悪戦苦闘【あくせんくとう】
非常に困難な中でも苦しみながら一生懸命努力し闘うこと。死に物狂いで苦しみながら困難を乗り越えること。
一触即発【いっしょくそくはつ】
非常に緊迫した状況にさらされていること。ちょっと触れただけですぐに爆発しそうな状態の意。
危機一髪【ききいっぱつ】
ひとつ間違えば、非常に危険なことが起こりそうな状態。髪の毛一本のところまで危険が迫っている様子をいう。危機や困難に陥るかどうかの、きわめて危ない瀬戸際。
危急存亡【ききゅうそんぼう】
危険が迫っていて生きるか死ぬかの局面に立たされていること。
危機が差し迫り、生き残れるか滅びるかという重大な瀬戸際のこと。
旧態依然【きゅうたいいぜん】
旧態依然とは、物事が昔のままで発展や進歩がないこと。
孤立無援【こりつむえん】
たった一人で助けがない状態のこと。
五里霧中【ごりむちゅう】
物事の状況や手掛かりがつかめず、判断に迷うこと。事情がわからない中、手探りで行動すること。
七難八苦【しちなんはっく】
様々な苦難や災難、苦しみや困難のこと。人間の受けるさまざまな苦難に出会うこと。多くの苦難が重なること。
四分五裂【しぶんごれつ】
ばらばらに分裂すること。秩序・統一を失って乱れ、ちりぢりばらばらになるようす。
四面楚歌【しめんそか】
周りを敵に囲まれて苦しい立場に陥ったこと。誰の助けもなく孤立すること。
人事不省【じんじふせい】
病気や怪我などで意識を失うこと。昏睡状態に陥ること。
前後不覚【ぜんごふかく】
物事のあとさきも分からなくなるくらいに正常な意識を失うこと。
跳梁跋扈【ちょうりょうばっこ】
悪人などがはびこり、我がもの顔に振る舞うこと。世間から疎まれるような人たちが好き勝手に振舞い、横暴な態度をとること。
内憂外患【ないゆうがいかん】
国内の心配事と、外国との間に生じるやっかいな事態。内にも外にも憂慮すべき問題が多いこと。
複雑怪奇【ふくざつかいき】
非常にわかりにくく、あやしく不思議なこと。様々な要素が絡み合っていて、理由や原因などがよくわからないこと。またはその様子。
満身創痍【まんしんそうい】
からだじゅうが傷だらけの様子。また、ひどく非難されて痛めつけられること。
無為無策【むいむさく】
何の対策も方法もたてられず、ただ腕をこまねいていること。計画が何もないこと。