道心堅固【どうしんけんご】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)
【四字熟語】 道心堅固 【読み方】 どうしんけんご 【意味】 仏教のことばで、悟りを求め、道心が強くてしっかりしていること。 【語源・由来】 「道心」は、他人を悟らせる心。 【典拠・出典】 『十住毘婆沙論』「一三」 【類...
【四字熟語】 道心堅固 【読み方】 どうしんけんご 【意味】 仏教のことばで、悟りを求め、道心が強くてしっかりしていること。 【語源・由来】 「道心」は、他人を悟らせる心。 【典拠・出典】 『十住毘婆沙論』「一三」 【類...
【四字熟語】 直指人心 【読み方】 じきしにんしん 【意味】 人の心を直に指差すこと。禅宗の悟りを示した語で、「直指人心見性成仏」といい、坐禅によって自己の本来の心性を見極めれば、それが仏の悟りに他ならないということ。 ...
【四字熟語】 生死事大 【読み方】 しょうじじだい 【意味】 生き死にの問題は重大であり、それをいかに超越するかが最大事であること。生死を繰り返す、この世の迷いを捨てて悟りを開くことは、いま生きているこの時しかなく、最も...
【四字熟語】 枯木寒岩 【読み方】 こぼくかんがん 【意味】 世俗に超然とした悟りの境地のたとえ。枯れた木と冷たい岩の意から。 【語源・由来】 仏教、特に禅宗で「枯木」「寒巌」を、情念を滅却した悟りの境域にたとえる。また...
【四字熟語】 久遠実成 【読み方】 くおんじつじょう 【意味】 仏語。法華経(ほけきょう)の思想の一つ。釈迦仏がこの世に生まれたのは仮の姿にすぎず、永遠の昔に悟りを開き成仏して限りない時間を人々の教化に尽くしてきたと説く...
【四字熟語】 無余涅槃 【読み方】 むよねはん 【意味】 肉体などの形の制約から解放された悟りの境地。心だけでなく肉体のわずらいからも解放された悟りの世界。 【語源・由来】 「無余」は残っていないこと。すべて。「涅槃」は...
【四字熟語】 無明長夜 【読み方】 むみょうじょうや 【意味】 衆生が煩悩にとらわれ悟りを得られないこと。 【語源・由来】 仏教語で、「無明」は邪心があるために物事の本質がとらえられず、仏法を理解できないこと。これを長い...
【四字熟語】 煩悩菩提 【読み方】 ぼんのうぼだい 【意味】 煩悩は悟りの縁であること。 【語源・由来】 煩悩も人間の本性であるから、本来別のものでなく、二つは一つであるということ。また、迷いがあってはじめて悟りもあると...
【四字熟語】 発菩提心 【読み方】 ほつぼだいしん 【意味】 仏門に入って僧になろうと思うこと。また、悟りを開こうという気持ちを持つこと。 【語源・由来】 「発」は起こす。「菩提心」は仏道を求める心、悟りを求める心のこと...
【四字熟語】 涅槃寂静 【読み方】 ねはんじゃくじょう 【意味】 涅槃は苦しみのない安穏な理想郷であるということ。 【語源・由来】 「涅槃」は煩悩を脱して永遠の生命を得ること。 【典拠・出典】 - 涅槃寂静(ねはんじゃく...
【四字熟語】 二河白道 【読み方】 にがびゃくどう 【意味】 水と火の二つの川に挟まれたひとすじの白い道。極楽の彼岸に到達する道にたとえたもの。 【語源・由来】 水の川と火の川を貪りと怒りにたとえ、この二つの川に挟まれた...
【四字熟語】 転迷開悟 【読み方】 てんめいかいご 【意味】 迷いを転じて悟りを開くこと。いろいろな煩悩の迷いから解脱して、涅槃の悟りに達すること。 【典拠・出典】 - 転迷開悟(てんめいかいご)の使い方 転迷開悟(てん...
【四字熟語】 電光影裏 【読み方】 でんこうえいり 【意味】 人生ははかないものだが、悟りを得た人の魂は滅びることがないということ。 【語源・由来】 中国宋の僧祖元が元の兵に襲われて、首を斬られようとしたとき唱えた経文の...
【四字熟語】 大惑不解 【読み方】 たいわくふかい 【意味】 自分の心の惑いがわかっていない者は一生の間真理を悟ることができない。また、いろいろ疑い迷って、疑問がなかなか解けないこと。 【語源・由来】 「大惑」は自分の心...
【四字熟語】 大悟徹底 【読み方】 たいごてってい 【意味】 仏教で完全に煩悩をすて、悟りきること。 【典拠・出典】 『無門関』「二」 【類義語】 ・廓然大悟(かくねんたいご) 大悟徹底(たいごてってい)の使い方 大悟徹...
【四字熟語】 大隠朝市 【読み方】 たいいんちょうし 【意味】 真の隠遁者は山中などにいるのではなく、一見一般の人と変わらない生活をしているものだということ。 【語源・由来】 「大隠」は真に悟りを得た隠者のこと。「朝市」...
【四字熟語】 即身成仏 【読み方】 そくしんじょうぶつ 【意味】 生きたまま仏になること。また出家しないで在家のまま悟りを開くことも指す。 【語源・由来】 「即身」は生身のままという意味。真言密教の教え。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 先知先覚 【読み方】 せんちせんがく 【意味】 一般の人より先に道理を知りさとること。またその人。また、学問や人格、見識などがすぐれている人。 【典拠・出典】 『孟子』「万章・上」 先知先覚(せんちせんがく...
【四字熟語】 生滅滅已 【読み方】 しょうめつめつい 【意味】 生と滅、生きることと死ぬことがなくなって、ともに存しないこと。生滅無常の現世を離れて生死を超越した涅槃に入ること。 【語源・由来】 仏教の語。 【典拠・出典...
【四字熟語】 初転法輪 【読み方】 しょてんぼうりん 【意味】 釈尊が悟りを開いたのち、初めて行った鹿野苑の説法のこと。 【語源・由来】 「転法輪」は仏の教えを説くこと。 【典拠・出典】 - 初転法輪(しょてんぼうりん)...
【四字熟語】 上求菩提 【読み方】 じょうぐぼだい 【意味】 菩薩が上に向かって悟りの道を求めること。菩薩が行う自利の行。 【語源・由来】 「上求」は上に求めること。「菩提」は煩悩を断ち切って正しい知恵を得、悟りを開くこ...
【四字熟語】 衆生済度 【読み方】 しゅじょうさいど 【意味】 仏道によって生きているものすべてを迷いから救い、悟りの境地へ導くこと。 【語源・由来】 「衆生」はすべての生きもの、「済度」は仏道によって苦海から救い出し、...
【四字熟語】 寂光浄土 【読み方】 じゃっこうじょうど 【意味】 仏の住んでいる世界。また、仏道に励んで究極の悟りに達した境界のこと。 【語源・由来】 「寂」は真理の静寂、「光」は真知の光照。「浄土」は汚れのない国。 【...
【四字熟語】 寂滅為楽 【読み方】 じゃくめついらく 【意味】 迷いから解放された悟りの境地に、真の安楽があるということ。 【語源・由来】 仏教語。「寂滅」は「涅槃」と同義で、煩悩を捨て去った悟りの境地のこと。 【典拠・...
【四字熟語】 三舎退避 【読み方】 さんしゃたいひ 【意味】 相手にとてもかなわないと思って遠慮する、恐れ避けること。 【語源・由来】 「舎」は軍隊の一日の行程で、一舎は三十里(当時の一里は四〇五メートル。三十里は訳十二...
【四字熟語】 虚融澹泊 【読み方】 こゆうたんぱく 【意味】 悟りの境地にいたること。 【語源・由来】 「虚融」は邪心がなく、心になんのとどこおることもないということ。「澹泊」は無欲であっさりとしていること。 【典拠・出...
【四字熟語】 後生菩提 【読み方】 ごしょうぼだい 【意味】 来世に極楽往生して悟りをひらくこと。仏教の語。 【語源・由来】 「後生」とは、死後に生まれ変わること。また、死後の世のこと。来世。「菩提」とは悟りの境地のこと...
【四字熟語】 冷暖自知 【読み方】 れいだんじち 【意味】 水の冷暖は自分で飲んでみて知るように、真の悟りは修行を積み重ね、自分で会得するものであることのたとえ。 【典拠・出典】 『景徳伝灯録』「四」 冷暖自知(れいだん...
【四字熟語】 恍然大悟 【読み方】 こうぜんたいご 【意味】 思い定まらないでいるときに、一瞬のひらめきから悟りを得ること。 【語源・由来】 「恍然」は、我を忘れてうっとりするさま。「大悟」は、仏教用語で煩悩を去り、真理...
【四字熟語】 灰身滅智 【読み方】 けしんめっち 【意味】 身も心(智)も無にして悟りに達する境地をいう。小乗仏教の理想の境地。仏教の語。「身を灰にして智を滅す」とも読む。 【典拠・出典】 - 灰身滅智(けしんめっち)の...
【四字熟語】 空空寂寂 【読み方】 くうくうじゃくじゃく 【意味】 空虚で静寂なさま。執着や煩悩を除いた静かな心の境地。無心。転じて、何もなく静かなさま。また、思慮や分別のないさま。 【典拠・出典】 - 空空寂寂(くうく...
【四字熟語】 教外別伝 【読み方】 きょうげべつでん 【意味】 悟りとは言葉や文字によるものではなく、直に心へと伝えるものであるということ。 経典などから得られる文字の上での教えとは別に、直接心に伝導せしめること。 【語...
【四字熟語】 寒巌枯木 【読み方】 かんがんこぼく 【意味】 世俗を超越して無心の境地にあること。枯れた木と冷たい岩のことで、禅宗では「枯木」「寒巖」を情念を滅却するもののたとえとしていう。 【典拠・出典】 - 【類義語...
【四字熟語】 廓然大悟 【読み方】 かくねんたいご 【意味】 疑いの心が晴れて確信すること。もとは仏教のことば。 【語源・由来】 「廓然」は、心がからりと開けているさま。「大悟」は、至高の真理を悟ること。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 円頓止観 【読み方】 えんどんしかん 【意味】 人格を完成した究極の境地をいう。仏教で、すべての物事を欠けることなくそなえ雑念がなく、ただちに悟りに至る境地のこと。すべての存在が、そのまま真実の理法にかなう...
【四字熟語】 有漏無漏 【読み方】 うろむろ 【意味】 煩悩のある人と、煩悩の無い人のこと。仏教の言葉。 【語源・由来】 「漏」は六根(感覚器官である目、耳、鼻、舌、身、意の六つ)から漏れ出るもの、転じて煩悩のこと。「有...
無念無想の意味(語源由来・類義語) 【四字熟語】 無念無想 【読み方】 むねんむそう 【意味】 無我の境地に入り、無心になること。または、しっかりした考えを持っていないこと。思慮のないこと。 【語源・由来】 「無念」は雑...
不立文字の意味(語源由来・類義語) 【四字熟語】 不立文字 【読み方】 ふりゅうもんじ 【意味】 悟りの境地は、言葉で教えられるものではなく、心から心へ伝えるものだということ。悟りの境地は、言葉で表せるものではないから、...
【四字熟語】 豁然大悟 【読み方】 かつぜんたいご 【意味】 疑い迷っていたことが、からっと開け解けて真理を悟ること。 【語源由来】 「豁然」は、からっと開けるさま。「大悟」は大いに悟る、真理を悟ること。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 因機説法 【読み方】 いんきせっぽう 【意味】 その場に応じた説法を行い、真理を悟らせること。仏教の語。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・因病下薬(いんぺいかやく) ・応機接物(おうきせつもつ) ・応病与...
一超直入の意味(語源由来) 【四字熟語】 一超直入 【読み方】 いっちょうじきにゅう 【意味】 迷いを乗り越え、ただちに悟りの境地に至ることができるということ。 ひとたび迷いを超越したら、一足飛びにそのものの中に没入する...
一字不説の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 一字不説 【読み方】 いちじふせつ 【意味】 仏の悟りの内容は、言語で表現することはできない。仏法の究極の真理は、文字や言語では説き尽くせないということ。 ...
安分守己の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 安分守己 【読み方】 あんぶんしゅき 【意味】 自分の身の程をわきまえて生き、高望みをしないこと。身の丈にあった生き方をすること。 【語源・由来】 安分守己の「安...
悪人正機の意味(語源由来・出典・英語訳) 【四字熟語】 悪人正機 【読み方】 あくにんしょうき 【意味】 阿弥陀仏(あみだぶつ)の本願は、罪業(ざいごう)の深い悪人を救うことにあるとする説。 他力を本願とする浄土真宗の親...
一念発起の読み方・意味とは?(出典・類義語) 【四字熟語】 一念発起 【読み方】 いちねんほっき 【意味】 あることを成し遂げようと決心すること。もと仏教の語で、仏道に入り悟りを開こうと決心すること。 【典拠・出典】 『...
以心伝心の読み方・意味とは?(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 以心伝心 【読み方】 いしんでんしん 【意味】 無言のうちに心が通じ合うこと。考えていることが言葉を言わずにお互いが理解しあう間柄のこと。 【語源・由...