「は行」漢検2級の四字熟語一覧
杯酒解怨(はいしゅかいえん)
互いに酒を酌み交わし心からの会話を通して怨みやわだかまりを忘れる。
廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)
仏教を排斥すること。
伯牙絶弦(はくがぜつげん)
心からの友人を失った悲しみ。
拍手喝采(はくしゅかっさい)
手をたたきながら、大声でほめたたえること。
白眉最良(はくびさいりょう)
多くの中で一番すぐれているもののこと。
白璧断獄(はくへきだんごく)
罪の疑わしいは許し、賞の疑わしい者には賞を与える判決。
薄暮冥冥(はくぼめいめい)
夕暮れの薄暗いさま。
破綻百出(はたんひゃくしゅつ)
言動が一貫せず、欠点やほころびが次から次へと現れること。
氾愛兼利(はんあいけんり)
すべての人々をあまねく愛し、利益をともに広く分け合うこと。
半醒半睡(はんせいはんすい)
半ばさめ、半ば眠っている状態。
汎濫停蓄(はんらんていちく)
広い分野にわたって、深い学識があること。
馬鹿果報(ばかかほう)
思いがけずに大きな幸運を得るたとえ。
抜本塞源(ばっぽんそくげん)
災いの原因を取り除くこと。
抜山蓋世(ばつざんがいせい)
山を引き抜くほどの強大な力と、世を覆いつくすほどの気力があること。圧倒するほどの威勢がきわめて盛んなさま。
馬良白眉(ばりょうはくび)
多くの中でいちばんすぐれているもののこと。
披星戴月(ひせいたいげつ)
朝早くから夜遅くまで一生懸命働くこと。
氷消瓦解(ひょうしょうがかい)
物事が次々と崩れてばらばらになること。また完全になくなってしまうこと。
眉間一尺(びかんいっしゃく)
賢人の相のたとえ。
眉目秀麗(びもくしゅうれい)
容貌がすぐれ、たいへん美しいさま。男性に用いる語。
眉目清秀(びもくせいしゅう)
容貌がすがすがしく、ひいでているさま。
風流三昧(ふうりゅうざんまい)
自然に親しみ、詩歌や書画などの優雅な遊びにふけること。「風流」は上品で優雅な趣のあること。「三昧」は、あることに熱中して、他をかえりみないこと。
粉愁香怨(ふんしゅうこうえん)
美人がうらみ悲しむ姿の形容。
舞文弄法(ぶぶんろうほう)
法を都合のいいように解釈すること。法の条文を曲解して濫用すること。
閉月羞花(へいげつしゅうか)
美しい女性のこと。
閉口頓首(へいこうとんしゅ)
どうしようもないほど困り切ったさま。また、やりこめられて返答につまること。
平沙万里(へいさばんり)
広大な砂漠のこと。
報怨以徳(ほうえんいとく)
自分に怨みをもつ人に愛情をもって接し、恩恵を与えること。
方底円蓋(ほうていえんがい)
物事が食い違って、お互いに合わないたとえ。四角い底の器に丸い蓋の意から。
蜂房水渦(ほうぼうすいか)
家屋が蜂の巣のように密集しているさま。
法華三昧(ほっけざんまい)
一心不乱に法華経を極めること。
貌合心離(ぼうごうしんり)
交際するのに表面だけで誠意のないたとえ。