【四字熟語100選】有名な四字熟語と意味解説付き

四字熟語100選

四字熟語は私たちの毎日の生活にしっかりと根づいています。それは、四字熟語を使うことにより、表現がバシッと的確に決まるからです。

四字熟語は生き生きした表現を作る、だからこそ、中学の入学試験、そして高校、大学の入学試験にまで出題されるのです。

四字熟語のもとになっている漢字は、一字一字が固有の概念を備えた「語」であり、一字が一音節で発音されるという特徴をもっています。この漢語の特質を生かして、口ずさみやすい四字句、四音節の、しかも含蓄に富む意味内容を表現する漢語が四字熟語です。

この記事では、沢山ある四字熟語の中でも、厳選して最初に覚えておいたほうがよい最重要四字熟語を100個にしぼり意味と解説付きで掲載しました。

絶対に覚えておくべき有名な四字熟語を厳選しましたので、この記事で紹介している四字熟語は全て確実に覚えておきましょう!

小学校で習う有名な四字熟語は、小学生向けのよく使う四字熟語と意味一覧をご覧ください。

人気で有名な四字熟語1000選は、【四字熟語1000選】有名な四字熟語意味付きをご覧ください。

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「あ行」の四字熟語と意味解説付き

悪戦苦闘(あくせんくとう)

【意味】
不利な状況に苦しみながら、必死に戦ったり努力したりすること。

【解説】
「悪戦」は、手ごわい敵を相手に苦しい戦いをすること。「苦闘」も、苦しみながら戦うこと。よく似た意味のことばを重ねて、意味を強めている。


暗中模索(あんちゅうもさく)

【意味】
手がかりもなしに、あれこれとやってみること。

【解説】
暗闇の中で、手がかりもなしに、手さぐりで物をさがすことからいう。「模索」は手さぐりでさがすこと。中国の古い書物にあることば。


意気投合(いきとうごう)

【意味】
気持ちや考えが、相手をぴったり合うこと。

【解説】
「意気」は、何かをしようとする積極的な気持ちのこと。「投合」は、ぴったり合うこと。話しているうちに相手も自分と同じ考えであることを知り、互いにすっかりうちとけ合った場面などに使う。


異口同音(いくどうおん)

【意味】
多くの人がみな、口をそろえて同じことを言うこと。

【解説】
「異口」は、異なる人々の口。「同音」は、同じことを言うこと。「口」と「音」とを対比させて、意味をきわだたせている。


以心伝心(いしんでんしん)

【意味】
ことばに出さなくても、互いの心が通じ合うこと。

【解説】
「以」は「〜で」「〜によって」の意味。ことばでは表わせないような深い教えを、弟子に伝えるうえでだいじなことは、「心を以て心に伝える」ことだという、仏教(禅宗)のことばから。


一期一会(いちごいちえ)

【意味】
一生に一度だけの大切な出会い。

【解説】
もとは茶道で、茶会にのぞむ心構えを言ったことば。どの茶会もこれが一生に一度の機会だと思って、心をこめて行え、といういましめ。「一期」は、仏教のことばで、一生涯。「一会」は、一度の出会いのこと。


一日千秋(いちじつせんしゅう)

【意味】
非情に待ち遠しいようす。

【解説】
早く来てほしいと待ちこがれていると、一日が千年もの長い時間に感じられる、という意味。「千秋」は千年のこと。ふつう、「一日千秋の思い」の形で使う。


一念発起(いちねんほっき)

【意味】
あることを成しとげようと、新たに決心すること。

【解説】
もとは仏教のことば。「一念」は、一つのことを、いちずに思うこと。「発起」は、信仰の心を起こすことで、仏門に入って悟りを開く決心をすることを言った。


一網打尽(いちもうだじん)

【意味】
一度に全部をつかまえてしまうこと。

【解説】
もとは、網を一度打って、魚を全部とり尽くしてしまうという意味。「一網」は、一つの網。「打尽」は、残らず捕らえること。中国の古い書物にあることばから。


一喜一憂(いっきいちゆう)

【意味】
ささいなことで、喜んだり心配したりすること。

【解説】
「喜」は、喜ぶこと。「憂」は、心配すること。状況が変わるたびに、喜んだり心配したりして落ち着かないことを言う。「一◯一◯」の形で、「〜したり、あるいは〜したりする」の意味を表す。


一挙両得(いっきょりょうとく)

【意味】
一つのことをして、二つの利益を得ること。

【解説】
「一挙」は一挙動、つまり一回の行動、「両得」は二つの得(=利益)のこと。一挙で両得になるという意味。中国の古い書物にあることばから。


一触即発(いっしょくそくはつ)

【意味】
ちょっとしたきっかけで、たいへんなことが起こりそうなようす。

【解説】
「一触」は、ちょっと触れること、「即発」はすぐに爆発すること。ちょっと触っただけですぐ爆発するような危険な状態のこと。下手に手出ししないほうがいい場合などに使う。中国の古い書物にあることばから。


一心不乱(いっしんふらん)

【意味】
一つのことに集中して、他のことを考えないこと。

【解説】
「一心」は、心を一つに集中すること。「不乱」は、心が乱れないこと。


一石二鳥(いっせきにちょう)

【意味】
一つのことをして、同時に二つの利益や成果を得ること。

【解説】
もとは、一つの石を投げて一気に二羽の鳥を捕らえるという意味の、イギリスのことわざ。


一長一短(いっちょういったん)

【意味】
よい面もあり、悪い面もあること。

【解説】
「長」は長所、「短」は短所のこと。「一◯一◯」の形で、「〜したり、あるいは〜したりする」の意味を表す。


意味深長(いみしんちょう)

【意味】
ことばや行動のうらに、別の深い意味がかくれているようす。

【解説】
「意味」は、趣(おもむき)やわけ、「深長」は、奥が深くてふくみが多いこと。「あの目つき、どうも意味深だね。」のように、略して言ったりする。中国の古い書物にあることば。


右往左往(うおうさおう)

【意味】
どうしていいかわからず、あわてふためいて、うろうろすること。

【解説】
もとは、右へ行ったり左へ行ったりすることから。「往」は、行くという意味。


栄枯盛衰(えいこせいすい)

【意味】
栄えたり衰えたりすること。また、それをくり返す人の世。

【解説】
「栄枯」は草木が茂ったり枯れたりすること。「盛衰」は、盛んになったり衰えたりすること。似た意味のことばをくり返して、意味を強めている。


温故知新(おんこちしん)

【意味】
前に学んだことや昔のことがらをよく調べて、そこから新しい考え方や知識を見いだすこと。

【解説】
中国の『論語』にあることばで、「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る」による。「温」は、たずね求めること(「あたためて」とも読んで、よく調べ研究することとも)。また、学んだことを復習することとも言う。

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「か行」の四字熟語と意味解説付き

快刀乱麻(かいとうらんま)

【意味】
こじれたりしていて難しい物事を、手ぎわよく処理すること。

【解説】
「快刀」は鋭利な刃物。「乱麻」は、もつれた麻糸のこと。もつれた麻糸を、よく切れる刃物で断ち切ることから言う。「快刀乱麻を断つ」の形で使うことが多い。中国の古い書物にあることば。


臥薪嘗胆(がしんしょうたん)

【意味】
目的をとげるために、長い間大変な苦労をすること。

【解説】
「薪(たなぎ)に臥し、胆(きも)を嘗(な)む」ことから言う。中国の春秋時代、呉と越の二つの国が、長い間対立を続けていた。呉王の夫差(ふさ)が、父の敵である越王の勾践(こうせん)を討とうと、薪(たなぎ)の上に寝て(=横になって)恨みをわすれないようにし、ついに勾践(こうせん)を降伏させた。敗れた勾践(こうせん)は、その恥を忘れまいと寝起きのたびに苦い胆(きも)を嘗(な)め、苦心の末に夫差(ふさ)を打ち破ったという、『史記』にある話から。


我田引水(がでんいんすい)

【意味】
自分に都合のいいように、言ったりしたりすること。

【解説】
「我が田に水を引く」ことから言う。田んぼの稲には水は欠かせない。それを自分の田んぼだけに引いてくるのは、自分中心でわがまま勝手な行動。そんな自分勝手なやり方を言う。


画竜点睛(がりょうてんせい)

【意味】
物事を完成させるため、最後に加える大切な仕上げのこと。

【解説】
「竜(りゅう)を画(えが)きて睛(ひとみ)を点ず」ということ。六朝時代(りくちょうじだい)の中国に、張僧繇(ちょうそうよう)という絵描きがいて、寺の壁に竜の絵を描いた(=画いた)が、瞳(=睛)だけ描かなかった。描くとその竜が飛び去るからだと言う。周りがそれを信用せず、無理やり瞳を描き入れ(=点じ)させたところ、ことばどおり、たちまち本物の竜となって天に昇って行ったという、中国の古い書物にある話から。「画竜点睛を欠く」の形で使うことが多い。


完全無欠(かんぜんむけつ)

【意味】
完全で、欠点や不足がまったくないようす。

【解説】
「完全」は不十分なところがないこと。「無欠」は、欠けたところがないこと。似た意味の二語を重ねて、「まったく安全」という意味を表している。


危機一髪(ききいっぱつ)

【意味】
ひとつまちがえばたいへんなことになる、危険な状態。

【解説】
髪の毛一本ほどのごくわずかなちがいで危機におちいるような、危ない瀬戸際、という意味から。危ないところで助かった、という場面で使うことが多い。


起死回生(きしかいせい)

【意味】
今にもだめになりそうなものを、立ち直らせること。

【解説】
「起死」も「回生」も、死にかかっている病人を、生き返らせること。ふつうは、漢字そのままの意味ではなく、たとえとして使うことが多い。


疑心暗鬼(ぎしんあんき)

【意味】
疑う気持ちが強いと、何でもないことまで恐ろしく思われること。

【解説】
「疑心」は疑う心。「暗鬼」は、暗闇の中に浮かぶ、いるかどうかわからない亡霊のこと。もとは「疑心、暗鬼を生ず(=疑う心があると、何でも鬼に見える)。」と言い、中国の古い書物にあることば。


奇想天外(きそうてんがい)

【意味】
ふつうでは思いもよらないほど、変わっていること。

【解説】
「奇想」は奇抜な思いつきや考え、「天外」は、はるかかなたの空のこと。もとは、「奇想、天外より落つ。」と言って、奇抜な考えが、はるか向こうの思いもよらぬ所から落ちてきた、という意味。


喜怒哀楽(きどあいらく)

【意味】
人のもつさまざまな感情。喜び・怒り・悲しみ・楽しみのこと。

【解説】
「喜」は喜び、「怒」は怒り、「哀」は悲しみ、「楽」は楽しみのこと。中国の古い書物『中庸(ちゅうよう)』にあることば。


急転直下(きゅうてんちょっか)

【意味】
成り行きが急に変わって、解決に向かうこと。

【解説】
急に転回して、まっすぐ結末に向かうという意味。「急転」は、成り行きが急に転ずること。「直下」は、一直線に下ること。


玉石混交(ぎょくせきこんこう)

【意味】
よいものと悪いものとが、まざり合っているようす。

【解説】
「玉石」は、宝石と石ころのことで、よいものと悪いもの、優れたものとおとったもの、のたとえ。「混交」は、入り混じっていること。中国の古い書物にあることば。


空前絶後(くうぜんぜつご)

【意味】
今までにも、これからにもないような、非情にまれなこと。

【解説】
「空前」は、今まで例のないこと。「絶後」は、将来、二度と同じことが起こらないこと。対になる二語を組み合わせて、「めったにない」という意味を強めている。「いまだかつてない」という意味で使われることが多い。中国の古い書物にあることば。


言行一致(げんこういっち)

【意味】
言うことと行うこととが、一致していること。

【解説】
「言行」は、口に出したことばと、実際にとった行動のこと。この二つを一致させるのはなかなか難しいようだ。そのためか、「言うは易く、行うは難し」ということわざもある。


巧言令色(こうげんれいしょく)

【意味】
口先だけのうまいことばや、うわべだけの愛想のいい顔つき。

【解説】
「巧言」は、口先だけの飾ったことば。「令色」は、愛想よくとりつくろった顔色のこと。中国の古い書物『論語』にある孔子のことばで、「巧言令色、鮮(すくな)し仁(=巧言令色の人には誠実な人はいない)。」による。


荒唐無稽(こうとうむけい)

【意味】
でたらめで、よりどころがないようす。

【解説】
「荒唐」も「無稽」も、よりどころがなくて、でたらめなこと。似た意味のことばをくり返して、でたらめさを強調している。


呉越同舟(ごえつどうしゅう)

【意味】
敵と味方や仲の悪い者どうしが、いっしょにいたり、いっしょに行動したりすること。

【解説】
本来は仲の悪い者どうしでも、いざとなれば助け合ったりする、というたとえ。中国の昔(春秋時代)、呉と越の二つの国の間には戦いが絶えず、互いに憎み合っていた。そんな呉と越の人でも、同じ舟に乗り合わせて暴風にあったら、恨みも忘れて互いに助け合うだろうという、中国の古い書物『孫子』にある話から。


孤軍奮闘(こぐんふんとう)

【意味】
助けもなしに、一人で懸命に努力すること。

【解説】
助けのない孤立した軍勢が、敵と必死に戦うという意味。「孤軍」は孤立した少人数の軍隊のこと。


虎視眈眈(こしたんたん)

【意味】
油断なく、じっと機会をねらっているようす。

【解説】
虎が獲物をねらって、鋭い目で辺りを見下ろしているようすから言う。「虎視」は、虎が獲物を狙う目。「眈眈」は、じっと見下ろしていること。中国の古い書物『易経』にあることば。


五里霧中(ごりむちゅう)

【意味】
見通しがつかず、どうしてよいかわからないようす。

【解説】
昔(後漢時代)、中国の張楷(ちょうかい)という人は、五里四方に深い霧(=五里霧)を起こすことができたという、『後漢書』にある話から。この「五里霧」の立ち込める中にいると、方角もわからず、どうしたらよいか判断がつかなくなる、という意味。したがってこの四字熟語は「五里霧」の「中」という構成である。


言語道断(ごんごどうだん)

【意味】
あきれてことばにならないほど、ひどいこと。

【解説】
ことばで言い表す方法が断たれるという意味。「言語」は、ことば、「道断」は、方法が断たれること。もとは、深い教えはことばでは言い表せないものだという、仏教のことばから。昔は、「非情にすばらしい」という意味でも使われた。

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「さ行」の四字熟語と意味解説付き

再三再四(さいさんさいし)

【意味】
何度も何度も。

【解説】
「再三」を強めて言ったことば。「再三」は、二度も三度もという意味。ふつう、「何度〜しても、なかなか」という気持ちを表すときに使う。


三寒四温(さんかんしおん)

【意味】
冬の終わり、三日ほど寒い日が続くと、次の四日ほどは暖かいということ。また、そのように、だんだん気候が暖かくなること。

【解説】
「三寒」は寒い日が三日間、「四温」は暖かい日が四日間ということ。これがくり返されると、春が近くなる。


山紫水明(さんしすいめい)

【意味】
海や山、川や湖などの、自然の景色が美しいこと。

【解説】
日の光の中、山は紫色にかすみ、川の水は澄みきって美しい、という意味から。


自画自賛(じがじさん)

【意味】
自分で自分のしたことをほめること。

【解説】
自分の描いた絵に、自分で賛を書き入れる、という意味から言う。「賛」とは、絵や書を引き立てるために、わきに書きこむ詩や文のことで、これは本来、他人に書いてもらうもの。ふつう、自分では書かない。


四苦八苦(しくはっく)

【意味】
非情に苦労すること。たいへんな苦しみ。

【解説】
もとは仏教のことば。「四苦」は、生・老・病・死の四つの苦しみ。それに愛別離苦怨憎会苦求不得苦五陰盛苦の四つの苦しみを合わせて「八苦」で、人間のあらゆる苦しみのこと。


自業自得(じごうじとく)

【意味】
自分がしたことの報いを、自分が受けること。

【解説】
もとは仏教のことばで「自業」は自分の行い、「自得」は、自身に受けること。ふつう、悪い行いをしたために、悪い報いを受ける場合に使う。


獅子奮迅(ししふんじん)

【意味】
激しい勢いで活動しているようす。

【解説】
「獅子」はライオン、「奮迅」は激しく奮い立つこと。ライオンが奮い立って、猛烈な勢いで動き回るようすから言う。「獅子奮迅の大活躍」などと使う。仏教のお経にあることば。


七転八倒(しちてんばっとう)

【意味】
ひどく苦しくて、転げ回ること。

【解説】
「七・八」は、数が多いことのたとえ。何度も「転がり」何度も「倒れる」という意味。中国の学者、朱子のことば。


質実剛健(しつじつごうけん)

【意味】
飾り気がなくまじめで、心も体も強くたくましいこと。

【解説】
「質実」は飾り気がなく誠実なこと。「剛健」は強くたくましいこと。校訓などでよく見ることば。


四面楚歌(しめんそか)

【意味】
周りが敵や反対者ばかりで、味方が一人もいないこと。

【解説】
昔、中国にあった楚(そ)の国の項羽(こうう)の軍が、垓下(がいか)という所で、敵の漢軍の中から自分の国である楚の歌がさかんに聞こえてきたので、項羽は、味方がすべて漢軍に降伏したと思いこみ、大いに驚き絶望したという、『史記』にある話から。


弱肉強食(じゃくにくきょうしょく)

【意味】
強いものが、弱いものをえじきにして栄えること。

【解説】
「弱肉」は、弱肉の肉。「強食」は、強者の食べ物。弱いものの肉は、強いものの食べ物、という意味。中国、唐の韓愈(かんゆ)という人のことばから。


終始一貫(しゅうしいっかん)

【意味】
最初から最後まで、態度や考えを変えずに貫き通すこと。

【解説】
「終始」は始めから終わりまでということ。「一貫」は貫き通すこと。ふつう、それ一筋に貫く、という場合に使われる。


十人十色(じゅうにんといろ)

【意味】
好みや考え、性格などが、一人一人異なること。

【解説】
「色」はここでは種類のこと。十人いれば十種類というように、それぞれちがっているという意味。


取捨選択(しゅしゃせんたく)

【意味】
悪いものや不必要なものを捨て、よいものや必要なものを選び取ること。

【解説】
「取捨」は、取ることと捨てること。「選択」は、選び取ること。取ったり捨てたりして、必要なものを選び取るという意味。


首尾一貫(しゅびいっかん)

【意味】
最初から最後まで、一つの方針や態度で貫くこと。また、最初と最後とで矛盾がないこと。

【解説】
「首尾」は「頭と尾」で、始めから終わりまでの意味。「一貫」は、一つの考えや態度を曲げないで貫き通すこと。


順風満帆(じゅんぷうまんぱん)

【意味】
物事がすべて、順調に進んでいるようす。

【解説】
「順風」は、船が進む方向に吹く風で、追い風のこと。「満帆」は、帆(ほ)をいっぱいに張ること。追い風を帆いっぱいに受ければ、船が順調に進む。


正真正銘(しょうしんしょうめい)

【意味】
うそいつわりなく、本物であること。

【解説】
「正真」は、本物であること。「正銘」は、ちゃんとした銘(めい)のある本物であること。似た意味のことばを二つ重ねて、「本物」という意味を強めている。


枝葉末節(しようまっせつ)

【意味】
物事の、重要でない部分。ささいなこと。

【解説】
「枝葉」は枝と葉っぱ、「末節」は樹木の先のほうの節のこと。どちらも中心の幹と比べれば、端っこの部分である。似た意味のことばを重ねて、中心でない部分、重要でない部分であることを強調している。


初志貫徹(しょしかんてつ)

【意味】
初めに決めた志を、最後まで貫き通すこと。

【解説】
「初志」は、思い立ったときの最初の気持ち。「貫徹」は貫き通すこと。「どんな困難があろうとも貫き通す」という意味で使うことが多い。


支離滅裂(しりめつれつ)

【意味】
ばらばらでまとまりがなく、筋道が通っていないようす。

【解説】
「支離」は、ばらばらに分かれていること。「滅裂」は、離ればなれであること、混乱していること。似た意味のことばをくり返して、筋道が通っていないようすを強調している。


心機一転(しんきいってん)

【意味】
あるきっかけから、心のもち方がすっかり変わること。

【解説】
「心機」は、心の動き。「一転」は、まったく変わること。ふつう、気持ちが好ましい方向に変わる場合に使う。


針小棒大(しんしょうぼうだい)

【意味】
ささいで小さなことを、大げさに言うこと。

【解説】
針のように小さなものを、棒のように大きく言うということから。反対の意味の「針小」と「棒大」を組み合わせて、意味をきわだたせている。


森羅万象(しんらばんしょう)

【意味】
この世にある、すべての物事。

【解説】
「森羅」は、限りなく木々が連なること、「万象」は、すべての形や現象のことで、合わせて、宇宙に存在するすべてのものという意味。仏教のお経にあることば。


晴耕雨読(せいこううどく)

【意味】
晴れた日は畑を耕し、雨の日は家にいて読書するというような、のどかで自由な生き方をすること。

【解説】
「晴耕」は、晴れの日に外に出て耕すこと、「雨読」は、雨の日に家にいて読書をすること。対象的な意味の「晴耕」と「雨読」を合わせて、気ままでのどかな暮らしぶりを表している。


誠心誠意(せいしんせいい)

【意味】
まごころをこめて、物事を行うようす。

【解説】
「誠心」も「誠意」も、まごころという意味。似た意味のことば二つを重ねて、「まごころ」を強調している。


切磋琢磨(せっさたくま)

【意味】
学問や人格を高めようと努力すること。特に、友だちどうしが励まし合い競い合って、ともに向上しようとすること。

【解説】
「切磋」は、象牙や角などを刃物で切ったり、磨いたりして細工すること。「琢磨」は、玉や石などを削って形を整えたり、磨きをかけたりすること。中国の古い書物『詩経』にあることば。


絶体絶命(ぜったいぜつめい)

【意味】
追いつめられて、どうすることもできないこと。また、そのようす。

【解説】
体が絶え、命が絶えるということ。それほどに切羽(せっぱ)詰まった状態であることから。「絶体」も「絶命」も、うらないで不吉とされる星の名。


千載一遇(せんざいいちぐう)

【意味】
二度とないような、よい機会。

【解説】
千年に一度あるかないかの機会、という意味から。「千載」は千年、「一遇」は一度出会うこと。


千差万別(せんさばんべつ)

【意味】
多くのものが、それぞれに異なっていること。

【解説】
区別とか、ちがいという意味の「差別」に、数が多いという意味の「千」「万」を組み合わせた構成。「多種多様」を強めた言い方。中国の古い書物にあることば。


前代未聞(ぜんだいみもん)

【意味】
これまでに聞いたこともないような、めずらしいこと。

【解説】
「前代」は、今より前の時代、「未聞」はまだ聞いたことがない、という意味。


千変万化(せんぺんばんか)

【意味】
目まぐるしく、さまざまに変化すること。

【解説】
「変化」と、数が多いことを示す「千」「万」を組み合わせて、千にも万にもなる非情に多くの変化、という意味を表している。中国の古い書物にあることばから。

「た行」の四字熟語と意味解説付き

大器晩成(たいきばんせい)

【意味】
大人物は、若いころは目立たず、年をとってから本当の力を示すようになるということ。

【解説】
「大器」は大きな器のこと。「晩成」は遅くできあがること。大きな器が、完成までに時間がかかるように、大人物も、りっぱになるまでに年月がかかるということから。中国の古い書物『老子』にあることば。


大胆不敵(だいたんふてき)

【意味】
度胸がすわっていて、恐れるようすがないこと。

【解説】
「大胆」は度胸がすわっておおらかなこと。「不敵」は、恐れ知らずで、敵を敵とも思わないこと。似た意味のことば二つを重ねて、大胆さを強調している。


大同小異(だいどうしょうい)

【意味】
似たり寄ったりで、大したちがいのないこと。

【解説】
「大同」は、大筋は同じであること。「小異」は、小さなちがいのこと。「小異を捨てて大同につく。」と言ったりする。「五十歩百歩」と同じ意味。中国の古い書物『荘子』にあることば。


単刀直入(たんとうちょくにゅう)

【意味】
前置きなしに、いきなり話の中心に入ること。

【解説】
もとは、たった一本の刀を持って、まっすぐ敵陣に斬り込むという意味。「単刀」は一本の刀。「直入」は回り道しないで直ちに入ること。中国の古い書物にあることば。


朝令暮改(ちょうれいぼかい)

【意味】
決まりや命令などがむやみに変更されて、一定しないこと。

【解説】
朝出された命令が、夕暮れ時にはもう改められるという意味の、「朝(あした)に令(れい)して暮(く)れに改(あらた)む。」から言う。中国の古い書物『漢書』にあることば。


猪突猛進(ちょとつもうしん)

【意味】
周りには目もくれずに、がむしゃらに突き進むこと。

【解説】
「猪」はイノシシで、一直線に突き進む性質があるとされる。「猪突」は、そのイノシシが突進すること。「猛進」は、激しい勢いで進むこと。イノシシがまっしぐらに突進するようすから言う。


適材適所(てきざいてきしょ)

【意味】
その人の能力や性格に応じて、その人にふさわしい役目や仕事を割り当てること。

【解説】
「適材」は、それにふさわしい材料や人材。「適所」は、それにぴったり合う場所。ふさわしい人をふさわしい場所に配置し、それぞれの特性を生かすという意味で使われる。


電光石火(でんこうせっか)

【意味】
動きが非常に速いこと。また、非常に短い時間のこと。

【解説】
「電光」は稲妻の光、「石火」は火打ち石を打つときに出る火。どちらも、ほんの短い一瞬光るだけのもの。中国の古い書物にあることば。


天真爛漫(てんしんらんまん)

【意味】
飾り気がなく無邪気で、明るいこと。

【解説】
「天真」は、自然のまま純粋な性質。「爛漫」は、自然のままに光りかがやくようす。ふつう、子どもや少年少女の、素直で明るいようすを表すのに使う。中国の古い書物にあることば。


天変地異(てんぺんちい)

【意味】
天地間に起こる、自然の災害や異変。

【解説】
「天変」は、天空に起こる異変のことで、暴風・大雨・日食・月食など。「地異」は、地上で起こる異変のことで、地震・津波・噴火・洪水など。


東奔西走(とうほんせいそう)

【意味】
仕事や用事で、あちこち忙しく走り回ること。

【解説】
あちこち動き回って努力するという意味のことば「奔走(ほんそう)」に「東」「西」を組み合わせて、もとの意味をいっそう強めている。


独立独歩(どくりつどっぽ)

【意味】
人に頼らず自分の力で、自分の信じるとおりに進んでいくこと。

【解説】
「独立」は、他に頼らず独り立ちすること。「独歩」は、他に頼らず一人で歩く(=物事をする)こと。「独立」して「独歩」しているという意味。

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「な行」の四字熟語と意味解説付き

二束三文(にそくさんもん)

【意味】
値段が、非常に安いこと。

【解説】
「二束」はふた束のこと。「文(もん)」は昔の、安いお金の単位。束ねて売っているもの二束の値段が、たった三文だという意味。ふつう、安いのを喜ぶ側ではなく、安いので迷惑を受ける立場から使う。


日進月歩(にっしんげっぽ)

【意味】
日ごとに、月ごとに、どんどん進歩すること。

【解説】
「進歩」という熟語に「日」と「月」を組み合わせて、日ごと月ごとに絶えず、という意味をつけ加えている。

「は行」の四字熟語と意味解説付き

馬耳東風(ばじとうふう)

【意味】
人の意見や批判などには注意をはらわず、聞き流すこと。

【解説】
「東風」は東から吹く風で、春風のこと。快い春風が耳に吹いても、馬は何も感じていないという意味の、中国の詩人李白の詩にあることばで、「東風、馬耳を射る。」から。ことわざでは「馬の耳に念仏」と言う。


波乱万丈(はらんばんじょう)

【意味】
変化が激しくて、劇的(げきてき)であること。

【解説】
「波乱」は大波と小波、また、激しい変化のこと。「丈」は昔の長さの単位で、「万丈」は非常に高いこと。物事の変化が激しいことを、高い波が激しく打ち寄せるようすにたとえたことば。


半信半疑(はんしんはんぎ)

【意味】
どうしても信じきれないでいるようす。

【解説】
半分は信じているが、半分は疑っている意味。対義語二つを合わせて、「信」と「疑」が半々だという構成になっている。


百戦錬磨(ひゃくせんれんま)

【意味】
多くの経験を積んで、きたえられていること。

【解説】
「百戦」は、数多くの戦い。「錬磨」は、練り磨くこと。何度も戦に出て、その場その場で実際に武芸の腕を磨き、しっかりきたえられているということ。


百発百中(ひゃっぱつひゃくちゅう)

【意味】
弾丸や矢などが必ず命中すること。予想や計画がすべて当たること。

【解説】
弾丸や矢などを百発放つと、百発全部命中するということから。「中」はここでは、当たるという意味。中国の古い書物『戦国策』にあることば。


不言実行(ふげんじっこう)

【意味】
あれこれ言わず黙って、しなければならないことを行うこと。

【解説】
「不言」は、ことさら何も言わないこと。しなければならないことを黙って実行する人は、いちいち口に出す人よりも信頼できるとされた。しかし、それと逆の立場から、新たに「有限実行」ということばも生まれた。


付和雷同(ふわらいどう)

【意味】
自分にしっかりした考えがなくて、すぐ他人の考えに同調すること。

【解説】
「付和」は、すぐ他人の意見に従うこと。「雷同」は、雷が鳴ると他の物もともに響くことから、他人にすぐ同調すること。似た意味のことばを二つ重ねて、意味を強めている。中国の古い書物『礼記』にあることば。


粉骨砕身(ふんこつさいしん)

【意味】
力の限り努力すること。

【解説】
骨を粉にし、身を砕くほど、力を尽くすということから。精一杯努力することを誓ったりするときに、よく使う。中国の古い書物にあることば。


傍若無人(ぼうじゃくぶじん)

【意味】
あたりかまわず、勝手気ままにふるまうこと。また、そのようす。

【解説】
まるでそばに人がいないかのような態度という意味の、「傍らに人無きが若し。」から言う。中国の古い書物『史記』にあることば。


本末転倒(ほんまつてんとう)

【意味】
物事のだいじなことと、そうでないこととを、取りちがえること。

【解説】
「本末」は、大切なことと枝葉のこと、あるいは、根本的なことと末節のこと。「転倒」は逆さまになること。本(もと)と末(すえ)とを逆さまにする、という意味。

「ま行」の四字熟語と意味解説付き

無我夢中(むがむちゅう)

【意味】
我を忘れて、物事に熱中しているようす。

【解説】
「無我」は我を忘れること。「夢中」は物事に熱中して、他のことは考えられないようす。

「や行」の四字熟語と意味解説付き

有名無実(ゆうめいむじつ)

【意味】
名ばかりりっぱで、中身がないこと。

【解説】
「有名」は、ちゃんとした名があること。「無実」は、実質がないこと。「名有りて、実無し。」という、中国の古い書物にあることばから。


油断大敵(ゆだんたいてき)

【意味】
油断すると思わぬ失敗を招くから、油断は敵だと思って気をつけよ、ということ。

【解説】
「油断」は、気をゆるめて、注意をおこたること。「大敵」は、恐るべき大きな敵である、という意味。気持ちのゆるみは、実際の敵以上に恐ろしい、といういましめ。

「ら行」の四字熟語と意味解説付き

竜頭蛇尾(りゅうとうだび)

【意味】
初めは勢いが盛んで、終わりのほうになると振るわなくなるようす。

【解説】
竜のようにりっぱな頭なのに、後のほうは蛇のようにみすぼらしい尾だという意味から言う。中国の古い書物にあることば。


臨機応変(りんきおうへん)

【意味】
その場その場の状況に応じて、適切な行動をとること。

【解説】
「臨機」は、その場面に出会うこと。「応変」は、変化に対応すること。中国の古い書物にあることばで、その場その場の変化に対応するという意味の、「機に臨みて変に応ず。」から。

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