著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

「教訓・知恵」を表す厳選!四字熟語ランキングTOP30

「教訓・知恵」を表す厳選!四字熟語ランキングTOP30

当サイトでは、5000以上の四字熟語を掲載しています。

その中から、サイト管理人が「教訓・知恵」を表す四字熟語として相応しいと感じたトップ30を、厳選してランキング形式にしました。

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「教訓・知恵」を表す厳選!四字熟語ランキング 1位〜10位


知行合一【ちこうごういつ】

知識と行為は一体であるということ。本当の知は実践を伴わなければならないということ。



温故知新【おんこちしん】

前に学んだことや昔の事柄をもう一度調べたり考えたりして、新たな道理や知識を見い出し自分のものとすること。古いものをたずね求めて新しい事柄を知る意から。



自業自得【じごうじとく】

自分の悪行の報いを自分が受けること。一般に悪い報いにもちいられるが、元来は自分が受ける結果のすべては、自分が種をまいたものであるという仏教の因果の法則を表す語。自分の行為の報いを自分自身がうけること。一般に、悪業の報いを受けることにいう。
仏教用語。自分でしでかしたことだから、悪い報いをえてもやむをえないということ。



啐啄同時【そったくどうじ】

逃したらもう二度と来ない、大切な機会。



一期一会【いちごいちえ】

生涯に一度だけ会うこと。また、生涯に一度限りであること。一生に一度のことと考えてそのことに専念する意。もと茶道の心得を表した語で、どの茶会でも生涯にただ一度だと考えて常にまことをつくすべきことをいう。



諸行無常【しょぎょうむじょう】

この世に存在するものはすべて、姿形や本質は常に流動変化するものであり、一瞬といえども存在は同一性を保持することができないということ。永久不変なものなどないということ。



岡目八目【おかめはちもく】

当事者よりも第三者のほうが、情勢や損得などを正しく判断できること。



悪事千里【あくじせんり】

悪い行為や評判は、またたくまに世間に知れ渡ること。



善因善果【ぜんいんぜんか】

よい行動をすれば、よい報いがあるということ。



油断大敵【ゆだんたいてき】

気をゆるめていると大きな失敗のもとになるから、油断というものはおそろしい敵と同じである、と油断することをいましめた言葉。

「教訓・知恵」を表す厳選!四字熟語ランキング 11位〜20位

遠謀深慮【えんぼうしんりょ】

深く考えを巡らし、のちのちの遠い先のことまで見通した周到綿密な計画を立てること。また、その計画。


深謀遠慮【しんぼうえんりょ】

遠い先々まで考えること。深い考え。深いはかりごと。


面壁九年【めんぺきくねん】

一つのことに忍耐強く専念して、やり遂げることのたとえ。長い間わき目もふらずに努力を続けることのたとえ。


李下瓜田【りかかでん】

人などに疑われるような事はするなということ。


朝三暮四【ちょうさんぼし】

目の前の違いに心を奪われて、結果が同じになることに気がつかないこと。また、ことば巧みに人をだますこと。


孟母三遷【もうぼさんせん】

子供は周囲の影響を受けやすいので、子供の教育には環境を選ぶことが大切であるという教え。


勧善懲悪【かんぜんちょうあく】

善良な人や善良な行いを奨励して、悪者や悪い行いを懲らしめること。「善を勧め悪を懲らす」と訓読する。


孟母断機【もうぼだんき】

学業を途中でやめてはいけないという戒め。


先憂後楽【せんゆうこうらく】

常に民に先立って国のことを心配し、民が楽しんだ後に自分が楽しむこと。北宋の忠臣范仲淹が為政者の心得を述べた言葉。転じて、先に苦労・苦難を体験した者は、後に安楽になれるということ。


信賞必罰【しんしょうひつばつ】

褒めるべき功績のある者は必ず褒めて褒美を与え、罪を犯した者は必ず罰すること。賞罰を正しく行うこと。

「教訓・知恵」を表す厳選!四字熟語ランキング 21位〜30位

天罰覿面【てんばつてきめん】

悪事を働くと、その報いとしてすぐさま天が罰を下すこと。


韋編三絶【いへんさんぜつ】

何度も繰り返して本を読むこと。また熱心に学問することのたとえ。


夏虫疑氷【かちゅうぎひょう】

見聞が狭いことのたとえ。見聞の狭い人は広い世界を理解しえないたとえ。見識の狭い人が自分の知らないことを信じようとしないこと。冬を知らない夏の虫は、冬に氷というものがあるのを信じない意から。見識や見聞が狭い人を卑しめていう語。


仁義道徳【じんぎどうとく】

人として守るべき正しい道。また、その道にかなう生き方をすること。


随処為主【ずいしょいしゅ】

環境や境遇に左右されず、どんな時でも主体性を持って生きることが真の生き方であるということ。


叢軽折軸【そうけいせつじく】

小さなものでもたくさん集まると大きな力になるということ。


有相執著【うそうしゅうじゃく】

形ある現象の姿にとらわれる心。それらが一切皆空であることを悟らないで執着心をおこすこと。


一労永逸【いちろうえいいつ】

一度苦労すれば、長くその利を得られること。また、わずかの苦労で多くの安楽が得られること。


知崇礼卑【ちすうれいひ】

真の知者は知識が増せば増すほど、へりくだって礼を尽くすものだということ。


愚公移山【ぐこういざん】

何事も根気よく努力を続ければ、最後には成功することのたとえ。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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