてい)

古詩の韻の踏み方のひとつで、同一の韻を最初から最後まで用いること。「到底」は始めから終わりまで一貫しての意。韻をふむことは漢詩の技巧の一つ。詩の響きを美しくするため一定の句末に同じ響きをもつ字を配するもの。


一言居士(いちげんこじ)

何かにつけ、ひと言いわずにはいられない人。


一期一会(いちごいちえ)

生涯に一度だけ会うこと。また、生涯に一度限りであること。一生に一度のことと考えてそのことに専念する意。もと茶道の心得を表した語で、どの茶会でも生涯にただ一度だと考えて常にまことをつくすべきことをいう。「一期」は仏教の語では人が生まれてから死ぬまでの間の意。


一汁一菜(いちじゅういっさい)

質素な食事のこと。「一汁」は一杯の汁物のこと。「一菜」は一品のおかずこと。


一労永逸(いちろうえいいつ)

一度苦労すれば、長くその利を得られること。また、わずかの苦労で多くの安楽が得られること。


一切衆生(いっさいしゅじょう)

この世に生きているすべての生きもの。生きとし生けるもの。
特に人間に対していうことが多い。


一生懸命(いっしょうけんめい)

懸命(けんめい)とは、生命をかける事。そこから、ものごとを、大変熱心にする様子。命がけで事に当たること、また、その様。


一所懸命(いっしょけんめい)

命をかけて物事に当たること。いちずに苦心すること。


一殺多生(いっせつたしょう)

一人の悪人を犠牲にして、たくさんの人が助かること。
または、多くの人を生かすためには、一人を殺すのもやむを得ないということ。


一朝富貴(いっちょうのふうき)

急に富貴な身分になることや金持ちになること。思いもよらず高い地位や財産を得ること。にわかに身分が高くなること、財を持つこと。


一刀三礼(いっとうさんらい)

神仏をうやまい、慎み深い態度で仏像などを彫ること。転じて、慎重で敬虔な仕事姿勢をさします。慎みを持って深く敬いながら仕事をすること。仏像を彫刻するとき一刻みするごとに、信仰の心をこめて三度礼拝すること。


一登竜門(いっとりゅうもん)

その時代の有力者に認められれば、その人の価値は世間から十倍にも評価されるということ。


一筆抹殺(いっぴつまっさつ)

よく考えることなく、事実や存在を全面的に否定すること。


衣鉢相伝(いはつそうでん)

弟子が師の教えを継ぐこと。また、法灯を継ぐこと。「衣」は袈裟、「鉢」は托鉢で施し物を受ける蜂のこと。転じて、師から伝えられた教えの意。「相伝」は代々受け伝えること。


意馬心猿(いばしんえん)

心に起こる欲望や心の乱れを抑えることができないこと。
欲望や執着が強いため心の制御ができなく、心が乱れていることのたとえ。
煩悩や情欲、妄念などの欲望のために心が落ち着かないことのたとえ。


韻鏡十年(いんきょうじゅうねん)

理解することが極めて難しいこと。「韻鏡」は中国の唐の時代の書物で、漢字の音韻を図示した書物。非常に難しく、理解するのには十年の歳月が必要という意味から。


飲至策勲(いんしさっくん)

勝ち戦のあと、先祖への報告の酒を飲み、その功績を竹の札に書き記すこと。


隠忍自重(いんにんじちょう)

辛いことはじっとこらえて、軽々しく行動しないことのたとえ。


羽化登仙(うかとうせん)

酒などに酔って快い気分になることのたとえ。天にも昇る心地。羽が生え仙人になって、天に昇る意から。「羽化」は羽が生えて、空を自由に翔かける仙人になること。「登仙」は天に昇って仙人になる意。


雨露霜雪(うろそうせつ)

多様な気象の変化。転じて、人生の様々な困難のこと。


雲水行脚(うんすいあんぎゃ)

修行僧が諸国をめぐって、仏法を修行すること。


雲泥万里(うんでいばんり)

非常にかけ離れていること。へだたりのはなはだしいことのたとえ。


永永無窮(えいえいむきゅう)

いつまでも永遠に果てることなく続くさま。長く続いてきわまりないさま。時の果てしなく長いたとえ。


英俊豪傑(えいしゅんごうけつ)

人なみはずれた、すぐれた才知の持ち主のこと。


回光返照(えこうへんしょう)

人が死ぬ間際に、一時元気を取り戻すこと。また、事物が滅亡する寸前に、つかの間の勢いや輝きを取り戻すこと。


会者定離(えしゃじょうり)

出会った者は、いつか必ず別れる運命にあるということ。世の無常をいったことば。会うは別れの始め。
『平家物語』の「生者必滅、会者定離は浮世の習い」が有名。


越鳥南枝(えっちょうなんし)

故郷が懐かしく忘れがたいこと。


遠慮会釈(えんりょえしゃく)

控えめで、思いやりを持った態度で接すること。他人に対して態度を慎みその心を思いやること。


王侯将相(おうこうしょうしょう)

王侯・将軍・宰相などの身分の高い人々のことを意味しますが、
高貴な身分は、才能や努力などできまり、家柄や血統ではないという意味が込められています。


往生素懐(おうじょうそかい)

仏教に帰依して、現世を去って極楽浄土に生まれ変わりたいという平素からの願いのこと。


温良恭倹(おんりょうきょうけん)

性質がおだやかで素直で、人にうやうやしく自分は謙虚なさま。

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「か行」の漢字検定【漢検】準2級の四字熟語と意味

海角天涯(かいかくてんがい)

二つの地がきわめて離れていることのたとえ。天の果て、海の角という意味。


開眼供養(かいげんくよう)

新たに造った仏像に目を入れて、仏の魂を迎える儀式。


開権顕実(かいごんけんじつ)

仮の姿であることを打ち明けて、真の姿を明らかにすること。「開」は打ち明けること。「権」は仮の意、「顕実」は真実を明らかにすること。仏教で、三乗(悟りに至る三つの実践の方法)が仮の教えであり、一乗(仏法には一つの真実の教えしかないとする主張)が真実の教えであると打ち明けること。


灰心喪気(かいしんそうき)

火の消えた灰のように暗く、がっかりとした様子。


海誓山盟(かいせいさんめい)

変わることがない愛情を固く誓うこと


快刀乱麻(かいとうらんま)

よく切れる刀で、乱れもつれた麻を断ち切ることから、紛糾した問題を明快にてきぱきと処理するたとえ。


嫁鶏随鶏(かけいずいけい)

妻が夫に従うことのたとえ。妻が夫のもとで安んじていること。


寡見少聞(かけんしょうぶん)

見識が狭いこと。また、世間知らずなこと。自分を謙遜するときによく用いる。


花紅柳緑(かこうりゅうりょく)

春の景色の美しいこと。色とりどりの華やかな装いや、あでやかで鮮やかな装いの形容。


過剰防衛(かじょうぼうえい)

身を守るために許されている限度を超えた反撃をすること。


寡頭政治(かとうせいじ)

少数の者が権力をにぎって行う独裁的な政治。


禍福得喪(かふくとくそう)

不幸にあったり、幸福になったり、出世して成功したり、位を失ったりすること。


禍福無門(かふくむもん)

災いや福はその人自身が招くものだということ。わざわいや幸福がやってくるのに一定の入り口があるわけではなく、その人が悪行をはたらけば禍が入り、善行をすれば福が入るものだという意。


寡聞少見(かぶんしょうけん)

見識が狭いこと。また、世間知らずなこと。自分を謙遜するときによく用いる。


寡廉鮮恥(かれんせんち)

よこしまな心をもち、恥知らずなさま。節操がないさま。


汗牛充棟(かんぎゅうじゅうとう)

蔵書がきわめて多いことの形容。転じて、多くの書籍。
物の多いたとえ。


寒江独釣(かんこうどくちょう)

冬の川で雪の中一人で釣りをする人の姿。もと柳宗元の「江雪」の中でうたわれたもので、のち多くの画題となった。


寛仁大度(かんじんたいど)

心が広くて情け深く、度量の大きいこと。人の性質にいう語。「寛仁」は心が広くて情が厚いこと。「大度」は度量が大きいこと。小事にこだわらないこと。


勧善懲悪(かんぜんちょうあく)

善良な人や善良な行いを奨励して、悪者や悪い行いを懲らしめること。「善を勧め悪を懲らす」と訓読する。


冠履倒易(かんりとうえき)

人の地位や立場、また、物事の価値が上下逆さまで秩序が乱れているさま。本来頭にかぶるべき冠を足につけ、足にはくべき履を頭にかぶる意から。「倒」は逆さまになる意。「易」はかわる、入れかわる意。


閑話休題(かんわきゅうだい)

それはさておき。ともかく。話が横道にそれたのを本筋に戻すときにいう語。主として文章中で用いる。「閑話」は暇にまかせてする無駄話のこと。「休題」は話すことをやめること。また、話題を転ずること。「閑」は「間」とも書く。


外柔内剛(がいじゅうないごう)

外見は物柔らかで、心の中がしっかりしていること。


雅俗折衷(がぞくせっちゅう)

風雅なものと卑俗なものを交ぜ用いること。また、文語体と口語体を適宜交ぜた文。小説などで、地の文は上品で優美な雅文、文語体を用い、会話文は口語体を用いるいわゆる雅俗折衷文のこと。


画蛇添足(がだてんそく)

無用で不必要なものをつけ足すこと。余計なもの。また、無用なものをつけ足してしくじること。蛇の絵を描いて、蛇にはない足をたし描く意から。略して「蛇足」ともいう。「蛇」は「じゃ」とも読む。「蛇を画きて足を添う」と訓読する。


合従連衡(がっしょうれんこう)

その時の利害に従って、結びついたり離れたりすること。また、その時勢を察して、巧みにはかりごとをめぐらす政策、特に外交政策のこと。もとは中国戦国時代、蘇秦そしんの合従策と張儀の連衡策のことをいう。「従」は縦の意。「合従」は南北に連なった趙魏韓燕斉楚の六国が、縦の連合をして強国秦に対抗する策で、蘇秦が提唱した。「衡」は横の意。「連衡」はこの六か国が秦とおのおの横に同盟を結んで、国を維持しようとした策で、張儀の政策。「従」は「縦」とも書く。


我武者羅(がむしゃら)

向こう見ずにひたすら突き進むこと。他のことを考えずひたすらあることに専念すること。また血気にはやること。「我武者」でも同意で、「我貧(がむさぼり)」から転化したもの。


頑固一徹(がんこいってつ)

非常にかたくなで、一度決めたらあくまでも自分の考えや態度を変えようとしないさま。または、そういう性質。
他人の意見を聞かず、自分の主張を押し通すこと。


気韻生動(きいんせいどう)

芸術作品に気高い風格や気品が生き生きと表現されていること。また、絵画や他の芸術作品などに、生き生きとした生命感や迫力があり、情趣にあふれていること。「気韻」は書画など芸術作品にある気高い趣。気品。「生動」は生き生きとしているさま。


気宇壮大(きうそうだい)

心構えや発想などが並はずれて大きく立派なこと。心意気、度量や発想などが人並みはずれて大きいさま。物事に対する心がまえが大きく立派なこと。


吉凶禍福(きっきょうかふく)

幸いとわざわい。よいことと悪いこと。また、めでたいことと縁起の悪いこと。
「吉凶」と「禍福」はどちらもよいことと悪いことや、幸いと災いという意味で、似た意味の言葉を重ねて強調した言葉。


帰命頂礼(きみょうちょうらい)

地に頭をつけて礼拝し、深く帰依きえの情をあらわすこと。心から仏に帰依すること。


鬼面嚇人(きめんかくじん)

虚勢を張って人をおどすことのたとえ。「鬼面人を嚇す」とも読む。


窮猿投林(きゅうえんとうりん)

困っているときには、あれこれとえり好みなどしている余裕はないたとえ。貧窮しているときには俸禄や官職などをえり好みしている余裕はないたとえ。「窮猿」は逃げ場のない状況に追い込まれた猿。「投林」は林に飛び込むこと。逃げ場の無い状況に追い込まれた猿が、林の中に飛び込んでも、捕まるための枝を選ぶ余裕はないという意味から。


窮山幽谷(きゅうざんゆうこく)

人里を遠く離れた、ひっそりと静まった山や谷。「窮」と「幽」はどちらも奥深いという意味。


窮鳥入懐(きゅうちょうにゅうかい)

窮地に陥った人が助けを求めてくること。窮地に陥った人が助けを求めてきたら、見捨てずに救うのが人の道だということのたとえ。「窺鳥懐に入る」という形で使うことが多い言葉。


窮途末路(きゅうとまつろ)

苦境にいて行きづまり、逃れようもない状態。窮地にあって困りはてること。


窮年累世(きゅうねんるいせい)

自分の一生から孫子の代までも。「年を窮め世を累ね」とも読む。


窮余一策(きゅうよのいっさく)

追いつめられ、困り果てた末に考えついた方策や手段のこと。

矯角殺牛(きょうかくさつぎゅう)

少しばかりの欠点を直そうとして、かえって全体をだめにしてしまうたとえ。「角を矯めて牛を殺す」とも読む。


強幹弱枝(きょうかんじゃくし)

中央政府に権力を集中させて、地方の権限を抑え弱めるたとえ。幹たるべき中央政府を強くし、枝たるべき地方政権を弱くする意から。「幹を強くし枝を弱くす」とも読む。


恐恐謹言(きょうきょうきんげん)

恐れ慎んで、申し上げること。文章や手紙の終わりに書いて、相手に敬意を示す言葉。


胸襟秀麗(きょうきんしゅうれい)

考え方や心構えが正しく立派なさま。


興味索然(きょうみさくぜん)

興の尽きるさま。関心がなくなりおもしろくないさま。また、おもしろ味のないさま。


興味津津(きょうみしんしん)

物事に対する興味が、次々とわいてきて尽きない様子。「津津」は絶えずあふれ出るさま。


居敬窮理(きょけいきゅうり)

心を専一にして日ごろの振る舞いを慎み、広く物事の道理をきわめて、正確な知識を得ること。南宋、朱熹の修養法の二つの大綱。


虚堂懸鏡(きょどうけんきょう)

心をむなしくし、公平無私にものを見るたとえ。また、その心。人のいない部屋に鏡をかける意から。


琴棋書画(きんきしょが)

教養のある人のたしなみのこと。琴を弾き、碁を打ち、書を書き、絵を描くことで、風雅な人のたしなみとされた。


勤倹尚武(きんけんしょうぶ)

よく働いて質素につとめ、武勇を尊び励むこと。


謹言慎行(きんげんしんこう)

言葉や行いを慎重にすること。


謹厳実直(きんげんじっちょく)

きわめて慎み深く正直なこと。「謹厳」は、慎み深くて、厳格なこと。「実直」は、誠実で正直なこと。


金枝玉葉(きんしぎょくよう)

「古今注」輿服より。天子の一族や子孫のこと。また、広く高貴な人の子弟を指す。「金玉の枝葉」ということで、「枝」「葉」はともに子孫の意。もとは花樹の枝ぶりの美しさをたとえた語。


金友玉昆(きんゆうぎょっこん)

他人の兄弟をほめていう語。すぐれた兄弟の意。


牛鬼蛇神(ぎゅうきだしん)

妖怪や鬼神。もとは怪しげでとりとめがなく、幻のような作風・作品のたとえ。どうにも奇妙でしまりがないさま。容貌の醜いたとえとして用いられることもある。「牛鬼」は人の体に牛の形の頭をしている怪物。「蛇神」は人の頭に蛇の体をしている怪物。どちらも容姿や心が醜いことのたとえ。


玉石同砕(ぎょくせきどうさい)

善悪・賢愚の区別なくすべて滅び、なくなるたとえ。宝玉と石ころがともに砕け、なくなる意から。


玉葉金枝(ぎょくようきんし)

天子の一族や子孫のたとえ。また、美しい雲の形容。また、花樹の枝葉が金玉のように美しく茂る意。


玉昆金友(ぎょっこんきんゆう)

他人の兄弟をほめていう語。すぐれた兄弟の意。


空空漠漠(くうくうばくばく)

果てしもなく広いさま。また、とりとめもなくぼんやりしたさま。


偶像崇拝(ぐうぞうすうはい)

神以外の人や像などを信仰し拝むこと。または、絶対的なものとして批判することなく崇拝すること。


形影一如(けいえいいちにょ)

仲むつまじい夫婦のたとえ。また、心の善し悪しがその行動に表れるたとえ。からだとその影は常に離れず寄り添い、同じ動きをすることからいう。


形影相弔(けいえいそうちょう)

頼るべき人がいず、孤独でさびしいさま。また、だれもたずねて来ないのでさびしいさま。


軽挙妄動(けいきょもうどう)

なにも考えずに、軽はずみに行動すること。是非の分別のないまま、軽はずみに動くこと。


蛍窓雪案(けいそうせつあん)

苦労しながら勉学にはげむこと。また、そのさま。


軽諾寡信(けいだくかしん)

軽々しく物事を引き受ける者は約束を守らないことが多く、信用できないということ。「軽諾」は気軽に引き受けること。安請け合い。「寡信」は信用が少ない意で、信用できないこと。「軽諾は必ず信寡すくなし」の略。


見賢思斉(けんけんしせい)

賢人を見ては自分もそのような人になりたいと思うこと。


見性成仏(けんしょうじょうぶつ)

本来もっている自分の本性・仏心を見きわめて悟ること。すべての人が本来的に仏であることが体感としてつかみうることをいう。


堅忍果決(けんにんかけつ)

強い意志で堪え忍び、いったん決めると思い切って断行すること。また、そのような性質。


堅忍質直(けんにんしっちょく)

何事にも我慢強く堪え忍び、飾り気がなくまっすぐな気性をしているさま。また、その性質のこと。


堅忍不抜(けんにんふばつ)

何事にも動じないで、がまん強く耐え忍ぶこと。


懸腕直筆(けんわんちょくひつ)

筆を垂直に持ち、腕や肘を机から離してあげ、さらに肘を脇から離して字を書くこと。書道の運筆で腕が自由に動かせる構え方。


減価償却(げんかしょうきゃく)

会計上の手続きの一つで、使用や年数の経過で土地以外の固定資産の価値の減少を各会計年度に割り当てて、一定の方式で経費として算入すること。


高歌放吟(こうかほうぎん)

あたりかまわず大きな声で詩歌などを歌うこと。


綱紀粛正(こうきしゅくせい)

国の法律や規則を引き締めて、不正を厳しく取り締まること。転じて、一般に規則を厳しく適用して不正行為をなくすこと。


巧偽拙誠(こうぎせっせい)

どんなに巧みに偽りごまかしても、下手でも誠意や真心のある言動にはかなわないということ。


黄絹幼婦(こうけんようふ)

「絶妙」の隠語。二人の判断がぴったり一致していることのたとえ、また、解釈などがきわめて正確なことのたとえ。すばらしい文章のたとえなどにも用いられる。


幸災楽禍(こうさいらくか)

他人の不幸を喜ぶこと。


巧遅拙速(こうちせっそく)

いくら上手でも遅いよりは、たとえ下手でも速いほうが良いということ。


紅葉良媒(こうようりょうばい)

紅葉が縁の仲人。


孤寡不穀(こかふこく)

王侯の自称。


誇大妄想(こだいもうそう)

自分を過大評価して、現状よりもすぐれていると思い込むこと。
現在の自身の地位・財産・能力などを、実際のものより大きく評価して、事実であるかのように思い込むこと。
自分を過信して誇ること。


鼓腹撃壌(こふくげきじょう)

理想的な政治がゆきとどいて、人々が平和な生活をすること。


懇到切至(こんとうせっし)

ねんごろに真心から親切を尽くすこと。真心を尽くし、十分に言い聞かせること。


剛健質実(ごうけんしつじつ)

中身が充実して飾り気がなく、心身ともに強くたくましいさま。まじめでしっかりしていること。質実剛健な気性などと表現する。かつては、質実剛健であることが男子の理想的姿として、校訓などによく用いられた。


呉越同舟(ごえつどうしゅう)

敵同士が、同じ場所に居合わせたり。協力したりすること。


極楽浄土(ごくらくじょうど)

阿弥陀仏がいるとされている苦労や苦痛のない世界のこと。仏教の言葉。


五倫五常(ごりんごじょう)

人としてふみ守らなければならない道徳のこと。


五倫十起(ごりんじっき)

清廉公正な者にも私心はあるということ。

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「さ行」の漢字検定【漢検】準2級の四字熟語と意味

西方浄土(さいほうじょうど)

阿弥陀仏(あみだぶつ)がいるとされる、苦しみのない安楽の世界のこと。


削足適履(さくそくてきり)

目先のことに気をとられて、大事なことを忘れてしまうこと。本末を転倒して無理にものごとを処理するたとえ。


桟雲峡雨(さんうんきょうう)

かけ橋の付近に起こる雲と谷あいに降る雨のこと。


三界流転(さんがいるてん)

いのちのあるものはすべて、前世、現世、来世の三世にわたって、生死を繰り返し迷い続けるということ。


山河襟帯(さんがきんたい)

自然の要害の堅固なことのたとえ。


三浴三薫(さんよくさんくん)

相手を大切に思う心をあらわす言葉。幾度も体を清め、幾度も香を塗り染めよい香りをつけて人を待つという意味。


罪業消滅(ざいごうしょうめつ)

罪深き行いも、仏道修行により消し去ることができること。


残酷非道(ざんこくひどう)

むごたらしくて、人の道に背いていること。
また、そのような振る舞いや行いのこと。


残山剰水(ざんざんじょうすい)

戦乱のあとに残った荒廃した山や川や自然。また、滅ぼされた国の山水。


詩歌管弦(しいかかんげん)

詩歌を吟じ、楽器を奏でること。
また、広く文学と音楽のこと。


至恭至順(しきょうしじゅん)

このうえなく素直で従順なさま。


思索生知(しさくせいち)

筋道を立ててよく考えれば、知恵は生まれてくるということ。


志大才疎(しだいさいそ)

志は大きいが才能が乏しいこと。心に抱く望みは雄大だが才能や力量が伴わないこと。


至大至剛(しだいしごう)

ものすごく大きくて、ものすごく強い。


七難九厄(しちなんくやく)

七と九の年まわり(十七歳や四十九歳など)では、男女とも災厄にあいがちだとう俗信。


疾風迅雷(しっぷうじんらい)

勢いや行動がすばやく、激しいさまのたとえ。事態の変化が急なこと、行動が迅速なこと。事態が急変する様子。


質実剛健(しつじつごうけん)

中身が充実して飾り気がなく、心身ともに強くたくましいさま。まじめでしっかりしていること。質実剛健な気性などと表現する。かつては、質実剛健であることが男子の理想的姿として、校訓などによく用いられた。


紫電清霜(しでんせいそう)

容姿がすぐれて節操の固い形容。紫の電光のようにすぐれて光り輝き、清く白い霜のようにきりっとひきしまっていること。物事の様子や人物などについていう。


車蛍孫雪(しゃけいそんせつ)

苦学のたとえ。


捨根注枝(しゃこんちゅうし)

大切でない部分に心を奪われて、物事の根本を忘れること。また、本質的な原因を探求しないで結果だけを問題にすること。


遮二無二(しゃにむに)

一つのことをがむしゃらにすること。一つのことに全力を注ぐこと。ほかの事を考えないで、後先のことや周りのことは考えず、ただひたすらに、がむしゃらに、一途に物事を行うこと。


舎本逐末(しゃほんちくまつ)

物事の根幹となる事をおろそかにして、つまらないことに関心をもつこと。


衆寡不敵(しゅうかふてき)

少数は多数にかなわない。戦争の勝負では人数が多いほうが有利であるということ。


愁苦辛勤(しゅうくしんきん)

非常に憂え苦しむこと。また、その苦しみ。


囚首喪面(しゅうしゅそうめん)

容貌を飾らないことのたとえ。


修身斉家(しゅうしんせいか)

自身の身を修め行いを正し円満な家庭を築くこと。


秋霜三尺(しゅうそうさんじゃく)

研ぎすました刀剣。


秋霜烈日(しゅうそうれつじつ)

①刑罰や権威、節操、意志などが厳しいこと。また、厳かなこと。
②日本における検察官記章(バッジ)のデザインに対する呼称。


周知徹底(しゅうちてってい)

世間一般、広くすみずみまで知れ渡るようにすること。「周」はあまねくすみずみまでの意。


襲名披露(しゅうめいひろう)

親または師匠の名前を継いだことを公表すること。


衆生済度(しゅじょうさいど)

仏道によって生きているものすべてを迷いから救い、悟りの境地へ導くこと。


春愁秋思(しゅんしゅうしゅうし)

春の日の物憂さと秋の日の物思い。気候のいいときになんとなく気がふさぐこと。また、いつも心に悲しみや悩みを抱いていること。


春宵一刻(しゅんしょういっこく)

春の夜のひとときは、なんともいえぬ趣(おもむき)があって、大きな価値があるということ。


硝煙弾雨(しょうえんだんう)

戦闘が非常に激しいこと。


上下一心(しょうかいっしん)

身分の上下にかかわらず一致団結すること。身分の上の者も下の者も心を一つにする。また心を一つにして事に当たること。


上下天光(しょうかてんこう)

空も水も一様に光り輝くこと。


小国寡民(しょうこくかみん)

国土が小さくて、人口が少ないこと。


焦唇乾舌(しょうしんかんぜつ)

ひどく悩んで苦労すること。または、激しい言い争いをすることのたとえ。


正真正銘(しょうしんしょうめい)

まったくうそ偽りがなく、本物であること。


清浄寂滅(しょうじょうじゃくめつ)

道家と仏家の教え。


生生流転(しょうじょうるてん)

全てのものは生まれては変化をして、絶えず移り変わっていくということ。


生死流転(しょうじるてん)

生まれては死に、死んでは生まれを何度も繰り返すこと。仏教の言葉。


小人閑居(しょうじんかんきょ)

つまらない人間は、ひまを持て余して、ろくなことをしないということ。
小物人は、ひまでいるととにかくよくないことをするということ。


精進潔斎(しょうじんけっさい)

飲食を慎み、心身を清めてけがれのない平静な状態にしておくこと。


少壮気鋭(しょうそうきえい)

年が若くて意気が盛んで、将来が期待されること。
また、その人のこと。


従容就義(しょうようしゅうぎ)

ゆったりと落ち着いて、恐れることなく正義のために身を投げ出すこと。


従容不迫(しょうようふはく)

ゆったりと落ち着いていて、あわてないこと。


初志貫徹(しょしかんてつ)

初めに心に決めた志を最後まで貫き通すこと。


枝葉末節(しようまっせつ)

物事の本質から外れたささいな部分。


心猿意馬(しんえんいば)

煩悩や情欲などの邪な欲望で心を乱されて、心が落ち着かないこと。
または、そのような欲望を抑えることができないことのたとえ。


心願成就(しんがんじょうじゅ)

神仏などに心から念じていると願いはかなえられる。


心慌意乱(しんこういらん)

あわてふためいて何がなんだかわからなくなる。


深溝高塁(しんこうこうるい)

深い掘割と高いとりで。堅固な城塞。また、守りの堅牢なこと。


紳士淑女(しんししゅくじょ)

教養があり、品格があって、礼儀正しい男性と女性のこと。


心織筆耕(しんしょくひっこう)

文筆で生活すること。


身心一如(しんしんいちにょ)

仏教で、肉体と精神は分けることができないもので、一つのものの両面であるということ。


心神耗弱(しんしんこうじゃく)

精神が衰弱して判断力が乏しくなり正常な行動ができないこと。心神喪失よりは軽い状態。


神仙思想(しんせんしそう)

俗世から抜け出して不老・長生の世界に生きようという考え。


森羅万象(しんらばんしょう)

宇宙間に存在する数限りない一切のものごと


新涼灯火(しんりょうとうか)

初秋の涼しさは読書にふさわしい。


時期尚早(じきしょうそう)

あることを行うにはまだ早すぎること。また、その様子。


自業自得(じごうじとく)

自分の悪行の報いを自分が受けること。一般に悪い報いにもちいられるが、元来は自分が受ける結果のすべては、自分が種をまいたものであるという仏教の因果の法則を表す語。自分の行為の報いを自分自身がうけること。一般に、悪業の報いを受けることにいう。仏教用語。自分でしでかしたことだから、悪い報いをえてもやむをえないということ。


自縄自縛(じじょうじばく)

自分の言ったことやしたことが自分を縛りつけ、自由に振舞えずに苦しむこと。


事上磨錬(じじょうまれん)

実際に行動や実践を通して、知識や精神を磨くこと。


寂光浄土(じゃっこうじょうど)

仏の住んでいる世界。また、仏道に励んで究極の悟りに達した境界のこと。
「寂」は真理の静寂、「光」は真知の光照。「浄土」は汚れのない国。


縦塗横抹(じゅうとおうまつ)

乱暴に書きなぐること。


柔能制剛(じゅうのうせいごう)

能力の弱い者が能力の強い者に勝つこと。


自由奔放(じゆうほんぽう)

他のことを気にかけず、自分の思うままに振る舞うさまのこと。


叙位叙勲(じょいじょくん)

位を授けたり、勲等により勲記・勲章を授けたりすること。また、位を与えられたり、勲記・勲章を与えられたりすること。


盛者必衰(じょうしゃひっすい)

この世は無常であるから、盛んなものは必ず衰えるということ


情状酌量(じょうじょうしゃくりょう)

裁判で、諸事情を考慮して刑罰を軽くすること。


剰水残山(じょうすいざんざん)

戦乱のあとに残った荒廃した山や川や自然。また、滅ぼされた国の山水。


助長抜苗(じょちょうばつびょう)

成長を助けようとして力をかすことがかえって成長を妨げること。


迅速果断(じんそくかだん)

物事をすばやく決断し、思いきって行うこと。


迅雷風烈(じんらいふうれつ)

はげしいかみなりと猛烈な風。


垂頭喪気(すいとうそうき)

元気がなく、しょげているさま。


随喜渇仰(ずいきかつごう)

喜んで仏に帰依し、心から信仰すること。また、ある物事に深く打ちこんで熱中すること。


随宜所説(ずいぎしょせつ)

『法華経』「方便品」より。仏法を受け入れる衆生の素質や能力に応じて説いた言葉をいう。


随波逐流(ずいはちくりゅう)

自分の意見や主張をもたず、ただ世の中の流れに従うこと。


清音幽韻(せいおんゆういん)

すぐれた文章のたとえ。


性行淑均(せいこうしゅくきん)

性質や行為が善良で片寄っていないさま。性質がひねくれておらず、行動も片寄りのないこと。「性行」は性質と行動、「淑均」はしとやかで公平なこと。


斉紫敗素(せいしはいそ)

賢者が事をなせばわざわいを福に転じるように、失敗を成功へと導くことができるというたとえ。世にもてはやされる紫色のきぬも粗悪な白ぎぬを染めたものであるという意味。


静寂閑雅(せいじゃくかんが)

ひっそり静かでみやびやかな趣のあること。


生生流転(せいせいるてん)

全てのものは生まれては変化をして、絶えず移り変わっていくということ。


斉東野語(せいとうやご)

聞くにたえない下品で愚かな言葉。また、信じがたい妄説のこと。


聖読庸行(せいどくようこう)

聖人のすぐれた文を読んで学んでもその行いは凡人と異ならないこと。


星羅雲布(せいらうんぷ)

星のように点々と連なり、雲のように多く群がり集まること。


精力絶倫(せいりょくぜつりん)

心身の活力が抜群に盛んなこと。


勢力伯仲(せいりょくはくちゅう)

お互いの力がつり合って優劣の差がないこと。
互いの実力に大きな違いがなく、拮抗(きっこう)していること。伯仲の間。


隻紙断絹(せきしだんけん)

文字を記したごくわずかの紙や絹布。


積日累久(せきじつるいきゅう)

官吏などが年功を積むこと。


積善余慶(せきぜんのよけい)

善行を積んだ家は子孫まで必ず幸福がおよぶ。


隻履西帰(せきりせいき)

達磨がくつの片方を手に持って西に帰る。


殺生禁断(せっしょうきんだん)

鳥・獣・魚などを捕ったり殺したりすることを禁ずること。仏教の慈悲の精神から行われる。


雪案蛍窓(せつあんけいそう)

苦労しながら勉学にはげむこと。また、そのさま。


遷客騒人(せんかくそうじん)

左遷された人や心に愁いを抱く人。詩人墨客のこと。


千古不磨(せんこふま)

遠い昔からずっと何も変わっていないこと。特に、文化的な伝統や芸術品などに対して用いられる。


仙才鬼才(せんさいきさい)

人並みはずれたすぐれた才。凡俗を超えた才。


仙姿玉質(せんしぎょくしつ)

とびぬけた美人に対する形容。


浅酌低唱(せんしゃくていしょう)

ほどよく酒を味わい飲みながら、小声で詩歌を口ずさんで楽しむこと。「浅酌」はほどよく酒を飲むこと。「低唱」は小さい声で歌うこと。


千緒万端(せんしょばんたん)

物事がごたごたして複雑であることの形容。さまざまな雑多な事柄。「千」「万」は数の多いことを示す。「端緒」が千も万もある、ということ。「端」は物事の出発点、「緒」は物事の糸口・取っ掛かりを示す。


仙風道骨(せんぷうどうこつ)

俗っぽさがなく非凡な姿のこと。仙人や道者の風采骨相のたとえ。


禅譲放伐(ぜんじょうほうばつ)

中国古代の政権交代の二つの方法。


前代未聞(ぜんだいみもん)

これまでに聞いたこともないような珍しく変わったこと。また、たいへんな出来事。「前代」は現在よりも前の時代、過去。「未聞」は、まだ聞いたことがないという意味。


漸入佳境(ぜんにゅうかきょう)

話や状況などがだんだん興味深い部分にさしかかってくること。「漸入」はだんだんその段階に入っていくこと。「佳境」はよい境地、最も興味深くおもしろいところ。一般に「漸く佳境に入る」と訓読を用いる。


巣林一枝(そうりんいっし)

分相応に満足すること。


即身成仏(そくしんじょうぶつ)

生きたまま仏になること。また出家しないで在家のまま悟りを開くことも指す。

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「た行」の漢字検定【漢検】準2級の四字熟語と意味

大願成就(たいがんじょうじゅ)

大きな望みがかなえられること。神仏に願ったことがそのとおりになること。


対牛弾琴(たいぎゅうだんきん)

牛に対して琴を弾いて聞かせる意から、何の効果もなく無駄なこと。愚かな人に深遠な道理を説いて聞かせること。せっかくの好意や努力が無駄に終わること。


大言壮語(たいげんそうご)

おおげさに言うこと。実現しそうにもないことや威勢のいいことを言うこと。
実力以上の大きなことを言うこと。大袈裟な言葉。


大巧若拙(たいこうじゃくせつ)

このうえなく巧みなものは一見稚拙にみえる。本当に技量のあるものはかえって不器用に見える。


大悟徹底(たいごてってい)

仏教で完全に煩悩をすて、悟りきること。


泰山府君(たいざんふくん)

人の寿命をつかさどるとされる中国の泰山の神のこと。「泰山」は中国の山の名前。「府君」は郡の最高位の長官のこと。ここでは泰山の最高位との意から神のこと。「太山府君」とも書く。


泰山北斗(たいざんほくと)

泰山と北斗星のこと。その道で大家として仰ぎ尊ばれる人。また、学問・芸術などある分野の権威・第一人者のたとえ。


対症下薬(たいしょうかやく)

病状に応じて薬を処方すること。問題点を確認したうえで、有効な解決方法を講ずることのたとえ。「対症」は病気の種々の症状に応ずる意。「下薬」は薬を与えること。「症に対して薬を下す」と訓読する。


泰然自若(たいぜんじじゃく)

落ち着いていてどんなことにも動じないさま。


多言数窮(たげんすうきゅう)

言口数が多ければ、その結果としてたびたび困窮するということ。言葉を慎むべきことの戒め。


淡粧濃抹(たんしょうのうまつ)

女性の化粧。薄い化粧と濃い化粧。薄化粧でも濃い化粧でもそれぞれ趣があり美しいからいう。


大喝一声(だいかついっせい)

大きなひと声でしかりつけること。また、その声。


大兵肥満(だいひょうひまん)

大きなからだで太っていること。また、そのような人。「大兵」は大きくたくましいからだ。また、その人。「肥満」はからだが肥え太っていること。


打成一片(だじょういっぺん)

すべてのことを忘れて物事に専念すること。千差万別の事物の相を平等に観ずること。仏教語。


打草驚蛇(だそうきょうだ)

草をたたいてその奥にいる蛇を驚かす意から、あるものを懲らしめることによって、他のものに警告するたとえ。後に、よけいなことをして、かえってつまらない災難を受けるたとえ。無用のことをしてかえって相手に警戒心を起こさせてしまうたとえ。「打草」は草をたたく、「驚蛇」は蛇を驚かす意。一般に「草を打って蛇を驚かす」と訓読を用いる。


男耕女織(だんこうじょしょく)

男女それぞれの天職のたとえ。


断悪修善(だんなくしゅぜん)

仏教で、一切の煩悩を断とうとする誓いのこと。


地角天涯(ちかくてんがい)

きわめて遠く離れていることのたとえ。またはるかに遠く辺鄙な場所のたとえ。天の果てと地のすみ。


知崇礼卑(ちすうれいひ)

真の知者は知識が増せば増すほど、へりくだって礼を尽くすものだということ。


抽薪止沸(ちゅうしんしふつ)

わざわいなどの問題を根本から解決すること。


中途半端(ちゅうとはんぱ)

物事が不完全で未完成なさま。どっちつかずで徹底しないこと。
「中途」は、道や物事の進行の中ほど。「半端」は、どっちつかず。


朝真暮偽(ちょうしんぼぎ)

真偽の定めがたいたとえ。


長命富貴(ちょうめいふうき)

長生きして身分高く裕福であること。


陳勝呉広(ちんしょうごこう)

ものごとの先駆けをなす人のこと。反乱の最初の指導者をもいう。


沈黙寡言(ちんもくかげん)

無口なこと。落ち着いていて言葉数が少ないこと。「寡」は少ない意。


追奔逐北(ついほんちくほく)

逃げる賊を追いかけること。


津津浦浦(つつうらうら)

全国至る所。全国のすみずみ。


低唱微吟(ていしょうびぎん)

小さな声でしんみりと歌うこと。低い声で歌を口ずさむこと。


徹頭徹尾(てっとうてつび)

最初から最後まで。あくまでも。終始。


天下泰平(てんかたいへい)

世の中がよく治まり、穏やかな様子。
また、何の心配もなくてのんびりしている様子。


天涯孤独(てんがいこどく)

身寄りがひとりもなくて、ひとりぼっちのこと。
まら、故郷を遠く離れて、ひとりぼっちで暮らすこと。


天涯地角(てんがいちかく)

きわめて遠く離れていることのたとえ。またはるかに遠く辺鄙な場所のたとえ。天の果てと地のすみ。


天涯比隣(てんがいひりん)

故郷を遠く離れていても、すぐとなりにいるような親しい関係のこと。


天懸地隔(てんけんちかく)

へだたりのはなはだしいことのたとえ。


天井桟敷(てんじょうさじき)

劇場で後方最上階に設けた値段の安い席。舞台からいちばん遠い席なので演技が見えづらいうえにせりふも聞きとりにくい。


天壌無窮(てんじょうむきゅう)

天地とともに永遠に続くこと。


泥船渡河(でいせんとか)

人生行路の危険なことのたとえ。


桃紅柳緑(とうこうりゅうりょく)

紅いの桃の花と緑あざやかな柳におおわれた春景色の美しさのこと。


東奔西走(とうほんせいそう)

あちこち忙しくかけまわること。
目的を達成したり仕事を処理するために、いろいろな方向や場所へ忙しく走り回ること。


等量斉視(とうりょうせいし)

すべての人々を平等に扱うこと。


徳性滋養(とくせいじよう)

徳性を養い育てること。


徳量寛大(とくりょうかんだい)

りっぱな徳をそなえ、度量が広く大きいこと。徳が広大で、よく人を容れること。


斗折蛇行(とせつだこう)

道や川がいくつにも折れ曲がって、くねくねと続くさま。また、そこを進むこと。


塗抹詩書(とまつししょ)

幼児のいたずら、また、幼児のこと。


洞庭春色(どうていしゅんしょく)

みかんで醸造した酒の名前。洞庭湖の春景色という意味。


独弦哀歌(どくげんあいか)

ひとりで弦をつまびきしつつ悲しげな歌をうたう。ひとり悲痛な調子で論弁することをいう。


読書尚友(どくしょしょうゆう)

書物を読んで、昔の賢人を友とすること。


読書百遍(どくしょひゃっぺん)

難解な文章でもくり返し読めば、自然に意味がわかってくること。


土豪劣紳(どごうれっしん)

官僚や軍とはかって農民を搾取する地方豪族や資産家のこと。


土木壮麗(どぼくそうれい)

庭園や建物が壮大で美しいこと。

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「な行」の漢字検定【漢検】準2級の四字熟語と意味

内剛外柔(ないごうがいじゅう)

外見は穏やかそうに見えるが、実際は意志が強いこと。また、みかけは弱々しいが、案外気が強いこと。


内柔外剛(ないじゅうがいごう)

内心は気が弱いのだが、外見は強そうに見えること。


内政干渉(ないせいかんしょう)

他国の政治・外交に介入して、その国の主権を束縛・侵害すること。


内疎外親(ないそがいしん)

外見は親しそうにしているが内心は疎んじていること。


内憂外患(ないゆうがいかん)

国内の心配事と、外国との間に生じるやっかいな事態。内にも外にも憂慮すべき問題が多いこと。


南無三宝(なむさんぼう)

仏に帰依を誓って、救いを求めること。また、突然起こったことに驚いたり、しくじったりしたときに発する言葉。「南無三」ともいう。


二河白道(にがびゃくどう)

水と火の二つの川に挟まれたひとすじの白い道。極楽の彼岸に到達する道にたとえたもの。


肉食妻帯(にくじきさいたい)

僧が肉を食べ妻を持つこと。明治時代以前は浄土真宗を除いて禁じられていた。
僧侶は殺生をしてはならず、禁欲生活を送るべきものであるという考え方から、かつて浄土真宗以外の宗派ではこれを禁じていた。


如是我聞(にょぜがもん)

経典の初めにある語。私はこのように伝え聞いたという意味。


如法暗夜(にょほうあんや)

まっくらやみのこと。

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「は行」の漢字検定【漢検】準2級の四字熟語と意味

廃寝忘食(はいしんぼうしょく)

ある事に熱中して、他の事をいっさい顧みないこと。また、ある事に専念して励むこと。


杯中蛇影(はいちゅうのだえい)

疑い深くなり、ありもしないことに恐れ悩むこと。


敗柳残花(はいりゅうざんか)

美人の容姿が衰えたことのたとえ。また、妓女や売春婦などのたとえ。


白衣宰相(はくいのさいしょう)

無位無官の人で宰相のような権勢をもつ人をいう。


白首窮経(はくしゅきゅうけい)

老年になるまで学問研究に励むこと。


伯仲叔季(はくちゅうしゅくき)

兄弟の順序の呼称。


伯楽一顧(はくらくのいっこ)

達識の人に能力を認められ重用されるたとえ。


破邪顕正(はじゃけんしょう)

不正を打破し正義を守ること。


八索九丘(はっさくきゅうきゅう)

古い書籍のこと。


発憤興起(はっぷんこうき)

気持ち、心を奮いおこして立ち上がること。


発憤忘食(はっぷんぼうしょく)

心を奮い立たせて、食事をとるのも忘れるほど物事に夢中になって励むこと。


煩言砕辞(はんげんさいじ)

わずらわしくて細かい言葉。


版籍奉還(はんせきほうかん)

各藩主が、領地と領民を朝廷に返すこと。


麦穂両岐(ばくすいりょうき)

豊作のまえぶれのこと。また、善政のたとえ。


伴食宰相(ばんしょくさいしょう)

高い地位にありながら、実力が伴わない大臣のこと。また、職務を果たさず実権もない大臣のこと。


万馬奔騰(ばんばほんとう)

たくさんの馬が走ったり跳ねたりするように、勢いのきわめて盛んなさま。


万物斉同(ばんぶつせいどう)

人間の相対的な知を否定し、唯一絶対の道からすればすべては同じであるとする荘子の学説。


被褐懐玉(ひかつかいぎょく)

すぐれた才能を包み隠しているたとえ。


被害妄想(ひがいもうそう)

ありもしない危害を受けていると思い込むこと。


百載無窮(ひゃくさいむきゅう)

永遠にきわまりないこと。天地の永久にきわまりないことにいう。


百世不磨(ひゃくせいふま)

永久に消滅しないこと。


百戦錬磨(ひゃくせんれんま)

数々の実戦で鍛えられること。また、多くの経験を積んでいること。


百八煩悩(ひゃくはちぼんのう)

人間が持っている多くの迷いのこと。


百花斉放(ひゃっかせいほう)

学問や芸術が、自由にまた盛んに行われること。


百古不磨(ひゃっこふま)

後々の世まで滅びないこと。


富貴栄華(ふうきえいが)

富んで身分が高く栄えときめくこと。


富貴在天(ふうきざいてん)

富も位も天命によるので人の思うようにはいかないこと。


富貴浮雲(ふうきふうん)

財産や地位ははかなく頼りにならないものだということ。また。名利に心を動かされることなく、名利など関係がないということ。また、不正をして得た地位は、浮雲のようにはかなく身につかないものであるということ。


富貴福沢(ふうきふくたく)

富んで位高く幸福なこと。天が人に与える富貴や恩沢。


富貴利達(ふうきりたつ)

富んで位高くなること。立身出世すること。


風霜高潔(ふうそうこうけつ)

清らかに澄んだ秋の景色のたとえ。


風流韻事(ふうりゅういんじ)

詩歌や書画などの風流な遊び。また、自然を友とするような優雅な趣味。


不耕不織(ふこうふしょく)

生産的な仕事をしないこと。またはそのような身分。武士。


腐敗堕落(ふはいだらく)

精神がたるみ乱れて、弊害が多く生じる状態になること。


普遍妥当(ふへんだとう)

どんな場合にも真理として承認されること。


不偏不党(ふへんふとう)

特定の主義や思想にかたよらず、いずれの党派にも加わらないこと。偏ることなく、公正・中立な立場をとること。


不立文字(ふりゅうもんじ)

悟りの境地は、言葉で教えられるものではなく、心から心へ伝えるものだということ。悟りの境地は、言葉で表せるものではないから、言葉や文字にとらわれてはいけないということ。


付和雷同(ふわらいどう)

自分にしっかりとした考えがなく、他人の言動にすぐ同調すること。


粉骨砕身(ふんこつさいしん)

力の限り懸命に働くこと、力の限り努力すること。


聞風喪胆(ぶんぷうそうたん)

うわさや評判を聞いて驚きびっくりすること。


分崩離析(ぶんぽうりせき)

組織がちりぢりばらばらにくずれること。


弊衣破帽(へいいはぼう)

身なりを構わない、粗野なさま。


褒衣博帯(ほういはくたい)

儒者の服。すその広い服と幅の広い帯のこと。


放歌高吟(ほうかこうぎん)

あたりかまわず大声で歌い吟ずること。


飽経風霜(ほうけいふうそう)

世の中の辛酸をなめ尽くし、世渡りもうまいが、したたかで悪賢いこと。


包蔵禍心(ほうぞうかしん)

悪いたくらみを心に隠しもつ。


保革伯仲(ほかくはくちゅう)

保守政党と革新政党の議員数がほぼ同じ状態。


奔南狩北(ほんなんしゅほく)

天子が難を避けて、南北にのがれること。


忙中有閑(ぼうちゅうゆうかん)

忙しい仕事の合い間にも、ほっと一息つくひまがあること。多忙の中にも、多少の一息つく時間があること。


母猿断腸(ぼえんだんちょう)

激しい悲しみや苦しみ。


墨名儒行(ぼくめいじゅこう)

表面は墨者と称しながら、実際には孔子の教えに合った行いをすること。

「ま行」の漢字検定【漢検】準2級の四字熟語と意味

末路窮途(まつろきゅうと)

追いつめられて苦境から逃れようもない状態。また、苦境におちいって困りはてること。


満目荒涼(まんもくこうりょう)

見渡すかぎり荒れはてているさま。


名聞利養(みょうもんりよう)

名誉と財欲に執着すること。


無学文盲(むがくもんもう)

学問がなく、字も読めないこと。また、その人。


無私無偏(むしむへん)

個人的な利益や名誉を優先せず、公平に判断・行動するさま。


無常迅速(むじょうじんそく)

人の世は移り変わりが速く、はかないものであるということ。


無声無臭(むせいむしゅう)

誰にも知られず、まったく目立たないこと。事の影響がないこと。また、はかり知ることができない上天のたとえ。


無駄方便(むだほうべん)

一見するとなんの役にも立たないように見えるものも、なんらかの役に立っている場合があるということ。


迷悟一如(めいごいちにょ)

仏教で、迷いというも、悟りというも、たどりつくところは一つであるということ。迷いとか悟りとかにこだわる必要はないという意。


明珠暗投(めいしゅあんとう)

どんなに貴重な物でも、贈り方がよくないと誤解されてしまうたとえ。転じて、立派な才能をもっているのに世に認められないこと。また、貴重な物をその価値の分かっていない人が所有していること。宝玉を暗闇で人に投げ与える意から。


妄言多謝(もうげんたしゃ)

いいかげんな言葉を並べたことを深くおわびしますの意。手紙文などの末尾に置く語。


妄評多罪(もうひょうたざい)

見当はずれの批評を深く詫びること。他人の文章への批評のあとに書く謙称。


目挑心招(もくちょうしんしょう)

遊女が流し目で客を誘うさま。


問柳尋花(もんりゅうじんか)

春に柳や花をめでること。春のきれいな景色をさぐり求めて散策すること。また、花街に遊ぶこと。

「や行」の漢字検定【漢検】準2級の四字熟語と意味

唯一無二(ゆいいつむに)

この世でただ一つしかないこと。他に同類のものがなく、その一つ以外並ぶものがないこと。


唯我独尊(ゆいがどくそん)

この世で、自分がだれよりも優れているとうぬぼれること。


幽愁暗恨(ゆうしゅうあんこん)

深く人知れないうれいと恨み。


雄大豪壮(ゆうだいごうそう)

雄々しく規模が大きいさま。盛んで立派なこと。


有備無患(ゆうびむかん)

ふだんから準備を整えておけば、万一の場合にも心配がないということ。


悠悠閑閑(ゆうゆうかんかん)

ゆったりとして急がないさま。のんきにゆっくりしたさま。


悠悠自適(ゆうゆうじてき)

のんびりと心静かに、思うまま過ごすこと。


庸言庸行(ようげんようこう)

ふだんの言行。


養生喪死(ようせいそうし)

生きているものを十分に養い、死んだものを手厚く弔う。孟子は人民にこのことを遺憾のないようにさせることが王道政治の始めであるとした。

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「ら行」の漢字検定【漢検】準2級の四字熟語と意味

雷騰雲奔(らいとううんぽん)

一時もとどまらず過ぎ去っていくことのすみやかなたとえ。雷が躍り上がり雲が走る。来たかと思うとすぐにいなくなってしまう。雷が急に鳴り出したかと思うと急にやみ、雲が一時も休まず過ぎ行くように、過ぎ去ることのすばやいこと。


楽禍幸災(らくかこうさい)

他人の不幸を見てよろこぶこと。人が災難にあうことをよろこび、わざわいにあうのを見てたのしむ意。


離群索居(りぐんさっきょ)

同朋や友人、仲間と離れて一人でいること。


履霜堅氷(りそうけんぴょう)

前兆を見て災難を避けよという戒め。霜を踏んで歩けばやがて氷が張る時期になることから、前兆をみてやがて来るわざわいに対して用心せよという意。


柳暗花明(りゅうあんかめい)

春の野の美しい景色のこと。また、花柳界・遊里のこと。また、新しい展開が開ける意にも用いる場合もある。


柳緑花紅(りゅうりょくかこう)

人の手を加えていない自然のままの美しさのこと。紅い花と緑の柳で代表させて、自然の美しさを表した言葉。


陵谷遷貿(りょうこくせんぼう)

世の中の移り変わりの激しいこと。


累世同居(るいせいどうきょ)

幾代にもわたる同族が子々孫々同じ家にいっしょに住むこと。


露往霜来(ろおうそうらい)

時の過ぎるのがはやいことのたとえ。


六根清浄(ろっこんしょうじょう)

欲や迷いから脱け出て、心身が清らかになること。

「わ行」の漢字検定【漢検】準2級の四字熟語と意味

和衷共済(わちゅうきょうさい)

心を同じくしてともに力を合わせること。


和衷協同(わちゅうきょうどう)

心を同じくして共に力を合わせ、仕事や作業に当たること。


和風慶雲(わふうけいうん)

穏やかに吹く和らいだ風とめでたい雲。


和洋折衷(わようせっちゅう)

日本と西洋の儀式を取り合わせること。また、そのもの。

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