蓬頭垢面【ほうとうこうめん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)
【四字熟語】 蓬頭垢面 【読み方】 ほうとうこうめん 【意味】 身だしなみに無頓着で、むさくるしいこと。また、疲れ切った貧しい様子。乱れた髪と垢まみれの顔の意から。 【語源・由来】 「蓬頭」は、よもぎのような、ぼさぼさに...
【四字熟語】 蓬頭垢面 【読み方】 ほうとうこうめん 【意味】 身だしなみに無頓着で、むさくるしいこと。また、疲れ切った貧しい様子。乱れた髪と垢まみれの顔の意から。 【語源・由来】 「蓬頭」は、よもぎのような、ぼさぼさに...
【四字熟語】 短褐孤剣 【読み方】 たんかつこけん 【意味】 粗末な着物と一振りの剣。貧しい身なりの孤独な武士のたとえ。 【語源・由来】 「短褐」は、身分の低い人が着る、丈の短い粗末な着物。「孤剣」は、一振りの剣。転じて...
【四字熟語】 粗鹵狭隘 【読み方】 そろきょうあい 【意味】 粗末で狭苦しいこと。 【語源・由来】 「粗鹵」は、粗末なこと。「鹵」は、おろそか。「狭隘」は、見識や視野などの狭いこと。 【典拠・出典】 - 粗鹵狭隘(そろき...
【四字熟語】 相如四壁 【読み方】 しょうじょしへき 【意味】 司馬相如は若いころ非常に生活に困り、家はただ四方の壁しかなかった故事。 【語源・由来】 「相如」は漢代の人、司馬相如。賦ふに巧みで、のちに武帝に重用された。...
【四字熟語】 無告之民 【読み方】 むこくのたみ 【意味】 訴えるすべをもたない無力な人びと。貧しい下積みの人、老人などの弱者をいう。 【典拠・出典】 『書経』「大禹謨」 無告之民(むこくのたみ)の使い方 無告之民(むこ...
【四字熟語】 敝衣蓬髪 【読み方】 へいいほうはつ 【意味】 ぼろぼろで、きたないいでたち。なりふりにかまわぬこと。 【語源・由来】 「敝衣」はぼろぼろの衣服。「蓬髪」はよもぎのようにのびて乱れた髪のこと。 【典拠・出典...
【四字熟語】 貧富貴賤 【読み方】 ひんぷきせん 【意味】 貧しい者と富める者、身分の尊い者と賤しい者。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・貴賎貧富(きせんひんぷ) 貧富貴賤(ひんぷきせん)の使い方 貧富貴賤(ひんぷきせ...
【四字熟語】 貧者一灯 【読み方】 ひんじゃのいっとう 【意味】 まごころの貴いことのたとえ。貧しい者からのわずかばかりの寄進のこと。真心がこもり、富める者の豪勢に勝るという意味。 【語源・由来】 阿闍世王が仏のために宮...
【四字熟語】 篳路藍縷 【読み方】 ひつろらんる 【意味】 たいへん苦労をして働くこと。貧しく身分の低い身から出発し、困難を乗り越えて事業をはじめること。柴で作った粗末な車とぼろの着物のこと。 【語源・由来】 「篳」はい...
【四字熟語】 反首抜舎 【読み方】 はんしゅばっしゃ 【意味】 あわれな姿になって野宿すること。 【語源・由来】 「反首」は髪の毛をふり乱して垂らした哀れな姿のこと。「抜舎」は野宿をすること。 【典拠・出典】 『春秋左氏...
【四字熟語】 白屋之士 【読み方】 はくおくのし 【意味】 仕官せず貧困な読書人をいう。 【語源・由来】 「白屋」は白い茅でふいた屋根の家、転じて庶民や貧乏人の家のこと。 【典拠・出典】 『説苑』「尊賢」 白屋之士(はく...
【四字熟語】 土階茅茨 【読み方】 どかいぼうし 【意味】 宮殿の質素なさま。 【語源・由来】 君主の質素の美徳をたたえた語。「土階」は土を盛ってきずいた質素な階段。「茅茨」はかやぶきの屋根や家。 【典拠・出典】 『史記...
【四字熟語】 土階三等 【読み方】 どかいさんとう 【意味】 質素な住居のたとえ。 【語源・由来】 「土階」は土の階段。「等」は階段という意味。 【典拠・出典】 『呂子春秋』「召類」、『史記』「太史公自序」 【類義語】 ...
【四字熟語】 鳥面鵠形 【読み方】 ちょうめんこくけい 【意味】 飢えのためにひどくやせ衰えているさま。 【語源・由来】 「鵠」はくぐい。 【典拠・出典】 『資治通鑑』「梁紀」 【類義語】 ・鳩形鵠面(きゅうけいこくめん...
【四字熟語】 朝齏暮塩 【読み方】 ちょうせいぼえん 【意味】 極貧のたとえ。 【語源・由来】 朝に塩づけの野菜を食べ、晩に塩をなめるような生活のこと。赤貧。「齏」はなます・あえもの・つけ物・粗食。 【典拠・出典】 韓愈...
【四字熟語】 昼耕夜誦 【読み方】 ちゅうこうやしょう 【意味】 貧乏な生活のなかで勉学に励むこと。 【語源・由来】 「誦」はそらんじること。昼間は畑を耕して仕事をし、夜になってから書物をそらんじて勉強をするという意味か...
【四字熟語】 断薺画粥 【読み方】 だんせいかくしゅく 【意味】 貧乏に耐えて勉学に励むこと。 【語源・由来】 「薺」はなずな(ぺんぺん草)のことで、「断薺」はなずなをきざむこと。「画」はたてよこに線を引いて四つに区切る...
【四字熟語】 短褐穿結 【読み方】 たんかつせんけつ 【意味】 貧者や卑しい人の着物。 【語源・由来】 「短褐」は短い荒布の着物。「穿結」は破れたのを繕い合わせること。また、その衣服。いずれも貧者の粗末な着物という意味。...
【四字熟語】 曾参歌声 【読み方】 そうしんのかせい 【意味】 貧しくても高潔で私欲にとらわれないことのたとえ。 【語源・由来】 「曾参」は人名で、孔子の弟子の曾子こと。 中国春秋時代、孔子の弟子の曾子が衛で暮らしていた...
【四字熟語】 簇酒斂衣 【読み方】 そうしゅれんい 【意味】 貧しい生活のたとえ。 【語源・由来】 「簇」は集めるという意味で、「簇酒」は杯に一杯ずつ集めた酒のこと。「斂」は物を乞うという意味で、「斂衣」は端ぎれを乞い集...
【四字熟語】 痩骨窮骸 【読み方】 そうこつきゅうがい 【意味】 やせて窮乏している身。老いぼれという意味。 【典拠・出典】 『長生殿』「弾詞」 痩骨窮骸(そうこつきゅうがい)の使い方 痩骨窮骸(そうこつきゅうがい)の例...
【四字熟語】 糟糠之妻 【読み方】 そうこうのつま 【意味】 貧しいときから一緒に苦労を重ねてきた妻。 【語源・由来】 「糟糠」は酒かすと米ぬかのことで、粗末な食べ物という意味。粗末な食べものを分けあって、貧乏暮らしの苦...
【四字熟語】 千里無烟 【読み方】 せんりむえん 【意味】 民衆の生活が窮乏をきわめていること。 【語源・由来】 千里四方にわたって、食事の準備をする竈の煙が立ちのぼらないという意味から。 【典拠・出典】 『三国志』「魏...
【四字熟語】 穿壁引光 【読み方】 せんぺきいんこう 【意味】 苦学のたとえ。貧困にもかかわらず、熱心に学問に励むこと。 【語源・由来】 壁に穴をあけ、その穴からもれる隣の家の光で読書をすること。 【典拠・出典】 『西京...
【四字熟語】 上漏下湿 【読み方】 じょうろうかしゅう 【意味】 貧乏なあばら家のさま。屋根からは雨が漏り、床からは湿気が上がってくるという意味。 【典拠・出典】 『荘子』「譲王」 【類義語】 ・上漏旁風(じょうろうぼう...
【四字熟語】 小家碧玉 【読み方】 しょうかへきぎょく 【意味】 貧しい家庭に育った美しい娘のこと。また、とるにたらないような家の大事な宝物のこと。 【語源・由来】 「小家」は貧しい家、また、自身の家の謙称。「碧玉」は青...
【四字熟語】 残杯冷炙 【読み方】 ざんぱいれいしゃ 【意味】 ひどい待遇や冷たい扱いをされること。恥辱や屈辱を受けるたとえ。貧しい食事や食べ残しで接待されるような屈辱を受けること。 【語源・由来】 「残杯」は他人が飲み...
【四字熟語】 鑿壁偸光 【読み方】 さくへきとうこう 【意味】 苦学することのたとえ。壁に穴をあけて隣家の光をぬすんで学ぶという意味。 【語源・由来】 「鑿」はうがつ、穴を開けること。「偸」はぬすむこと。 前漢の匡衡が若...
【四字熟語】 困苦欠乏 【読み方】 こんくけつぼう 【意味】 生活するのに必要な物の不足で苦しむこと。 【語源・由来】 「困苦」は困り苦しむこと。「欠乏」は必要なものが乏しいという意味。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ...
【四字熟語】 孤苦零丁 【読み方】 こくれいてい 【意味】 身寄りがなく生活に苦しむこと。 【語源・由来】 「孤苦」は孤独で貧しくて生活に困窮すること。「零丁」は孤独のさま 【典拠・出典】 白居易「祭弟文」 【類義語】 ...
【四字熟語】 菽水之歓 【読み方】 しゅくすいのかん 【意味】 貧しい生活をしながらも、親に孝養を尽くして喜ばせるということ。 【語源・由来】 「菽水」は豆と水。きわめて粗末な食べ物のこと。また貧しい生活をいう。「歓」は...
【四字熟語】 黄茅白葦 【読み方】 こうぼうはくい 【意味】 黄色のちがやと白のあし。やせた土地の形容。 【語源・由来】 「茅」はちがや、イネ科の多年草で屋根を葺くのに用いる。「葦」は植物のあしのことで、イネ科の多年草。...
【四字熟語】 広厦万間 【読み方】 こうかばんげん 【意味】 非常に大きな家のたとえ。転じて、貧しい人々を庇護することのたとえ。 【語源・由来】 「厦」は、大きな家。「広厦」は、広くて大きな家のこと。「間」は、柱と柱の間...
【四字熟語】 曲肱之楽 【読み方】 きょくこうのたのしみ 【意味】 清貧に甘んじて学問に励み、正しい道を行う楽しみ。また、貧しさの中にある楽しみ。 【典拠・出典】 『論語』「述而」 曲肱之楽(きょくこうのたのしみ)の使い...
【四字熟語】 匡衡壁鑿 【読み方】 きょうこうへきさく 【意味】 貧しい生活をしながら勉学に励みがんばること。苦学すること。 【故事】 若い頃匡衡は貧しく灯油の油が買えなかったため、壁に穴をあれて隣家の明かりで勉強したと...
【四字熟語】 釜魚甑塵 【読み方】 ふぎょそうじん 【意味】 非常に貧しいという意。 【語源・由来】 甑に塵がつもり、鍋にはボウフラが沸き炊事をすることができないほど非常に貧しいということから。 【典拠・出典】 - 【類...
【四字熟語】 魚菽之祭 【読み方】 ぎょしゅくのまつり 【意味】 粗末な祭り。 【語源・由来】 「菽」は豆類の食べ物。 【典拠・出典】 『春秋公羊伝』「哀公六年」 魚菽之祭(ぎょしゅくのまつり)の使い方 魚菽之祭(ぎょし...
【四字熟語】 甑塵釜魚 【読み方】 そうじんふぎょ 【意味】 とても貧しいことのたとえ。 【典拠・出典】 『後漢書』「独行」 【類義語】 ・悪衣悪食(あくいあくしょく) ・一汁一菜(いちじゅういっさい) ・節衣縮食(せつ...
【四字熟語】 窮途之哭 【読み方】 きゅうとのこく 【意味】 貧しくて、生活に困窮した悲しみのこと。 【故事】 中国の晋の阮籍が行き止まりで進めずに嘆き悲しんだという故事から。 【典拠・出典】 王勃「滕王閣序」 窮途之哭...
【四字熟語】 家貧孝子 【読み方】 かひんこうし 【意味】 家が貧しいと孝行な子供ができるということ。また、人は逆境のときこそ真価があらわれるということ。「孝子」は親孝行な子供の意。 【語源・由来】 「家貧しくして孝子出...
【四字熟語】 窮猿投林 【読み方】 きゅうえんとうりん 【意味】 困っているときには、あれこれとえり好みなどしている余裕はないたとえ。貧窮しているときには俸禄や官職などをえり好みしている余裕はないたとえ。逃げ場の無い状況...
【四字熟語】 粗酒粗肴 【読み方】 そしゅそこう 【意味】 粗末な食事と酒のこと 酒宴をもてなす側が謙遜して使う言葉。 【典拠・出典】 - 粗酒粗肴(そしゅそこう)の使い方 粗酒粗肴(そしゅそこう)の例文 粗酒粗肴ですが...
【四字熟語】 甕牖縄枢 【読み方】 おうゆうじょうすう 【意味】 貧しく粗末な家の形容。かめの口のように小さな丸窓と縄を枢(とぼそ:戸の開閉をする軸)の代わりにした家の意味。 「甕」はかめ、「牖」は窓のこと。 【典拠・出...
【四字熟語】 衣履弊穿 【読み方】 いりへいせん 【意味】 貧賤の人の服装をいう。衣服や靴がつかれ破れる意。 【語源・由来】 「履」は靴、履き物の意。「弊」はつかれ破れる。「穿」は穴が開くこと。 【典拠・出典】 『荘子』...
【四字熟語】 一瓢一箪 【読み方】 いっぴょういったん 【意味】 わずかばかりの飲食物。清貧に甘んじる生活のたとえ。 【語源・由来】 一つのひさご(瓢)に入れた飲み物と、一つのわりご(箪)に盛った食物の意から。「論語」雍...
一裘一葛の意味(出典) 【四字熟語】 一裘一葛 【読み方】 いっきゅういっかつ 【意味】 一枚のかわごろもと、一枚のくずかたびら。他に着替えがないことから、貧乏のたとえ。 【典拠・出典】 韓愈「送石処士序」 一裘一葛(い...
安歩当車の意味(英語訳) 【四字熟語】 安歩当車 【読み方】 あんぽとうしゃ 【意味】 歩くよりも車に乗る方が誰でも楽でいいに決まっているが、車を買えるほどのお金がないから車の代わりにゆっくりと歩こうという意味。貧乏に安...
粗酒粗餐の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 粗酒粗餐 【読み方】 そしゅそさん 【意味】 安物の酒と粗末な食事のこと。客に出す料理や酒を謙遜していうことば。 【語源・由来】 「餐」は食べ物のこと。「粗酒」は...
粗衣粗食の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳) 【四字熟語】 粗衣粗食 【読み方】 そいそしょく 【意味】 簡素な暮らし。貧しい暮らし。 【語源・由来】 「粗」とは、粗末で質が良くないこと。 「衣」「食」とは、生活の...
【四字熟語】 環堵蕭然 【読み方】 かんとしょうぜん 【意味】 家が非常に狭く、みすぼらしくさびしいさま。物さびしく荒れ果てたさま。 【語源由来】 「環堵」は小さく狭い家のこと。四方それぞれ一堵の家の意。 「環」...
【四字熟語】 家徒四壁 【読み方】 かとしへき 【意味】 きわめて貧しいことのたとえ。 【語源・由来】 「徒」は「わずかに、・・・だけ」の意。 【典拠・出典】 『史記』「司馬相如伝」 【類義語】 ・家徒壁立(かとへきりつ...
【四字熟語】 寒煖饑飽 【読み方】 かんだんきほう 【意味】 寒さ、暖かさ、飢え、満腹といった日常生活の苦しみや楽しみのこと。苦楽と同意。貧乏と裕福。 【語源由来】 「寒煖」は寒さと暖かさ。「饑飽」は飢えることと満腹にな...
【四字熟語】 雲竜井蛙 【読み方】 うんりゅうせいあ 【意味】 地位の高下、貴賎、賢愚など隔たりのはなはだしいこと。 【語源・由来】 「雲竜」は雲に乗って天に昇る竜で、貴人のたとえ。「井蛙」は井戸の中のカエルで、賤しい人...
鴉巣生鳳の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 鴉巣生鳳 【読み方】 あそうせいほう 【意味】 愚鈍な親がすぐれた子を生むたとえ。また、貧しい家からすぐれた人が出るたとえ。 【語源・由来】 鴉(からす)の...
悪木盗泉の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 悪木盗泉 【読み方】 あくぼくとうせん 【意味】 たとえ困窮しても、わずかな悪事にも身を近づけないたとえ。悪事に染まるのを戒める語。 【語源・由来】 「悪木...
【四字熟語】 悪衣悪食 【読み方】 あくいあくしょく 【意味】 質素で粗末な衣服や食物。 豊かでない生活のたとえ。 【語源・由来】 「悪衣悪食」の「悪」は「粗末である」意を表します。「悪食」は「あくじき」と読むと「ゲテモ...