「た行」漢検2級の四字熟語一覧
堆金積玉(たいきんせきぎょく)
非常に多くの富を集めること。貴金属や珠玉を積み上げるという意味。
大賢虎変(たいけんこへん)
すぐれた賢者が時の推移に従って日ごとに新たに自己変革をとげること。また、人格者によって、古い制度が立派な新しい制度に改められること。「虎変」は虎の皮ががらりと生え変わることから、みごとに変化・変革することにたとえる。
戴月披星(たいげつひせい)
朝早くから夜遅くまで一生懸命働くこと。
大人虎変(たいじんこへん)
すぐれた賢者が、時の流れに合わせて、日に日に自己変革すること。または、すぐれた統治者の制度変革によって、古い制度が新しくてよりよい制度に改められること。変化や改革を見事にすることのたとえ。
体貌閑雅(たいぼうかんが)
姿かたちが落ち着いて上品なさま。「体貌」は姿と顔だち、容貌。「閑雅」は物静かで上品な趣があること。また、そのさま。
戴盆望天(たいぼんぼうてん)
二つのことを一度に実現させるのは無理だということ。
断崖絶壁(だんがいぜっぺき)
切り立ったがけ。非常に危機的な状況のたとえとして用いられることもある。
池魚籠鳥(ちぎょろうちょう)
不自由な身の上、生活のこと。また、宮仕えのこと。
中秋玩月(ちゅうしゅうがんげつ)
仲秋の夜に雅な月見の宴会を催すこと。
長袖善舞(ちょうしゅうぜんぶ)
事前に周到な準備がしてあれば事は成功しやすいということ。条件が整い拠り所があれば何事も成功しやすいこと。
朝成暮毀(ちょうせいぼき)
建物の造営が盛んなことのたとえ。
張眉怒目(ちょうびどもく)
眉をつり上げて目をむく。仁王さまのような荒々しい形相をいう。
頂門金椎(ちょうもんのきんつい)
人の急所をついた適切な戒め。
沈鬱頓挫(ちんうつとんざ)
詩文の風格が高く内容が深くて文章中の辞句の意味がすらすらと通らず、とどこおること。
程孔傾蓋(ていこうけいがい)
親しく話をすること。
天人冥合(てんじんめいごう)
天意と人意が暗にあう。人の言行が正しければ、おのずと天意にあうことをいう。
天造草昧(てんぞうそうまい)
天地の開けはじめ。
陶犬瓦鶏(とうけんがけい)
形ばかり立派で、実際にはなんの役にも立たないもののたとえ。
吐気揚眉(ときようび)
やるべき事を成し遂げて喜ぶさま。気がかりだったことが思い通りできて、それまで抑圧されていた気持ちが解放され、喜び楽しむさま。また憤怒するさまにもいう。
徒手空拳(としゅくうけん)
手に何も武器や道具を持っていないこと。転じて、物事を始めるとき地位や資金などが何もなく、身一つであること。
吐哺握髪(とほあくはつ)
すぐれた人材を求めるのに熱心なこと。
吐哺捉髪(とほそくはつ)
すぐれた人材を求めるのに熱心なこと。
頓首再拝(とんしゅさいはい)
頭を下げてうやうやしく礼をすること。
土崩瓦解(どほうがかい)
土が崩れ、瓦がばらばらに砕けるように、物事が根底から崩れて手の施しようのない状態になること。
土木形骸(どぼくけいがい)
体を自然の土や石のようにする。人が飾らず自然のままでいることをいう。