当サイトの四字熟語の中から、2022年1月1日〜2022年12月31日の1年間で、最も人気があった四字熟語TOP30をランキング形式でご紹介します。
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四字熟語人気ランキング 1位〜10位
臨機応変【りんきおうへん】
【意味】
ものごとを、その時その場の状況に合わせて、適切に処理すること。状況に応じた行動をとること。
何か予想外のことが起きても、すぐに考えて適切な行動を取るんやな。
これは、「いつ何が起きても大丈夫なように、フットワーク軽く対応しよう」っていう意味なんやな。
温故知新【おんこちしん】
【意味】
前に学んだことや昔の事柄をもう一度調べたり考えたりして、新たな道理や知識を見い出し自分のものとすること。古いものをたずね求めて新しい事柄を知る意から。
つまり、古いものから新しい学びを引き出すという考え方だね。
昔の出来事や知識を再確認することで、新しい発見や理解があるんやな。
これは、「昔のことからも新しいことを学べる」って教えてくれる言葉なんやで。
臥薪嘗胆【がしんしょうたん】
【意味】
目的を達成するために機会を待ち、苦労を耐え忍ぶこと。
もともとは、仇を討つため、苦難を耐え続けるという意味だけど、一般的には、目的を達成するために大変な苦労を耐え忍ぶという意味で使われるんだ。
本来は仇討ちのために苦労するんやけど、どんなに大変でも目指すもんがあるから頑張る、っていう意味やねん。
これは、「目標を達成するための我慢強さ」を示す言葉なんやで。
月下氷人【げっかひょうじん】
【意味】
仲人。媒酌人。縁を取り持つ人。
四面楚歌【しめんそか】
【意味】
周りを敵に囲まれて苦しい立場に陥ったこと。誰の助けもなく孤立すること。
味方や応援してくれる人が一人もいない、そしてみんなから非難されるような状態のことを言うんだ。
助けてくれる人が一人もおらん、みんなから文句を言われるような状況やで。
これは、「一人ぼっちでも立ち向かう強さ」を教えてくれるんやな。
明鏡止水【めいきょうしすい】
【意味】
邪念がなく、澄み切って落ち着いた心の形容。
風林火山【ふうりんかざん】
【意味】
戦いにおける四つの心構え。風のようにすばやく動き、林のように静かに構え、火の如く激しく侵略し、山のようにどっしりと構えて動かない意。転じて、物事の対処の仕方にもいう。時機や情勢などに応じた動き方。
切磋琢磨【せっさたくま】
【意味】
学問・道徳に、励みに励むこと。また、仲間同士互いに励まし合って向上すること。
これは元々、天生の才能がある人が修行を積むことで立派な人になる、という意味からきているんだ。
みんなで協力したり、競争したりしながら、自分のスキルを上げていくんやな。
これは、「一人でなく、みんなで助け合って成長することの大切さ」を教えてくれる言葉やで。
画竜点睛【がりょうてんせい】
【意味】
物事を完成するために、最後に加える大切な仕上げのたとえ。また、物事の最も肝要なところのたとえ。文章や話などで肝心なところに手を入れて、全体をいっそう引き立てるたとえ。
龍の絵を描き、その最後に眼を入れることで龍が生き生きとした姿になる、というイメージから来ているんだ。
龍の絵に最後に目を入れて、龍がほんまに生きてるみたいになるんやな。
これは、「物事を最後までキチンとやり遂げる大切さ」を教えてくれる言葉やで。
呉越同舟【ごえつどうしゅう】
【意味】
敵同士が、同じ場所に居合わせたり。協力したりすること。
また、普段は仲が悪いけれど、困難な状況を乗り越えるためには一時的に協力し合う、という意味も含まれているんだ。
そして、普段は反目しながらも、厳しい状況を乗り切るためには、一時的にでも協力し合うねんな。
これは、「仲が悪いけど、困難を乗り越えるために協力する大切さ」を教えてくれる言葉やで。
四字熟語人気ランキング 11位〜20位
以心伝心【いしんでんしん】
【意味】
無言のうちに心が通じ合うこと。考えていることが言葉を言わずにお互いが理解しあう間柄のこと。
もともとは禅宗の言葉で、教えたり学んだりすることを言葉に頼らず、心から心へと直接伝えることを意味していたんだ。
これは、「言葉だけではない、心からのコミュニケーションの大切さ」を教えてくれる言葉やで。
五穀豊穣【ごこくほうじょう】
【意味】
穀物が豊かに実ること。豊かに実ることを願っていうことが多い。
これは、作物がたくさん育って収穫が豊かになることを願う言葉だ。
たくさんの食べ物ができて、みんながお腹いっぱいになれる、そんな幸せな状況を表すんやな。
これは、「自然とともに生き、収穫を喜ぶ心」を教えてくれる言葉なんやで。
大器晩成【たいきばんせい】
【意味】
偉大な人物は、大成するまでに時間がかかる。また大きな器は、作り上げるのに長い時間がかかるということ。スケールの大きな人は、若い頃はあまり目立たないけど、ある程度年をとっていくと、本来の力が発揮されて、最後には大物になるということをいう。
大きな壺を作るのに時間が必要なように、真の才能は時間をかけて磨かれ、人々が認めるようになることが多いんだ。
大きな壺を作るのに時間がかかるように、すごい人がすごいって認められるまでには時間がかかるんや。
これは、「焦らずじっくりと自分を磨き続ける大切さ」を教えてくれる言葉やね。
質疑応答【しつぎおうとう】
【意味】
質問とそれに対する答弁。
疑問点を質問して、それに応じて答えること。
質問をする側からの疑問を解消し、答える側からの説明を深めるための交流だよ。
誰かが質問すると、それに対して説明があるんやな。
これは、「わからんことは聞いて解決する」っていう大切さを教えてくれる言葉なんやで。
五里霧中【ごりむちゅう】
【意味】
物事の状況や手掛かりがつかめず、判断に迷うこと。事情がわからない中、手探りで行動すること。
まるで霧に包まれてどの方向に進めばいいかわからない、という状態のたとえなんだ。
霧が深いと前が見えへんから、どっちに進んでいいか迷うんやな。
これは、「どう行動すればいいか迷うときの感じ」を教えてくれる言葉なんやで。
疑心暗鬼【ぎしんあんき】
【意味】
心に疑いを抱いていると、なんでもないことまで疑わしく不安に思えてくること。疑いがつのり何でもないことにおびえるようす。疑いの心が膨れ上がると、何でもないことにも不安や恐れを抱くものである。
どこにでも怖いものが潜んでいるように感じる、という表現なんだ。
ちょっとしたことまで恐ろしく感じてしまうんやな。
これは、「疑いすぎて怖くなっちゃう」っていう状況を表してるわけやな。
已己巳己【いこみき】
【意味】
たがいに似ているもののたとえ。
つまり、お互いが鏡像のように似ている状況を表す表現なんだ。
まるで自分の鏡像を見てるみたいに、相手と自分がそっくりで、区別つかんほど似てるんやな。
これは、「互いにとても似ている」っていう状況を描いてるんやで。
一挙両得【いっきょりょうとく】
【意味】
一つの行動で二つの利益を得ること。また、少ない労力で多くの利益を得ること。
捲土重来【けんどちょうらい】
【意味】
一度敗れた者が、再び勢いを取り戻して巻き返すこと。
羊頭狗肉【ようとうくにく】
【意味】
うわべや宣伝文句は立派だが、中身や実質がともなわないこと。
四字熟語人気ランキング 21位〜30位
適材適所【てきざいてきしょ】
【意味】
能力に適した地位や任務につけること。
それぞれの人が一番活躍できる場所で頑張れるようにするってわけやな。
これは、「得意なことを活かす大切さ」を教えてくれる言葉やな。
自暴自棄【じぼうじき】
【意味】
自らその身を損ない、自らその身を棄てること。やけくそになること。
大同小異【だいどうしょうい】
【意味】
細かい違いがあるが、ほぼ同じであること。
細かい違いはあるけれども、本質的には大きな差がないということを表しているんだ。
細かいところはちょっと違うかもしれへんけど、大体は同じみたいなんやで。
これは、「細部に目を向けても、全体としては変わらん」っていう事実を教えてくれる言葉やな。
孟母三遷【もうぼさんせん】
【意味】
子供は周囲の影響を受けやすいので、子供の教育には環境を選ぶことが大切であるという教え。
一石二鳥【いっせきにちょう】
【意味】
何か一つのことをして、二つの利益を一緒に手に入れることを言う。一つの行為をして、その結果として得られる利益とさらにもう一つもしくはそれ以上の利益を得られること。
一つの石を投げて二羽の鳥を取る、というイメージが込められているんだ。
たとえば、一つの石を投げるだけで二羽もの鳥を取れるような感じやな。これは、「効率的な行動の大切さ」を教えてくれる言葉なんやで。
一期一会【いちごいちえ】
【意味】
生涯に一度だけ会うこと。また、生涯に一度限りであること。一生に一度のことと考えてそのことに専念する意。もと茶道の心得を表した語で、どの茶会でも生涯にただ一度だと考えて常にまことをつくすべきことをいう。
元々は茶道の教えで、主人と客が一緒にいるその時その場を、二度と来ない貴重な瞬間と捉え、心から尊重し、全力で向き合うべきだという意味があるんだ。
その場その瞬間に全力で取り組む、これは「大切な時間を大切に生きる心構え」を教えてくれる言葉やで。
遠交近攻【えんこうきんこう】
【意味】
遠国と親交を結び近国を攻略する外交政策。
遠い国と手を結び、背後から牽制(けんせい)させながら近い国を攻める策。
遠い国は最後に攻めるという策略。
閑話休題【かんわきゅうだい】
【意味】
それはさておき。ともかく。話が横道にそれたのを本筋に戻すときにいう語。主として文章中で用いる。
それはつまり、「ところで、話を元に戻しましょう」みたいな感じなんだ。
無駄な話をしていたら、「それはさておき」って感じで本題に戻るんやな。
これは、「大切な話に戻るときのフレーズ」やな。
十人十色【じゅうにんといろ】
【意味】
十人寄れば十人ともそれぞれ違っているということで、人の個性の異なることをいう。
みんなそれぞれの趣味や意見があるということだ。
みんなが全く同じじゃなくて、それぞれ自分の色を持ってるんやで。
これは、「人それぞれ、個性を大切に」って言うんやろな。
自画自賛【じがじさん】
【意味】
自分で自分のことをほめること。
自分で描いた絵を自分で賞賛する、という意味が込められているんだ。
自分で描いた絵に自分で「ええ絵やな」と言うみたいな感じやな。
これは、「自分自身を過剰にほめる」ことを教えてくれる言葉なんやで。
具体的には、思わぬ事態にもすばやく適応し、最適な手段を取る、という柔軟性を表しているんだ。