「ま行」漢検準2級の四字熟語一覧
末路窮途(まつろきゅうと)
追いつめられて苦境から逃れようもない状態。また、苦境におちいって困りはてること。
満目荒涼(まんもくこうりょう)
見渡すかぎり荒れはてているさま。
名聞利養(みょうもんりよう)
名誉と財欲に執着すること。
無学文盲(むがくもんもう)
学問がなく、字も読めないこと。また、その人。
無私無偏(むしむへん)
個人的な利益や名誉を優先せず、公平に判断・行動するさま。
無常迅速(むじょうじんそく)
人の世は移り変わりが速く、はかないものであるということ。
無声無臭(むせいむしゅう)
誰にも知られず、まったく目立たないこと。事の影響がないこと。また、はかり知ることができない上天のたとえ。
無駄方便(むだほうべん)
一見するとなんの役にも立たないように見えるものも、なんらかの役に立っている場合があるということ。
迷悟一如(めいごいちにょ)
仏教で、迷いというも、悟りというも、たどりつくところは一つであるということ。迷いとか悟りとかにこだわる必要はないという意。
明珠暗投(めいしゅあんとう)
どんなに貴重な物でも、贈り方がよくないと誤解されてしまうたとえ。転じて、立派な才能をもっているのに世に認められないこと。また、貴重な物をその価値の分かっていない人が所有していること。宝玉を暗闇で人に投げ与える意から。
妄言多謝(もうげんたしゃ)
いいかげんな言葉を並べたことを深くおわびしますの意。手紙文などの末尾に置く語。
妄評多罪(もうひょうたざい)
見当はずれの批評を深く詫びること。他人の文章への批評のあとに書く謙称。
目挑心招(もくちょうしんしょう)
遊女が流し目で客を誘うさま。
問柳尋花(もんりゅうじんか)
春に柳や花をめでること。春のきれいな景色をさぐり求めて散策すること。また、花街に遊ぶこと。